　【明慧日本2025年7月30日】法輪功の反迫害26周年に際し、アメリカ・フロリダ州2025年「法輪大法修煉体験交流会」が7月19日、フロリダ州オーランド市中心部のウィンダム・ガーデンで開催された。

　フロリダ州各地の法輪功学習者が法会に参加し、17人の中国人および西洋人学習者が修煉体験を発表した。参加者は皆、「比して学び比して修め共に精進し、よりよく一体となって、師に手伝い法を正す修煉の道を正しく歩む」という共通の願いを抱いていた。

'图1～5：二零二五年七月十九日，美国佛罗里达法轮大法修炼心得交流会在奥兰多市中心的温德姆花园（Wyndham

オーランド市中心部のウィンダム・ガーデンで開催された、法会で修煉体験を発表する学習者

　困難に直面しても修煉者の心理状態を保ち　誠意をもって人に接して迫害の実態を伝える

　アニーさんは、新唐人テレビで神韻公演の取材報道を担当するカメラマンである。最初は撮影の基礎があまりなかったが、修煉者としてプロジェクトの需要を自分の責任とした。彼女は真剣に学び、勇敢に実践し、初めての取材報道を独力でやり遂げた。その後の取材任務では、他州への長距離移動や高強度の取材を徐々に担うようになり、機材の故障や技術的なトラブルなど多くの困難に直面した。アニーさんはその過程で、「常に修煉者の心理状態を保ち、正念で臨めば、法輪大法が与えてくださる智慧によって難関を乗り越えることができる」と深く実感した。

　アニーさんはまた、多くの人に中共の法輪功迫害を伝え、中国共産党組織の党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退（三退）を手助けした。彼女の体得は、常に他人を思いやり、誠意をもって人に接し、周囲の人々を無私に助けることによって、自然な交流の中で迫害の実態をはっきり伝えることができるという。しかし、前提としてまず自分をよく修めることが衆生を救うための前提である。

　西洋人学習者のマリアさんは、体に多くの病を抱えていたため、2000年に法輪大法の修煉を始めた。当初は病気を治し健康を得ることが目的だったが、後に法輪大法書籍を読んだり、明慧ネットで法輪功学習者の交流文章を読むことによって、次第に「真に修めること」と「着実に修めること」の意味を理解するようになった。

　修煉して20数年、マリアさんの多くの病はすべて治った。しかし生活の中では、失業、家庭内の葛藤、親族の重病など、数々の困難に直面した。それでもマリアさんは常に法を学び、功を煉ることを堅持し、強い意志でそれらを乗り越えてきた。そして法輪大法への信念はますます揺るぎないものとなった。

　マリアさんはまた、公園やビーチなどで人々に面と向かって法輪功迫害の実態を伝えたり、高齢者介護施設で年配の方々に煉功を教えたりすることで、より多くの人に法輪大法の素晴らしさと迫害の事実を知ってもらえるよう努めている。

　法輪大法を修煉し　心身ともに向上

　マリナさんと夫のジョージさんは、2012年に法輪功の修煉を始めた。修煉する前、マリナさんは長年にわたり頭痛や背中の痛みに苦しみ、精神的にも極度の空虚感と絶望感を抱えていた。身心共に苦しむ中、彼女は神に導きを祈り求めた。すると数日後、夫のジョージさんが法輪大法のウェブサイトを見つけた。2人は毎日、五式の功法を学び煉るようになり、ほどなくして健康状態が著しく改善された。その後、2人は数人の親族にも法を紹介し、その親族は次々と法輪大法を学び始めた。

　10年来、2人は毎日法を学び、心を修めて善を志すことを続けてきた。マリナさんは、修煉が身心の健康を高めるだけでなく、人生の意義と使命を理解させるものであることを深く実感した。

　オーランドから法会に参加した若い学習者・ファンさん（Fan、音訳）は、修煉の過程で絶えず法を学び、暗唱することを通じて、「内に向かって探す」ことの重要性を徐々に悟るようになった。彼女は、法を暗唱することで得られた変化をこう語った。「法輪大法の法理が徐々に心に入り、心性が向上され、行動もより修煉者の基準に符合するようになりました」

　例えば、家族のさまざまな言動に直面したとき、ファンさんはそれらの問題が実は自分自身にも存在していることに気づいた。そこで、まず自分を正すことから始めて修煉に取り組んだ。自分が真によく行い、向上したとき、周囲の家族の状態もそれに伴って変化していることを発見した。

　典型的な例として、ファンさんは父親の煉功に合わせるため、自らの生活習慣を積極的に調整したことが挙げられる。その結果、動機が純粋で「相手のため」という心を持っていたことで、彼女は長時間の坐禅の壁を突破することができた。この体験を通して、彼女は「修は己にありて、功は師にあり」という法理の真の意味を身をもって実感した。

　内に向かって探すことで、法輪大法の慈悲と智慧を深く体得することができる

　心理カウンセラーのジーナさんは、2002年から法輪大法の修煉を始めた。長年にわたり、彼女は真相を伝える活動やメディアの仕事に積極的に関わってきたが、自身の修煉を振り返ると、表面的なものにとどまり、本当に内に向かって自分を探すことができていなかったと感じている。特に家族との間にトラブルが生じたとき、常に外に向かって探していた。

　しかし、2021年以降、立て続けに起きた試練、国税局による監査、経済的損失、親族の死去、メディアプロジェクト内でのトラブルなどを通じて、ジーナさんは次第に、自分の中に長く残っていた根本的な執着である名誉、利益、安逸、自我への執着に気づくようになった。

　これらの苦難を通じて、ジーナさんが認識したことは、日常生活で起きるあらゆる問題は、すべて自分の修煉の問題であり、解決の鍵はただ「内に向かって探す」ことにある。絶えず法を学び、心性を修める中で、彼女は次第にこう理解するようになった。トラブルや魔難は、自分を向上させるために与えられた機会であり、修煉の過程で必ず向き合わなければならない試練である。

　唯一「真・善・忍」を指導として、常に内に向かって探し、執著を取り除くことでこそ、魔難を真に乗り越え、心性を高め、人心や旧勢力の仕掛けた罠から抜け出すことができると、深く体得した。

　マイアミから法会に参加した若い学習者・ケイラさんは、過去1年間に経験した大きな心性の試練について率直に語った。特に、外部からの悪意あるメディアによる攻撃や、プロジェクト内部での衝突に直面した際、自身が受けた心理的な重圧、そしてその影響による修煉状態の低下について、正直な思いを打ち明けた。

　法輪大法プロジェクト内でのトラブルにより、ケイラさんは一時的に強い怒りを感じ、夜も眠れないほど苦しんだ。その後、学法や煉功への意欲を失い、精神的にも信念的にも崩壊寸前の深い低迷に陥った。

　しかし、同じく修煉している夫との交流、そして一見偶然に見えながらも実は師父の慈悲なる按排による一度の旅行を通じて、彼女は徐々に冷静さを取り戻し、問題の根本に気づくようになった。自分は法輪大法に対する信心を失ったわけではなく、学習者や特定のプロジェクトに対する失望から方向を見失っていた。

　師父の加持と学習者の支えのおかげで、ケイラさんは再び学法を始め、徐々に暗闇から抜け出し、正念を取り戻し、久しぶりに心からの喜びとエネルギーを感じることができた。彼女はこう悟っている、修煉の中で一見「正しい理屈」に見えるこだわりは、実は執著や闘争心の現れであることもある。本当の向上とは、トラブルの中で自我を放下し、内に向かって探すことによって初めて、法輪大法の慈悲と智慧を深く体得できるのである。

　師父のご加護に感謝　わが子は奇跡的に成長している

　キャシーさんには息子と娘がおり、子どもたちは幼い頃から修煉を続け、法輪大法の中で成長し、奇跡を現わしている。息子は幼少期に言語障害と発達遅滞と診断され、医師から特別支援教育を勧められたが、キャシーさんは息子に師父の講法の録音を聞かせ、大人と共に法会に参加させた。驚くべきことに、息子は奇跡的に回復しただけでなく、学業も飛躍的に向上し、学校で優等生となり、法輪大法の神秘さと超常性を示して学校関係者を驚かせた。

　成長すると、子どもたちは無事に飛天芸術学校に進学し、修養と能力を共に向上させた。また、より一層自律的で善良、責任感のある人間へと成長した。キャシーさんは、子どもたちがただ芸術の夢を叶えただけでなく、修煉の道を着実に歩んでいることを深く実感している。彼女はこのよう悟っている、修煉者は、人心で他者の修煉の道を邪魔してはならない。師と法を信じ、自我を放下してこそ、真に修煉の道を正しく歩むことができる。