　【明慧日本2025年8月14日】コロンビアの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月20日に首都ボゴタやメデジンで活動を行い、26年にわたる中共による法輪功迫害への関心を呼びかけた。この活動を通じて、ボゴタやメデジンの市民は中国で起きている迫害について知り、多くの人々が署名をして法輪功の反迫害を支持した。

　メデジンで「真善忍国際美術展」を開催し、市民に歓迎される

　コロンビア第2の都市メデジンのアタナシオ・ヒラルド体育センター前で、メデジン、リオネグロ、マリニリャ、エルレティロなどの都市から集まった学習者が法輪功の功法を実演し、「真善忍国際美術展」の一部の作品を展示した。これらの作品は、美しい芸術性だけでなく、内なる平和の表現や、中国の学習者が受けている残酷な迫害を描いており、往来する人々は鑑賞した。

　この場所は人気の集いの場であり、多くの人が中国で中共による法輪功迫害について知ることができた。これまで学習者から生体臓器収奪と言う中共の犯罪行為について知る人は殆どいなかった。

'图1～3：麦德林居民观看“真善忍国际美展”的部份画作，了解法轮功以及中共在中国迫害法轮功学员的<span class='voca' kid='62'>真相</span>。'

7月20日メデジンのアタナシオ・ヒラルド体育センター前で開催された「真善忍国際美術展」

　多くの人々が穏やかな功法の実演と絵画に惹かれ、法輪功についてさらに知りたいと願い、中国で中共が学習者に対して行っている迫害や悪名高い生体臓器収奪の暴行に憤りを感じた。

　活動中、学習者は迫害の実態を伝えるチラシを配布し、G7（主要7カ国）＋7諸国に中共の生体臓器収奪を制止するよう求める請願書に150人の署名を集めた。G7にはアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本が含まれている。署名者は中国本土の学習者への声援を表明し、信仰を守り平和を愛する人々がこれ以上中共による悪名高い人権迫害にこれ以上苦しむことがないよう願っている。

'图4～5：麦德林的法轮功学员向路人讲述中共对迫害法轮功学员的迫害及活摘器官真相。许多人纷纷在请愿书上签名，呼吁七国集团帮助制止中共活摘器官。'

G7（主要7カ国）＋7諸国に中共の生体臓器収奪の制止を求める請願書に署名する人々

　中国の法輪功学習者に敬意を表する

　若きアスリートのホセさんは展示された絵画に強い関心を示した。彼は、写実的な絵画で中国で迫害を受ける学習者の姿を伝えることが重要だと強調した。ホセさんは「これは心を揺さぶる抗議だと思います……人々は中共が生きたまま臓器を摘出し、麻酔すら施さないという事実を想像できません。これは人間の生命に対する侮辱です」と述べた。

'图6：年轻的运动员何塞鼓励中国法轮功学员以他们迄今为止展现出的勇气继续前行。'

若きアスリートのホセさん

　ホセさんはさらに、中国の学習者をとても敬佩しているという。中共政権による迫害を受けながらも信仰を貫く彼らの姿に深い尊敬の念を抱いていると話す。ホセさんは、学習者がこれまで示してきた勇気を持ち続け、これからも前進し続けるよう励ました。

　画家「中共の行為は人権に反している」

　画家であるアルベルトさんはこれらの絵画に大変興味を示し、「これはとても写実的な作品であり、ある国々が民族浄化によって経験した恐怖を描いていますが、政府は現状に甘んじています」と語った。

'图7：画家阿尔贝托对“真善忍国际美展”画作很感兴趣，他说：“这是非常写实的画作。”'

画家のアルベルトさん

　この迫害について知ったアルベルトさんは自身が知る他の人権迫害についても語った。「かつて中共は女性に一人以上の子どもを産むことを禁じていました。これは衝撃的な民族浄化となり、毎日無数の子どもたちが死亡し、中絶が行われていた案例が存在しています。非常に胸が痛むことであり、これは人類に対する最大の虐殺です。中共は犯した暴行を人々に知られたくないのです。彼らは人権を尊重すべきですが、実際には人々が中共の行為を知ることを妨げています。だからこそ彼らはこれらの行為の情報拡散を禁止しているのです。中共の中国での行動は人権に反しています」

　学習者は首都ボゴタの中共大使館前で平和的抗議活動を行う

　7月20日午前、学習者はコロンビアの首都ボゴタにある中共大使館前で平和的抗議活動を行った。学習者は中共による学習者への迫害を非難し、通行人に中共政権が学習者に対して行っている生体臓器収奪や洗脳などの残酷な迫害の実態を伝えた。

　多くの人々が、1999年以来続く法輪功への迫害はほとんどの国のメディアで報じられていなかったことに衝撃を受けた。

'图8：七月二十日上午，波哥大的部份法轮功学员在中共大使馆前举行和平抗议活动。'

7月20日午前コロンビアの首都ボゴタにある中共大使館前で行われた平和的抗議活動

ボゴタの住民に中国で法輪功が受けている迫害について伝える

　ボゴタにある中共大使館前で行われた平和的抗議活動の後、学習者はボヤカ大通りに移り活動を続けた。

　7月20日はコロンビアの独立記念日でもあり、毎年この日にボヤカ大通りで軍事パレードが行われ、何万人もの人々が集まる。学習者はこの場で、中共による法輪功迫害の実態を伝え、チラシを配布した。

　多くの人々は、1999年7月20日から始まった中共による学習者への迫害を知った。学習者が「真・善・忍」を実践しているだけで、中共政権からこれほど残酷な迫害を受け、生体臓器収奪や洗脳施設に拘束されていることを知り、皆は驚愕した。