　【明慧日本2025年7月26日】

　山東省龍口市の姚建禄さんと田安家さんが連行される

　2025年7月18日午前、龍口市政治保安大隊の警官が龍口市小姚家の法輪功学習者・姚建禄さんの勤務先を訪れ、姚建禄さんを不当に連行した。警官は、姚建禄さんの家を家宅捜索し、法輪功創始者の写真3枚、法輪功書籍を押収した。午後5時、姚建禄さんの家族が彼に電話をかけたが、最初はつながらず、後に公安局の警官が電話に出た。家族は北馬分局で供述を求められ、事情を尋ねても相手は答えず、自宅で待つようにと言われた。午後6時過ぎ、数人の警官が姚建禄さんの衣服と携帯電話を自宅に届けた。午後6時、姚建禄さんは刑事拘留され、龍口張家溝留置場に拘禁された。

　18日正午、龍口後田の法輪功学習者・田安家さんの自宅に警官が押し入った。3人の警官が家宅捜索をし、法輪功創始者の写真2枚、数冊の『明慧週刊』、そして煉功用のプレーヤーを押収した。理由は監視カメラの映像から、田安家さんが法輪功に関する文言を書いたステッカーを貼ったからだという。

　遼寧省清原県の陳継娥さんと陳貴存さん夫婦が連行される

　遼寧省清原県呉家溝の法輪功学習者・陳継娥さんと夫の陳貴存さんは、法輪功についての文言を書いた垂れ幕を掲げるために車で行った。7月21日夜10時ごろ自宅で警官に連行され、家宅捜索され、私物が押収された。

　雲南省の西山区裁判所が、張貞一さんに対する裁判を企む

　雲南省昆明市西山区裁判所は、法輪功学習者・張貞一さん（78歳女性）に対し、2025年7月29日に裁判を行う計画を立てている。

　四川省成都市の孟月秋さんが裁判に直面

　2024年5月7日、四川省成都市郫都区唐昌鎮の法輪功学習者・孟月秋さんが都江堰派出所に連行された。都江堰裁判所は孟さんに対して裁判を行う予定である。

　武漢市江漢区の余建芸さんが連行され、行方不明に

　湖北省武漢市江漢区の法輪功学習者・余建芸さん（67歳女性）は、7月初旬に派出所の警官によって連行され、現在、行方不明となっている。

　甘粛省慶陽市の張治和さんが連行される

　2025年5月26日、甘粛省慶陽市西峰区董志鎮在住の法輪功学習者・張治和さん（60歳前後）は、西峰東湖公園で法輪功迫害の真相を伝えていたところ、公安の警官に連行され、家宅捜索を受けた。

　河北省懐来県の数人の法輪功学習者が警官に嫌がらせされる

　河北省懐来県東花園鎮の法輪功学習者・呉玉蓮さん、趙玉華さん、劉素梅さん、郜素娥さん、楊巨雲さん、楊巨声さん、席平さんは、6月中旬に嫌がらせを受けた。2人の警官が法輪功学習者たちを訪れ、写真を撮影しようとした。楊巨雲さんは村大隊の職員で、訪れた警官は「写真撮影だけだ」と説明したが、楊巨雲さんは「前回騙されたので、今回は絶対に写真撮影はしない」と拒否した。

　呉玉蓮さんは店を経営している。警官は消防設備の点検のため、協力してほしいと呉玉蓮さんに写真を撮るよう求めた。呉玉蓮さんは特に疑わず応じたが、後で騙されたことに気づいた。席平さんは警官が訪ねてきたとき、不在だったが、夫が電話で「家に人が来ている」と伝えた。警官が席平さんの夫から電話を受け取り「写真を撮る必要がある」と言ったが、席平さんは「勝手に写真を撮るのは肖像権の侵害だ」と反論した。警官らは「あなたのプライバシーを保護する」と答えたが、席平さんは「あなたたちは違法行為をしている！」と電話を切った。

　河北省懐来県東花園鎮瑞雲観郷の法輪功学習者たちは6月上旬に嫌がらせを受けた。翟麗さんは庭で作業中、訪ねてきた警官が「ここには賃貸物件はあるか？」と尋ねた。翟麗さんは親切に教えてあげたが、家を出た後、警官が隣の法輪功学習者の家に行ったのを見て、騙されたことに気づいた。嫌がらせを受けたのは、方玉娥さん、王普さん、封瑞東さん、封金華さん、翟金全さん、康淑榮さん、封永平さん、封樹玲さん、賈永娥さん、封密榮さん、白金葉さんである。

　河北省懐来県小南辛堡鎮の法輪功学習者・賈占花さんも嫌がらせを受けた。7月16日、賈占花さんが食事中に、夫が「あなたを探しているよ」と叫んだ。近づくと、小南辛堡鎮派出所の警官・付強と高峰だった。賈占花さんは夫が彼らに用意した水を見て、「飲んでください」と言った。付強は「この数日間、市が検査を行う。法輪功を対象としたものだ。家にあるものを片付けておくように。何か見つかったら逮捕する」と言った。賈占花さんの夫は「カレンダーが一つあるだけだ」と急いで答えた。賈占花さんは付強の言葉を無視した。付強は「話を遮るな。聞こえたか」と言った。賈占花さんは微笑んで「分かりました」と答えた。そして、警官らは去って行った。

　長春市緑園公安分局の青年路派出所が臧麗さんに嫌がらせ

　2025年3月13日、吉林省長春市緑園公安分局青年路派出所の警官・楊と青年路街道宇航コミュニティの職員・嬌嬌が微信で臧麗さんに写真を送るよう要求した。臧麗さんは拒否した。その後、臧麗さんの子供が彼らに臧麗さんの以前の写真を送った。

　2020年11月のある日、長春市緑園公安分局青年路派出所の警官3人が、夜7時過ぎに臧麗さんの自宅のドアを叩いた。臧麗さんがドアを開けると、彼らは入って、大きなバックを押収した。その中には全ての法輪功書籍と法輪功創始者の写真師父1枚が入っていた。その後、臧麗さんを強制的に青年路派出所へ連行した。警官らは臧麗さんに指紋、手掌紋、足跡を強制的に押させ、正面の写真を撮影した。その後、臧麗さんは市病院で強制的に身体検査を受けさせられ、尿路感染と診断されたが、それでも警官らは臧麗さんを強制的に苇子溝拘留所に送った。拘留所は受け入れを拒否したが、青年路派出所の警官は「座禅をすれば良くなる！」と言って、拘留所に強制的に収容させた。拘留所で、臧麗さんは強制的に裸体検査を受けさせられ、下着と囚人服のみを着用させられた。15日後、拘留所を出る際、臧麗さんは署名した後、弟に迎えられて帰宅した。

　2003年春、長春市公安局南湖派出所の警官2人が温室で臧麗さんの夫を見つけ、強制的に夫を連れて夫の実家に行き、そこにいる臧麗さんを連行した。2人の警官は臧麗さんを強制的に大棚に連れて行き、埋め隠した『轉法輪』を掘り出させ、押収した。その後、警官らは臧麗さんを大広拘留所に連行した。十数日後、南湖派出所の警官は臧麗さんを吉林省の黒嘴子労働教養所に送った。臧麗さんは1年の労働教養を受けた。

　臧麗さんは黒嘴子労働教養所で、強制的に髪を切られ、囚人服を着せられ、点呼させられ、奴隷労働を課された。また、番号を付けられ、「転向」を強いられて署名させられ、思想報告を書かされた。さらに、強制的に法輪功創始者や法輪功を罵る言葉を書かされ、残業させられた。1年後、臧麗さんは弟に迎えられ、長春市緑園公安分局四間房派出所で弟が代筆署名した後、帰宅した。

　遼寧省瓦房店市の龐麗娟さんが連行される

　遼寧省大連市瓦房店市の法輪功学習者・龐麗娟さんは、2025年7月21日午後1時ごろ、瓦房店市祝華派出所の警官5、6人に自宅に押し入られ連行され、同時に法輪功関連書籍などが押収された

　河北省張家口市懐来県の法輪功学習者2人が嫌がらせされる

　河北省張家口市懐来県の法輪功学習者・賈占花さんと王翠娥さんが派出所の警官から嫌がらせを受けた。

　山東省イ坊市の杜効新さんが留置場に拘禁

　山東省イ坊市の法輪功学習者・杜効新さんは2025年7月16日、イ坊市大胥家小区の入り口で法輪功迫害の真相を伝えていたとき、イ城区西関派出所の警官に連行された。現在、杜さんはイ坊市留置場に拘禁されている。

　遼寧省朝陽市の政法委員会が劉曉光さんの信仰の自由を侵害

　2025年7月10日、遼寧省朝陽市政法委員会は北票市教育局に圧力をかけ、北票市西官中学校の教師である劉曉光さんに、法輪功を学んでいるかいないかを表明させようとした。

　信仰の自由は憲法が市民に与えた権利である。朝陽市政法委員会の職員は法の執行をするはずだが、法を犯した。中国共産党の過去の政治運動はすべて「使い捨て」の手段であった。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）