　【明慧日本2025年7月28日】ラトビアの首都リガで「法輪大法修煉体験交流会」が7月20日、盛大に開催された。ラトビア各地から法輪功学習者（以下、学習者）が一堂に会し、11人の学習者が、法輪大法の中で心を磨き、トラブルの中で自らを修め、試練の中で心性を高めた修煉体験を分かち合った。

「法輪大法修煉体験交流会」に参加した学習者の集合写真

「法輪大法修煉体験交流会」で修煉体験を発表する学習者

　心を修めるという言葉の意味合いを理解する

　法輪大法の修煉を始めて2年になるノルリナさんは、「心を修める」についての理解を分かち合った。彼女は次のように述べている。「長い間、私は『心を修める』とは何なのか、はっきりと分かりませんでした。ある程度は大事だと感じてはいたものの、その本当の意味を深く理解できたのは、つい最近のことでした」

　「修煉でいくつかの出来事を経験する中で、私は自分が他人からどう見られるかをとても気にしていることに気づきました。その執着の根がいかに深く、そしてどれほど広い面にわたって影響していたのかを理解するまでに、私はとても長い時間を要しました」

　「私は、何かをする時、他人に認めてもらうために行っていたことに気づきました。しかし、修煉者はそのようにしてはいけません。私が行うすべてのことは、それが正しいことであり、宇宙の特性に符合しているから行っているのであり、認められたいという執着のために行っているではないのです。このことを悟り、これまでの不愉快だった出来事を振り返ってみると、もし私にそのような執着がなければ、他人の態度は私に何の影響も与えなかっただろうと気づきました。私は、ただ正しいことをしようと努めるだけでよく、認めてもらうことを求める必要はないのです。そうすれば、私は恨みに縛られることもなく、もっと客観的に人を見ることができ、自分自身をよりよく見つめ直すことができます。私は心から、これからの修煉の道において、あらゆる試練に耐えられるようになりたいと願っています」

　学法を重んじ、協調の中で修煉する

　ラウリスさんは、ラトビアでの神韻公演の協調を通して得た修煉体験を交流した。彼は次のように語った。「師に手伝い衆生を救うために、私は常に自分の修煉を重視しなければならないと感じています。この特別な歴史の時期において、私たちは法を学ぶことを重視してこそ、物事を行う際に法の力が現れるのだと悟りました」

　「協調人になってから、私の考え方は徐々に変わっていきました。私は、師父が私に力と智慧を与えてくださり、すべてを按排してくださったことを理解しています。だからこそ、私たちは神韻をラトビアに招くことに成功し、衆生を救うための貴重な機縁を得ることができたのです。2022年からずっとこのために努力してきました。今振り返ってみても、それがどうやって実現したのか、私自身にもすべてをはっきり説明することはできません。ただ、一つだけ確かなことがあります。それは、師父がすでにすべてを按排してくださっていた、ということです」

　神韻プロジェクトを通して向上する

　ヨランタさんは、神韻プロジェクトの中で多くの困難や試練に直面した。最初、彼女はチケット販売のアドバイザーを担当し、電話応対を任された。最初の一本の電話を受けた後、ヨランタさんは、「いつ電話がかかってきても応じられるようにするには、常に前向きな心を保たなければならない」と気づいた。それ以来、彼女は毎朝、法を学び、煉功することを日課とし始めた。

　「チケット販売を担当する中で、師父は私にこの分野で向上する機会を与えてくださいました。まず私は、電話応対における言葉遣いを改善し、感情に左右されず、できるだけ理性的な対応を心がけるようにしました。さらに、学習者とのより良い協調の仕方も学びました。何か分からないことがあれば、自分で抱え込まず、学習者に助けを求めるようにしました」

　公演期間中、ヨランタさんは劇場ロビーでの警備を担当した。そこで困難に直面した際には、他の学習者と協調しなければならなかったが、物事はいつも順調に進むわけではなく、誤解が生じることも避けられなかったという。

　ヨランタさんは次のように語った。「こうした状況を分析する中で、自分にどんな問題があるのかを見つめ直しました。すると、自分に『歓喜心』があることに気づきました。そして、執着はまさにこの点を利用していたのです。さらに私は、『自分はロビーでの仕事に向いている』という観念も持っていたことにも気づきました」

　「私にとって、ラトビアでの神韻公演に参加できたことは、とても貴重な体験でした。私は、来年も神韻が再びリガに来てくれることを心から願っています。ラトビアの人々は神韻を待ち望んでいます。なぜなら、私は公演中や終演後に、彼らが感動している姿を実際に目にしたからです。熱烈な拍手を送り、涙をぬぐう人もいれば、興奮して友人と観賞の感想を分かち合う人もいました。師父に感謝します。同修の皆さんにも感謝します！　来年も、私は引き続き神韻のお手伝いをします。なぜなら、これはラトビアの同胞を救い、彼らに幸福な未来をもたらすことができるからです」

　他人の不足を受け入れることを学ぶ

　イルゼさんは、内に向けて自分を探すという修煉体験を分かち合った。彼女の普段の仕事は、新しい従業員の発掘、評価、採用などを担当している。イルゼさんは次のように語っている。「常人社会で修煉する中で、私は『常人の感情を超え、同僚をあるがままに受け入れる』ことが必要だと悟りました。そしてそれを理解し、受け入れた時、思いもよらない新たな試練がやってきました。それは、私の周囲に非常に非理性的な数人が現れ、私の平穏で理性的だった日常をかき乱し始めたのです」

　「内に向けて自分を探す中で、私は、他人に見えていた『自律の欠如』が、実は自分にもあることに気づきました。私は精進している修煉者とは言えず、毎日行うべき三つのことをきちんとやっていませんでした。発正念や真相を伝えることにも精進できていませんでした。師父の新しい経文『目覚めなさい』を拝読してから、私はそれまで『理性がない』『自律が足りない』と思っていた人たちを、まったく違う目で見るようになりました」

　修煉者の心理状態で魔難を見る

　ジュディテさんは、病業の虚像を突破した過程について交流した。彼女は次のように述べている。「実際のところ、これは一つの試練であり、私がこの出来事をどう考え、どう感じ取り、どう対応するかを試されていたのです。これは私自身の理解の問題であり、同時に修煉の過程でもありました。もし私が心の中でそれを『病業』として間違って捉えてしまえば、それは本当に非常に困難で、長く苦しい業を消す過程になってしまうのです」

　長年にわたって業力に耐えてきた後、ジュディテさんはようやく「心性と次元を向上させる時が来た」と悟った。そして再び医者のもとを訪れた際、医師は何の問題も見つけられず、「すべて正常です」と告げた。この出来事を通してジュディテさんは、自分がこれまで師父に対して本当の意味での「信じる」ことができていなかったことに気づいた。

　「これは、私に何の病気もなかったことの証です！　これはただの虚像だったのです！」と悟ったジュディテさんは、「師父の導きに心から感謝しています。また、私を助け、寛容に接してくださった学習者の皆さんにも感謝します。私はこれからも精進して修煉を続け、三つのことをしっかりと行い、さらに法を学び、師に手伝い衆生を救っていきます！」と述べた。