　【明慧日本2025年8月16日】第47回ブリストル国際バルーンフェスティバルが8月8日から10日まで、アシュトンコートで盛大に開催され、30万人以上が来場した。英国の法輪功学習者（以下、学習者）は招待を受けブースを設置し、功法の実演や無料で人々に功法を教え、地元の煉功拠点を紹介するとともに、中共による法輪功迫害や学習者からの生体臓器収奪の事実を伝え、人々に生体臓器収奪に反対する署名を呼びかけた。この活動は人々からの支持と共感を得ており、中国人観光客数人が中共組織の党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退を表明した。

　ブリストル国際バルーンフェスティバルは、ヨーロッパ最大のバルーンフェスティバルで、毎年イギリス・ブリストルで開催されている。学習者が招待されるのは三度目となる。学習者が舞う金色の巨大な龍がバルーンフェスティバルに初登場し、金色の伝統衣装をまとった学習者による功法の実演と相まって、多くの観光客が立ち止まり、写真を撮ったり資料を手に取ったりして注目を集めた

'图1～3：二零二五年八月八日至十日，第四十七届布里斯托国际气球节在阿什顿苑庄园盛大举行，法轮功学员应邀参加。'

第47回ブリストル国際バルーンフェスティバルで金龍の舞を披露する学習者

第47回ブリストル国際バルーンフェスティバルで法輪功の功法を実演する学習者

　事前に、バルーンフェスティバルの特別号『ブリストル・イベントガイド』に法輪功の紹介と功法を教える情報が掲載され、多くの人々の関心を集めた。人々は事前に法輪功について知り、功法を体験することに興味を示した。来場者がとても多かったため、資料を配布する学習者は圧倒されていた。3日間のイベントの中で、多くの人が学習者の反迫害を支持する署名活動を行い、さらに数人の中国人観光客がその場で中共組織からの脱退を宣言した。

'图5：《布里斯托活动指南》（What’s On Bristol）刊登法轮功简介与教功信息。'

バルーンフェスティバルの特別号『ブリイベントガイド』に掲載された法輪功紹介する記事

学習者の反迫害活動を支持して署名する人々

　イタリア人観光客が功法を体験　法輪大法の不思議さに感嘆

　イタリアから訪れた若い観光客2人が学習者のブースを通りかかった際、学習者の穏やかで美しい煉功の動作に惹かれ、法輪功を学びたいと申し出た。2人は20分間熱心に学んだ後、手にエネルギーが流れているのを感じ、とても心地よく、全身が軽くなったと興奮気味に話した。バルーンフェスティバルで長時間歩き回っていたにもかかわらず、この功法がこんなに一瞬にして体に活力を取り戻すとは思っていなかったと話した。

　迫害に反対の請願書に署名した際、参加者の1人は「どうしてこんなに体を鍛える良い工法が、中共に奪われるのでしょうか」と感慨深く語った。法輪功の公式サイトにイタリア語のページがあることを知ると、2人は喜び、「帰国したら必ず煉功拠点を探して修煉を続けます」と言った。

　そのそばで、15歳の中国人の学生が静かに功法に参加し、学習者の動作を真似て真剣に行っていた。

　真・善・忍を支持するイギリス人　中共による生体臓器収奪の事実に衝撃

中共による学習者からの生体臓器収奪を非難するアン＝マリーさん

　フリーターのアン＝マリーさんは、以前ネットで中共による法輪功迫害や学習者からの生体臓器収奪の動画を見たことがあり、当初は信じられなかったという。しかし、学習者の活動現場でさらに詳しい話を聞き、アン＝マリーさんは深く衝撃を受けた。

　「どうして修煉しているだけで迫害され、臓器を摘出されて殺される人がいるのか？　こんなことは絶対にあってはなりません。法輪功の『真・善・忍』という原則は、社会にとって良いことであり、害は一切ないのです」とアン＝マリーさんは述べた。彼女は、なぜこのような信仰が中共によって迫害されるのか理解できず、あまりにも気分が悪くなる。また、この事実は広く報道されるべきであり、英国は中共を非難してこれを止めるべきだとと言い、「これはあまりにも不条理であり、暴露しなければならない」と言った。

　娘と共に何度もブースに訪れ署名する教師

教師のエマさんと2人の娘

　教師のエマさんと2人の娘は、学習者の活動中に何度もブースに戻って署名し学習者を声援した。エマさんは、数人の親戚や友人に連絡したところ、皆この正義の活動を支持してくれたため、その場で代わりに署名した。

　エマさんは学習者にこう語った。「あなたたちはとても親切な人たちです。中国政府があなたたちにこんな扱いをするのは間違っています。『真・善・忍』の原則は完全に正しいです。学習者は本当に素晴らしい。中共が法輪功の善良さを利用して弾圧するのは間違っています。政府は他人の命や自由を勝手に奪ってはいけません」

　プロジェクトマネージャー「言論の自由を尊重すべき」

　マシューさんはプロジェクトマネージャーである。彼は学習者が静かに坐禅しているのを見入っていた。そして「とても神聖に見える」と感動した。

　中共が中国の人々に法輪功の修煉を禁止していると知ったマシューさんは、迫害に強く反対の意を示した。「中共が良くないことは知っています。だから法輪功の存在を許せないのだと思います。法輪功の原則を読んだが、何も問題は見つからなかったのです。だから、法輪功への迫害は間違っていると思います」と語った。

　マシューさんは学習者の迫害に反対する活動を心から支持し、「あなたたちは正しいことをしています」と話した。

　中国人留学生「天安門焼身自殺事件は捏造であり　中共は信仰の自由を抑圧している」

　あるキリスト教徒の中国人留学生がブースにやって来た。彼の両親もキリスト教徒で、国内で教会に入る前に「中共を支持する」と署名するよう求められ、署名しなければ礼拝に参加できなかったという。この学生は、これによって中共による信仰の全面的な弾圧を身をもって実感したと語った。

　この留学生はさらに、天安門焼身自殺事件は偽りであることを多くの中国人の間で既に見破られていると語った。「あれは中共の演出だと、私たちは皆知っています。映像に映るいわゆる『焼身自殺者』は、まるで俳優のように落ち着いて演技しており、そばの警察もゆっくりポーズを取っていました。突発的な焼身自殺の現場であるはずがない。中共は信仰を持つ人々を弾圧しているのです」。彼のガールフレンドも「共産邪霊」の支配を受けたくないとして、その場で中共組織の少年先鋒隊からの脱退した。

　色とりどりの熱気球が空を彩るこの祭りの中で、学習者が伝える法輪功迫害の実態や伝統文化が、世界各地から訪れた観光客の関心を集めていた。信仰が弾圧される現状を身近に知る中国人留学生も、迫害の事実を初めて知るイギリスの市民も、多くの人々が法輪功の「真・善・忍」の原則に共感し、支持の意を示した。ある観光客は「これらの原則は人類に必要であり、善の力です」と言った。