　【明慧日本2025年8月1日】2025年7月、法輪功学習者（以下、学習者）が平和的反迫害26周年を迎えるにあたり、スイスの議員38人がビデオメッセージや書簡を通じて、真・善・忍の信念を守り長年にわたり迫害に反対してきた学習者への声援と支持を表明し、中国共産党（以下、中共）政権に対して法輪功への迫害およびスイスや他国にまで及ぶ越境弾圧を停止するよう求めた。

　38人の議員には、スイス連邦議会国民院議員9人、州議会および市議会議員29人が含まれており、スイス・ロマンド地方のジュネーブ州、ヴォー州、ヌーシャテル州、フリブール州、ヴァレー州、ジュラ州、およびイタリア語圏のティチーノ州の計7州の議員である。

法輪功学習者の信仰堅持と反迫害を声援と支持を表明したスイスの議員38人

写真は上段左から右の順：スイス連邦議会国民院ダニエル・ソルマンニ（Daniel Sormanni）議員、ニコラ・ヴァルダー（Nicolas Walder）議員、デルフィーヌ・クロプフェンシュタイン（Delphine Klopfenstein）議員、ロランス・フェールマン＝リエル（Laurence Fehlmann-Rielle）議員、ヴァンサン・メートル（Vincent Maitre）議員、クリスティアン・ダンドレス（Christian Dandrès）議員、レオノール・ポルシェ（Léonore Porchet）議員、イヴァン・パフード（Yvan Pahud）氏、フィリップ・ナンテルモド（Philippe Nantermod）議員、ジュネーブ州大議会（Grand Conseil de Genève）議長、アナ・ロシュ（Ana Roch）議員。

　上から二段目左から右の順：ディララ・バイラク（Dilara Bayrak）議員、パトリック・ディミエ（Patrick Dimier）議員、ジャン＝シャルル・リエル（Jean-Charles Rielle）議員、ナターシャ・ビュフェ・デファイエス（Natasha Buffet Desfayes）議員、セドリック・ジェナレ（Cédric Jeanneret）議員、クリスティアン・フルリー（Christian Flury）議員、アンヌ・カロン（Anne Carron）議員、ファビエンヌ・ボー（Fabienne Baud）議員、エマニュエル・デオナ（Emmanuel Deonna）議員、シャルロット・マイヤーホファー（Charlotte Meierhofer）議員。

　上から三段目左から右の順：ジャン＝レミ・シュヴァレ議員、（Jean-Rémy Chevalley）議員、アドリアン・ビュクラン（Hadrien Buclin）議員、ディディエ・ローリ（Didier Lohri）議員、ヤンニック・モーリ（Yannick Maury）議員、エリアン・オーベール（Eliane Aubert）議員、アマン・チョップ・クリスティーヌ（Ammann Tschopp Christine）議員、リシャール・ジゴン（Richard Gigon）議員、ブレーズ・フィヴァ（Blaise Fivaz）議員、ブレーズ・クールヴォワジエ（Blaise Courvoisier）議員、ブリジット・ライテンベルク（Brigitte Leitenberg）議員。

　上から四段目左から右の順：ユベール・ダフロン（Hubert Dafflon）議員、フリッツ・グラウザー（Fritz Glauser）議員、ベルトラン・ガイヤール（Bertrand Gaillard）議員、マクシム・モワクス（Maxime Moix）議員、ニコラ・ジラール（Nicolas Girard）議員、ジェリカ・オーブリ＝ヤンケティッチ（Jelica Aubry-Janketic）議員、ソフィー・ゲノ（Sophie Guenot）議員、マリア・ピア・アンブロゼッティ（Maria Pia Ambrosetti）議員。

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者への迫害は受け入れられない」

スイス連邦議会国民院議員ダニエル・ソルマンニ氏

　ジュネーブ州のスイス連邦国民院議員ダニエル・ソルマニ氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「真・善・忍は極めて重要です。26年にも及ぶ迫害は、もう十分です！　私は中国政府、中国共産党政権に対し、自由を求め、真・善・忍を信じる人々への弾圧をやめるよう求めます。中国でこうした弾圧を続けることは、まったく受け入れられません。この弾圧はあまりにも過酷であり、スイスを含む外国にまで及んでいます」

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者が擁護しているのは、私たちが広めるべき価値観」

スイス連邦議会国民院議員ニコラ・ヴァルダー氏

　スイス連邦国民院議員ニコラ・ヴァルダー氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「（中共による）法輪功学習者への残酷な虐殺は26年間も続いており、停止したことはありません。彼らが自らの価値観、善の価値観、忍の価値観を守っているというだけで迫害されているのです。これらはまさに普遍的な価値観であり、私たちが広めるべき価値観なのです」

　「私は中共と北京当局に対し、弾圧をやめるよう求めます。スイスや世界の他の地域にまで及んでおり、こうした国境を越えた弾圧は完全に受け入れられず、直ちに終わらせなければなりません。私たちは、すべての人を尊重するという普遍的価値観に立ち返らなければならないのです」

　スイス連邦国民院議員「私は法輪功学習者の基本的権利を擁護する」

スイス連邦議会国民院議員デルフィーヌ・クロプフェンシュタイン氏

　スイス連邦議会国民院議員デルフィーヌ・クロプフェンシュタイン氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「私たちは今、迫害や差別、そして拷問に直面しています。しかし私は、市民の基本的権利、そして法輪功学習者の基本的権利を擁護することを選びます。信仰の自由はとても重要です。良心の自由は、すべての人に共通する普遍的な権利なのです」

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者が『真・善・忍』を修煉できるようにすべき」

スイス連邦国民院議員ロランス・フェールマン＝リエル氏

　スイス連邦議会国民院議員ロランス・フェールマン＝リエル氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「私は、中国で26年間にわたり差別と迫害を受けている法輪功学習者を声援します。この迫害は時に私たちの国でも見られます。なぜなら、私たちはこうした人々、すなわち自国で迫害されているすべての人々が保護されるべきであり、彼らが『真・善・忍』の修煉を続けられることが必要だと知っているからです。私はただ、なぜ彼らがこれほどまでに迫害されなければならないのか、いまだに理解できません」

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者への声援と支持を送る。反迫害を続けて」

スイス連邦国民院議員ヴァンサン・メートル氏

　スイス連邦国民院議員ヴァンサン・メートル氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「不当な拘束、恣意的な拘留、そして虐待を受けているすべての法輪功学習者の皆さんにお伝えしたい。まず、私は心からの声援と支持を表明し、最も前向きなメッセージを心を込めて送ります。次に、皆さんが勇気を奮い起こし、この正義に満ちた、しかし困難な道のりを歩み続けてくださるよう励まします」

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者を支持することは、私の責任」

スイス連邦国民院議員クリスティアン・ダンドレス氏

　スイス連邦議会国民院議員クリスティアン・ダンドレス氏は、声援のビデオメッセージの中で次のように述べている。「26年間にわたり、中国政権はあなた方修煉者に対する弾圧を続け、あなた方の尊厳と基本的権利を無視してきました。あなた方は信仰ゆえに迫害を受けているのです。私はいかなる宗教や精神的な運動にも参加していませんが、あなた方、そして中国で迫害を受けているすべての人々を支持することは、私の責任だと考えています」

　スイス連邦国民院議員「中国政府に市民の人権および信教の自由を確保するよう、スイス政府に求める」

スイス連邦国民院議員レオノール・ポルシェ氏

　ヴォー州のスイス連邦議会国民院議員レオノール・ポルシェ氏は、声援書簡の中で次のように述べている。「私は、いまだに中国政府による残酷な迫害を受けている法輪功学習者の皆様に、支持と声援の意を表します。私は中国政府に対し、人権および信教の自由を尊重するよう強く求めます。また、スイス政府に対しても、中国政府がこれら基本的権利を尊重することを確保するよう求めます」

　スイス連邦国民院議員「法輪功学習者による正義で非暴力的な反迫害を全面的に支持」

スイス連邦国民院議員イヴァン・パフード氏

　スイス連邦国民院議員イヴァン・パフード氏は、声援書簡の中で次のように述べている。「26年来、中国および世界各地の男女の同胞が平和的に立ち上がり、基本的な権利、すなわち信仰の自由、信仰を実践する自由、そして真・善・忍の原則に従って生きる権利を守ってきました。彼らの反迫害の方法は非暴力的であり、彼らの運動は正義にかなっています。私は彼らを全力で支持します」

　スイス連邦国民院議員「私たちには、迫害を終わらせるよう求める責任がある」

スイス連邦国民院議員フィリップ・ナンテルモド氏

　ヴァレー州のスイス連邦議会国民院議員フィリップ・ナンテルモド氏は、声援書簡の中で次のように述べている。「人間の尊厳、信仰の自由、そして恐怖や迫害のない生存の権利を尊重することは、私たちの最も基本的な価値の核心です。これらの生まれながらの権利は、国境という概念を超越しています。中国における法輪功への迫害は、特に深刻な権力の乱用の形態を示しています。すなわち、政権が、自らの思想、信仰、あるいは祈り方と異なる人々を抑圧し、拘束し、さらには抹殺することを正当化するとき、その政権はこれらの人々に対し拘禁、拷問、そして強制的な臓器摘出まで行うのです」

「私たちは、沈黙によって全体主義に抵抗してはならず、無関心で野蛮な行為に対抗してはなりません。私たちは、誰一人として精神的信仰を理由に投獄されたり、処刑されたりしてはならないこと求める責任があります」

　（続く）