文／中国の大法弟子　

　【明慧日本2025年9月3日】最近、同修の2人から、「これまで明慧ネットにアクセスし、同修のために師父の新しい経文や『明慧週刊』などの資料を欠かさず印刷してきた体験を書いてみてはどうか」と勧められましたが、なかなか筆を取らず、どこから書き始めればよいのか分からないままでした。私は2005年から現在まで、明慧ネットにアクセスしてすでに20年になります。今年4月のある日、市内のある協調人同修が私に「ネットにはつながりましたか？」と尋ねました。私が「つながりました」と答えると、その同修はこのことで私と交流しました。「年配の同修の中には、もうネットにつながらなくなってしまった人もいて、資料作りに影響が出ています。あなたは『小鳩』（IDigestというアプリ）を使ってつないでいるのですか？」と聞かれ、私が「そうです」と答えると、彼女は「別のソフトを使って接続する方法を考えていますが、それには実名で銀行カードを作らなければなりません」と言いました。私は「それはとても危険です。私はこれまでずっと『小鳩』を使って明慧ネットにアクセスしてきましたが、同修に『明慧週刊』などの資料を作ることを一度も遅らせたことはありません。1つは正念を発すること、もう一つは自分の修煉の中でどこに漏れがあるかを探すこと、そして毎日、三つのことをきちんと行えば、必ずつながります。さらに、師父が守ってくださっていると確信していれば、必ずつながります」と言いました。

　一、正念があり、忍耐力もあり、心が穏やかになる

　私は、ネットに接続することも心を修める1つの過程だと感じています。自分はよくパソコンに向かってこう言います。「共産邪霊が大法弟子の明慧ネットへのアクセスを妨害することは絶対に許さない。明慧ネットは私たちの家なので、必ずつながらなければならない！　絶対つながる！」こうすると、妨害を突破し、明慧ネットにアクセスできるのです。

　もちろん、この数年間にも明慧ネットにアクセスしてきた体験は数えきれないほどあります。すぐにつながる時もあれば、必ずしも順調にいかない時もあり、2時間以上かかることもあります。早朝に試すこともあれば、夜遅くまで粘ることもあります。とにかく、どんなに難しくても最終的には必ずつながりました。私は悟りました。ネットにアクセスする過程そのものが、心性を修め、自分を鍛える過程でもあります。接続がうまくいかない時には『洪吟』（四）、（五）、（六）を暗唱し、回線速度が遅い時には、『明慧ラジオ』などをダウンロードしながら、師父の各地での説法や『轉法輪』を学び、パソコン画面を見ながら時間を無駄にせず、辛抱強く待ちました。その中で、私のせっかちな心をはじめ、多くの人心が鍛えられ取り除かれていきました。

　二、観念を改め、師と法を信じ、心を動じさせない

　たしか2022年頃、私は地方で孫の世話をしており、同時に人を救うこともしていましたが、その際に明慧ネットへアクセスするのが非常に困難になりました。同修から「パソコンのシステムを更新する必要がある」と言われ、私はパソコンを地元の技術同修に託しました。システムを更新後、同修がパソコンを返してくれたときにこう言いました。「あなたのパソコンだけが明慧ネットに繋がらないそうです。技術同修によれば、そのパソコンのメーカーが条件に合っていないとのことです。あなたのパソコンだけがダメだそうです」。その夜、私は眠れませんでした。「どうすれが良いのか？　人を救うことを遅らせるわけにはいかない。新しいパソコンを買うべきか？」と考えました。あれこれ考えた末に、ふと観念を切り替えました。「いや、違う。パソコンだって1つの生命じゃないか。彼も大法のために来たのだ。それに、このパソコンはずっと明慧ネットにつながってきたし、大法と人を救うために5、6年も働いてくれ、貢献してくれた。簡単には見捨てられない」。私は独り言で「必ず明慧ネットにつながるはずだ」と呟きました。翌日、パソコンを開き、いつもの自分のやり方で明慧ネットにアクセスしたところ、一瞬でつながりました。そのときの感謝の気持ちは言葉では表せません。師父は常に弟子を見守ってくださっています。要は、自分の行いが正しいかどうかであり、法に符合すれば、師父は必ず助けてくださるのです。このパソコンは今もずっと使っており、明慧ネットにアクセスできなくなったことは一度もありません。

　三、真に修煉をすれば、神の奇跡が現れる

　2020年から2023年まで、地方で孫の世話をしている間、この3年間に、これまでの一生で味わったことのない苦しみや苦労、そして嫁の母との激しい対立など、ありとあらゆる困難が一度に降りかかりました。本当に「百苦一斉に降る」とはこのことだと思いました。この経験を通して、初めて「真に修煉する」ということの意味を深く理解し、「修煉」という2文字に対する新たな悟りを得ました。赤ん坊の世話をしながら、3つのことをきちんと行う必要がありましたが、嫁、嫁の母、息子が次々と障害を作り、涙がどれほど流れたか分かりません。しかし、師父と大法に対しては、私は揺るがぬ信念を持っていました。ある同修は「明慧ネットにアクセスするのが難しい」と言いますが、私は非常に順調にアクセスできます。そして、それは師父が私に与えてくださった道だと感じていました。師父の新経文や真相チラシの印刷も、1つも抜かすことはありませんでした。ある元旦、やっと外出の機会があり、各マンションで一戸一戸、真相チラシを配って回ったことを覚えています。戻って明慧ネットにアクセスしたとき、師父が私に3度鐘を打ってくださいました。それは師父からの励ましの印だと感じました。

　2023年、私は息子と嫁にこう話しました。「私はもう70歳近くになります。このように健康でいられるのは大法と師父のおかげです。家には同修が私の帰りを待っている、そこには私の修煉環境と、私が行うべきことがあります」。息子夫婦は同意してくれたため、その年の9月末、私は夫と共に自宅に戻りました。この2年あまりの間にも、数人の同修が明慧ネットにアクセスできず、私に秘訣を尋ねてきました。私はこう答えました。「1つは正念を発すること、もう1つは三つのことをきちんと行うこと、そして何より大切なのは、師父を信じることです」。私がネットにアクセスできない時には、師父が『2003年元宵節での説法』でおっしゃった言葉を思い出します。「明慧ネットは今まで一度も封鎖されたことはありません！」また、『精進要旨（二）』にある経文『随意に用いる』も思い出します。新しいソフトでアクセスできないときは、古いものを使えば必ずつながり、しかも回線速度も速いのです。ある金曜日、私は『明慧週刊』をダウンロードする必要がありました。ネットにはつながっていないように見えましたが、意外にも必要な資料をすべてダウンロードすることができました。特にある時、偶然に『なぜ衆生を救うのか』という新経文をダウンロードしました（当時はまだ新経文が発表されたことを知りませんでした）。これは偉大な師父が、私のために別の空間の通路を開いてくださったのだと悟り、感謝の涙があふれました。

　今生、師父の大法弟子になれたことを、私はこの上なく幸運であり誇りに思います。