　【明慧日本2025年8月4日】フランスのパリとアルザス地方のミュルーズ市の法輪功学習者（以下、学習者）は7月26日（土曜日）、それぞれ真実を伝える活動、功法（法輪功の動作の実演）、署名活動を行った。学習者たちは、これらの活動を通じて、市民や観光客に法輪大法を紹介し、中国国内における学習者への迫害や海外での国境を越えた弾圧の実態を明らかにした。さらに、中国共産党（以下、中共）の本質を見極め、迫害を共に止めるよう各界の人々に呼びかけた。

7月26日の午後、パリ市中心部のシャトレ広場で真相を伝える活動、功法の実演、署名活動を行った

　看護師「受け入れられないです、すぐにこの迫害を止めるべき」

　看護師のジーナ・エステベスさんは、中共が「真・善・忍」を信念とする学習者を迫害し、さらには彼らの臓器を強制的に摘出して多くの利益を得ていること、特に中国の軍病院がこれに関与している事実を知り、強い憤りを感じた。彼女はこう言った。「これは犯罪行為です。容認できるものではありません。即刻止めなければなりません」

　ジーナさんは関連する資料を読み、中国の歴史についてもある程度知識を持っている。「中国は偉大な国であり、豊かな価値観と重厚な歴史を持っています。中国人はこれまで多くの苦難を経験してきました。無実の中国国民を尊重しなければなりません。彼らはそのような扱いを受けるべきではありません。私たちは人類として全員が自由を享受し、自分の生命と体を守る権利を持っています」と言った。

　また彼女は、中国人の価値観はヨーロッパ人よりも強いとし、特に家庭に対する価値観を高く評価した。さらに、健康的な食事や瞑想、修煉を理解している点についても称賛した。あなたたちは私たちヨーロッパ人よりも精神的に優れています」と話した。

　教師「あなたたちが迫害を明らかにし続けてくれることに感謝」

　英語教師のジャン・サマティさんは、学習者に対する中国政府の生体臓器収奪を初めて聞き、非常に驚いた。サマティさんは、「これは中国において非常に残酷なことです。このような事実を私たちに伝えてくださり感謝します。あなたたちのおかげで、フランス人やヨーロッパ人がこの問題にもっと注目することでしょう。中国で起きていること、特にまだ明らかにされていない事実を明らかにすることは非常に重要です。あなたたちが、中国で今でも起こっている中共による残酷な行為を明らかにし続けてくれて、本当に感謝しています」　

　「なたたちがいることで、私たちも何らかの反応を示し、中共に抵抗することがあるかもしれません。仏教的な修煉に関連するこの千年の伝統、それを中共が学習者たちを刑務所に閉じ込め弾圧することで消し去ろうとしていることに、完全に衝撃を受けました。ぜひ学習者の皆さんは続けてください。応援しています。私たちは本当にあなたたちを誇りに思います」と述べた。

　フランス市民、法輪功を支持して迫害に反対

　会計士のマクルーフ・アルウイさんは、中共による法輪功迫害に衝撃を受けた。「本当に厳しい現実です。迫害を受けている人々は危機的な状況に置かれています。それは非常に悲惨なことです」と言った。彼は法輪功の修煉に好意を持ち、支持すると話した。「すべてが良い結果をもたらすことを願っています。法輪功の学習者が自由な生活と修煉の機会を享受できることを望みます」と語った。

　また、ヴァロさんは「どのような理由があっても迫害は悪いことです。自由が奪われ、さらに肉体と精神的な苦痛を伴う迫害は、決して存在してはならないものです」と述べた。

　政府の職員で国家家具会社の夜間警備員として働いているルドヴィク・コクインさんは、パリのビュート・ショーモン公園を散歩していた際、初めて法輪功に触れた。その日の朝、何人かの人々が法輪功の動作を行っているのを目にし、大変興味を持った。コクインさんは、「功法が終わると全員がより集中しており、穏やかで安らいだ様子になっていました。パリのようなストレスの多い都市で、こうした集団に出会えることは、私にとって静寂な癒しの場のような存在でした」と話した。

　彼は迫害についてあまり詳しくは知らないものの、それが非常に不当なことだと認識している。

　ミュルーズ市中心の法輪功の情報活動

ミュルーズ市中心部で法輪功の情報活動を開催

　7月26日、フランス・アルザス地方の学習者は、ミュルーズ市中心部で法輪功の情報活動を行った。その間、多くの人々が署名をし、法輪功への迫害停止を求める声を上げた。

　活動開始前、テントを設営し資材を準備している間に、2人の中国人が訪れた。彼らが最初に発した言葉は「法輪大法は素晴らしい」だった。

　英国からフランスに帰国したある人は、英国で学習者に出会ったと話した。彼は学習者を探し出し、法輪功の修煉方法についてさらに理解を深めた。これから地元の学習者たちと一緒に煉功を行う予定だと話した。

　若い女性がパネル資料の説明を読んでいた。迫害を受けた人々の話に涙を流し、署名をした上で、今後の修煉活動にぜひ参加したいと話した。