　【明慧日本2025年8月30日】フランスの法輪功学習者（以下、学習者）は8月12日から17日まで、フランス南東部コートダジュール地方の都市マルセイユ、カンヌ、アンティーブ、フレジュス、ニース、トゥーロン、マントンなどで迫害の実態を伝える巡回活動を行った。学習者は人々に法輪功を紹介し、中国共産党（以下、中共）による26年にわたる迫害を明らかにした。同時に世界各地での中共による法輪功迫害や国を超えての弾圧の停止を支持する国際請願書への署名を呼びかけた。

　観光シーズンの最中、学習者が訪れた場所はどこも観光客に歓迎された。人々は法輪功の横断幕やパネル資料に惹かれ、中共による迫害の実態に衝撃と怒りを覚え、学習者の善行に感動した。

　「より多くの人々に、中国で現在起きていることに関心を持ってもらうことがとても重要である」

8月12日、マルセイユ市のド・ゴール将軍広場で行われた活動

　マルセイユ市はフランス第2の都市である。8月12日、学習者はマルセイユ市のド・ゴール将軍広場で法輪功情報デー活動を開催した。

　マルセイユ市での活動で、若い女性のニノさんとルイーザさんは初めて中共による学習者への迫害について聞いた。ニノさんはシェフ兼生産管理者で、ルイーザさんは心理学の学位を取得中である。2人はすでに中共がウイグル人や異議者を迫害していることを知っており、法輪功迫害についても驚いてはいなかった。2人は学習者に対し、「パレードや集会、広報活動で人々の意識を高めてほしい」と励まし、「より多くの人々が中国で現在起きていることに関心を持つことがとても重要だ」と語った。

　「団結して人道に反する行為を阻止しよう」

图2～3：八月十三日，戛纳法轮功信息日，法轮功学员演示法轮功<span class='voca' kid='86'>功法</span> ，民众在反迫害征签表上签字，支持法轮功学员的反迫害行动。

8月13日、カンヌで行われた法輪功情報デー活動

　カンヌは国際映画祭で知られている。デニス・デフィットさんはカンヌに30年間住み、カンヌ映画祭の施設で働いている。彼は初めて中共による学習者への迫害について聞いた。デフィットさんは、この迫害は人道に反する罪であり、他国も行動を起こさなければ共犯者になると考えている。

　これらの犯罪行為を阻止するために、デフィットさんは「すべての人が団結し、この情報を世界中のメディアに伝える必要がある」と述べた。「私たちがこれらの行為に反対する意思を示し、全員が団結すれば、目標を達成できる」と語った。

图4：八月十四日上午，在昂蒂布（Antibes）抵抗运动烈士广场（Places des Martyrs de la Résistance），法轮功信息日吸引游人民众。

8月14日、アンティーブのレジスタンス殉教者広場で行われた法輪功情報デー活動

图5：八月十四日下午和傍晚，在弗雷瑞斯（Fréjus）的自由大道，人们了解法轮功<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

8月14日午後から夕方にかけて、フレジュスの自由大通りで行われた法輪功情報デー活動

　「これは本当に支持に値する活動だ」

8月15日午前、ニースの裁判所前で行われた法輪功情報デー活動

图9：八月十五日下午到傍晚，在尼斯马塞纳广场（Place Masséna），向游人介绍法轮功，展示法轮功功法。

8月15日午後から夕方にかけてニースのマセナ広場で行われた法輪功情報デー活動

　ミシェル・ラシャペルさんは今年75歳で、ずっとニースに住んでいる。彼は法輪功について初めて聞き、衝撃を受けた。「中国で恐ろしいことが起きており、状況は本当に深刻だ。臓器収奪の対象に人を選ぶなんて、あまりにも恐ろしい」と語った。さらに、これほど深刻な人道的悲劇に沈黙することの危険性についても指摘し、「誰も声を上げず、誰も街に出なければ、それは非常に恐ろしいことです。誰もがこの事実を知り、人々は目を覚まし、少なくとも臓器収奪に対する嫌悪感を表明すべきです」と述べた。

　ミシェルさんは、学習者がニースの裁判所前で迫害の実態を伝える活動はとても重要だと考えている。彼は「これは素晴らしいことです。本当に支持に値する活動です」と語った。

　「署名するのは当然のことです」

　ブノワさんは長年、物理学を研究している。彼は学習者と長時間にわたり話を交わし、中共がなぜ信仰を持つ人々、特に学習者を迫害するのかを知った。彼にとって、迫害反対の署名することは当然のことであった。長年、精神修養の方法や実践に関心を持っており、学習者の善のエネルギーを感したと述べた。

　レジーナさんもニースに長年の住んでいる住民であり、彼女は中共による法輪功迫害を強く非難した。「これはあまりにも恐ろしい、まさに犯罪だ」。さらに、学習者に「迫害の実態を伝える活動を広め、法輪功がより多くのメディアの注目を集めるようにしてほしい」と励ました。

　ミシェルさんと妻のジャンヌ・クロードさんもニースに住んでおり、医療分野の研究者である。しかし2人にとって、「署名するのは当然のことで、科学的な根拠は必要ない」と言った。そして中国での生体臓器収奪を終わらせることを目的とした請願書に署名した。

图10～11：八月十六日，在芒通波拿巴码头（Quai Bonaparte），坎帕宁公园边，法轮功学员举行了法轮功信息日活动。

8月16日、マントンのボナパルト埠頭のカンパニン公園で、行われた法輪功情報デー活動

　メラニーさんはモナコに住んでおり、マントンンを散歩している際に法輪功と出会った。数年前、パリで神韻公演を観た際に法輪功と迫害について知っており、躊躇することなく迫害反対の署名した。

图12～14：八月十七日，在土伦市路易布朗广场（Place Louis Blanc）的法轮功信息日，游人民众签字支持。

8月17日トゥーロン市のルイ・ブラン広場で行われた法輪功情報デー活動で署名する観光客や市民