　【明慧日本2025年7月28日】アメリカ・ラスベガス市の法輪功学習者（以下、学習者）は7月20日、同市のカジノ通りにあるヴェネチアンホテル前で「反迫害26周年記念」の活動を開催し、人々に中共の悪行を明らかにし、法輪功（ファールンゴン）への迫害の停止と中共の解体を呼びかけた。

　カジノの街ラスベガスの夏は非常に暑く、夕方になっても気温は摂氏約38度）近くに達している。しかし、カジノ通りには依然として多くの人々が行き交っていた。学習者は、真夏の酷暑の中、大通りの一角にテントを設置し、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝えるパネル資料を並べ、横断幕を広げた。功法の実演を行い、キャンドルを灯して中共の迫害で死亡した学習者を追悼し、資料を配り、迫害に反対する署名活動を行った。

'图1～4：二零二五年七月二十日，美国拉斯维加斯的法轮功学员，在赌场大道的威尼斯酒店前举行了反迫害26年的活动，学员们进行功法展示和烛光夜悼。'

7月20日、ラスベカスのヴェネチアンホテル前で行われた、「反迫害26周年記念」活動

'图5～10：赌场大道上往来游客穿梭不息，有游客表示想学习法轮功，有的阅读<span class='voca' kid='62'>真相</span>条幅，与学员交谈了解真相。'

迫害の実態を伝える横断幕とパネル資料を熱心に読む市民や観光客

　1999年7月20日以来、中共は法輪功に対する全面的な迫害を開始し、今年で26年が経った。「名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅する」といった政策から始まり、さらには学習者から生体臓器収奪して売買するという、極めて邪な行為にまで発展し、その残虐さは年々エスカレートしている。

　近年、中共はその邪な弾圧手段を国内にとどまらず、海外の民主国家にまで拡大し、「国境を超えた弾圧」を行っている。法輪功に対する虚偽情報の流布や、神韻芸術団への中傷、さらには爆破予告などもその一環である。このような中共の残忍な抑圧に直面しても、学習者は反迫害活動は止めようとはこしていない。

　法輪功を支持し署名する人々

　平和で厳かな光景が道行く人々の注目を集め、多くの人が腰をかがめ、パネル資料の内容を熱心に読んだり、学習者の説明に耳を傾けたり、疑問に思ったことを質問したりしていた。迫害の実態を知った多くの人が自発的に反迫害の署名用紙に名前を書き、学習者への支持を表明した。

'图11～14：很多人走上前来了解真相后，纷纷在反迫害征签表签下名字，以表达对法轮功学员的支持。'

迫害に反対し署名する市民や観光客

　5、6人の若者が学習者の説明を聞いて資料を求めた。学習者が法輪功の第二式の功法を実演しているのを見て、興味深々で、「頭頂抱輪」の動作を真似して写真を撮った。ある黒人の家族がいて、両親と数人の子どもたちが遠く離れた場所に立って、学習者が「法輪周天法」を行う様子を見ていた。父親も学習者と同じ動きを真似て煉功を始めた。、彼らはしばらく立ち止まり、長い間見た後ゆっくりと立ち去った。

　活動の現場では、多くの人が学習者と交流した。中国で起きているこの迫害は、自由な世界で暮らす彼らにとって衝撃的で信じがたいものであり、中には自分の考えを話す人もいた。

　地元の若い男性「あなたたちが伝える真実がとても意義があり、大いに成功されることを願う」

　地元住民のクリスさんは、両親と一緒に暮らしている。彼は中共の独裁政権について知っており、「問題は中国人にあるのではなく、中共にあります。中国の人々はとても良い人たちです。中共は民主主義や自由な思想の広がりを恐れているのです」と話した。

　それにしても、中共が学習者に対して行っている残酷な迫害や生体臓器収奪の話を聞いたとき、クリスさんは非常に衝撃を受け、信じがたい思いを抱いた。

　クリスさんは続けて、「人々は目を覚ます必要があります。中共は世界中に共産主義を広めようとしているが、アメリカが強い限り、それはできないと思います。多くのアメリカ人は今持っている自由や人権を当然のことと思っているが、独裁国家ではそれらは存在しないのです」と述べた。

　学習者が迫害の実態を伝えていることについて、クリスさんは「この活動を支持できることを嬉しく思います。できるだけ多くの署名が集まり、迫害が止まることを願っています。あなたたちのしていることは本当に意義があります。大いに成功されることを願っています」と語った。そして喜んで「迫害を終わらせるための署名用紙」に名前を書いた。

　スペイン人若い女性「中共は有罪ある」

　スペインから観光で家族と共にラスベガスを訪れていたケセメさんは、学習者が煉功している様子を見て興味を持ち、学習者と一緒に第三式の功法の動作を真似て煉功していた。

スペインから観光で家族とラスベガスを訪れていたケセメさん（右）

　ケセメさんは学習者に「これはヨガですか？」と尋ねた。学習者は「これはヨガではなく、法輪功という仏家の修煉方法です。五式のゆったりとした功法の動作があり、心を穏やかにし、心身の健康にとても良いのです」と説明した。

　　ケセメさんは強い関心を示し、真剣な表情でパネル資料を見つめていた。そして、中共が学習者に対して行っている残酷な迫害の実情を知ると、非常に驚き、「中共は有罪です」と言った。

　ネバダ大学ノース校の学生「真実を伝えているあなたたちが本当に素晴らしい」

　クリスティアンさん、ケールスさん、ジェイデンさんは、ネバダ大学ノース校の学生で、休暇中に連れ立ってラスベガスを訪れていた。3人は中国で起きているこの迫害について聞いたことがあり、「本当にひどい。あまりにも邪悪だ」と口をそろえて言った。

'图16：北内华达大学的学生听说过在中国发生的这场迫害，表示：“这实在是太糟糕了，太邪恶了。”'

観光でラスベガスを訪れていたネバダ大学ノース校の学生3人

　学習者は3人の学生に『法輪功保護法案』について紹介し、今年5月5日にこの法案が再び米国下院で全会一致で可決されたことを伝えた。これは、米国議会が初めて学習者への迫害や、生体臓器収奪に関与した者に対して法的制裁を行うという拘束力ある約束を示したものである。法案は、中共による法輪功への迫害を即刻停止するよう求めている。3人はこの話を聞いて口々に賛同し、「この法案は本当に素晴らしい」と支持を表明した。

　3人は学習者が真実を伝えていることに対して称賛の意を示し、「真実を伝えているあなたたちが本当に素晴らしいです」と語った。そして、自ら進んで多くの迫害の実態を伝える資料を学習者から受け取り、「家族や友人にも読ませる」と話した。そして喜んで署名をし、記念写真も一緒に撮った。