　【明慧日本2025年8月20日】「イスラエル法輪大法修煉体験交流会」が2025年7月18日、中部の都市ラアナナで円満に開催された。13人の法輪功学習者（以下、学習者）が生活や仕事の中で「真・善・忍」に従い、心を修めて執着を取り除き、師に手伝い衆生を救う過程での体験と心得を分かち合った。

图1～5：二零二五年七月十八日，以色列法会在中部城市拉阿纳纳圆满举行。法轮功学员在分享修炼心得体会。

「イスラエル法輪大法修煉体験交流会」で修煉体験を発表する学習者

　内に向けて探し、同僚との良好な関係を築く

　エレナさんは当初、会社の同僚との関係があまり良くなかった。彼女は友好的な態度で接していたにもかかわらず、同僚たちは常にエレナさんを疑い、冷淡な態度を示し、さらには敵意すら抱いていた。

　修煉者として、エレナさんは「間違っているのは相手だ」とは考えず、法輪大法の教えに従って自らの不足を内に向けて探した。トラブルが生じるたびに、自分に問題がないかを省みた。やがて、エレナさんは同僚たちと温かく親しい関係を築くことができ、さらに彼らに法輪大法や中共による法輪功迫害の事実を伝える機会も得られた。

　ネガティブな思考を克服し、病業の苦難から抜け出す

　古い法学習者のヴァディムさんは、重い病業の試練を経験し、ネガティブな思考が肉体に悪影響を及ぼすことをどのように認識したかを共有した。

　ヴァディムさんは、以前はしばしば考えすぎて、出来事がさらに悪化するのではないかと想像したり、体に何か問題が起きれば自分がますます弱り、他の悪い事態まで起こるのではないかと考えたりしていたという。後に、自分がこれらのネガティブな思考を放任していたため、どんどん消極的になっていたことに気づいた。このことに気づいた後、彼の身体の状況は危険な状態から安定した。

　その後の回復過程も、ヴァディムさんが正しい信仰を堅持できるかどうかの試練であった。困難に直面したとき、彼は自分が困難を克服し、すべてに平静に向き合うためには、より深く法輪大法の法理を理解し、修煉を理解する必要があることを悟った。

　署名活動の中で「人心」を捨て、慈悲を修める

　高齢者のアラさん（80歳代）は、毎日市内の主要な観光地で署名活動を行い、通行人に中共による学習者からの生体臓器収奪を停止するための署名を呼びかけている。脚に激しい痛みがあっても、彼女は決して諦めず、その痛みも知らぬ間に消えていた。

　ある日、アラさんはある家族に出会ったが、迫害の実態を伝える前に、その家族の母親が小冊子を引き裂いてしまった。アラさんは怒りを感じて彼らに応じたが、すぐに自分の対応が不十分で、法輪大法の名誉を損なってしまったことを後悔した。

　アラさんは強く過ちを償いたいと思い、翌日同じ場所に向かった。すると、本当に再びその家族に出会い、今回は家族の人数も増えていた。アラさんはその母親に言った。「どうか私を許してください。私の話を最後まで聞いてから、どう対応するか決めてください。どうか、私の話を聞いてください」

　その母親が中国で起きていることを知ると、心から「私こそ他人に許しを請うべき人間です」と述べた。彼女は請願書に署名した後、息子とほかの2人の女性も署名した。そして家族全員が迫害の実態を聞いた。息子はさらに進んで、他の人々に法輪功迫害の真実を伝え、「どうか請願書に署名してください。これはとても重要です。私はもう署名しました」と呼びかけた。

　修煉の状態を保ち、メディアの仕事をしっかり行う

　タルさんはメディア関係の会社で働く傍ら、自身の事業も経営しており、時間がとても限られている。ある時期、彼は日常生活の中で、まず「業務の整理」を優先し、その後で修煉を行うことに気づいた。プロジェクトの浮き沈みも自身の状態に影響を与え、社員が約束したタスクを果たさないときには、心の中の怒りを克服して解消する必要があった。この点は、2023年に始まったイスラエル戦争の際に特に顕著となり、戦争によりメディアの業務量が急増したためである。彼は、法をしっかり学び、良好な修煉状態を保つことこそ、仕事上の挑戦に対応する唯一の道であると悟った。

　グループ学法の重要性を体得する

　リオールさんは、グループ学法の重要性について分かち合い、この過程で自我を放下し、謙虚に他者と接することを学んだ。例えば、以前は他の修煉者が自分と異なる意見を持つと厳しく評価していたが、現在は異なる視点から問題を見ることができ、謙虚な態度で他の修煉者に接するようになった。

　リオールさんはまた、妻と共に幼い娘を法輪大法の子ども弟子として育てた体験を分かち合った。時には娘の言葉が自分の改善点を映し出すこともあり、彼はこの過程で家族全員が大いに学び、恩恵を受けたと述べた。

　「イスラエル法輪大法修煉体験交流会」は午後に終了し、多くの修煉者が、学習者の発表に啓発され、励みになり、実り豊かでとても有意義な交流会であったと語った。