　【明慧日本2025年9月4日】私は今年48歳で、法輪大法を修煉してまだ2年足らずの大法弟子です。2022年末、中共ウイルス（武漢肺炎）のための封鎖が解除された後、私の体の各器官に原因不明の問題が生じ、全く仕事ができなくなりました。一時は自分は長くは生きられないと思いましたが、師父が私を救ってくださいました。師父への感謝の気持ちは言葉では表せないほどです。

　ここで、私は同修の皆さんと私の修煉の体験を共有したいと思います。不適切な点があれば、同修の皆さんのご指摘をお願いします。

　一、大法を修煉することができた

　私の母は27年間、大法を修煉している大法弟子です。約26年前、母は『轉法輪』を私の手に渡しました。当時、私はただ本を開いただけで、最初のページから読み始めることはありませんでした。

　中共が法輪大法への迫害を始めた時、私は他の地方で働いており、中共の天地を覆い隠すような宣伝に恐怖を感じていました。当時の私は、「母は明らかに善良で、楽観的で、人助けが好きな人なのに、どうして社会を害する人間になってしまったのか？　『天安門焼身事件』の報道と中共による大法への迫害の激化に伴い、私の職場で法輪大法を修煉していた人々は逮捕され、不当に解雇された」と、全く理解できませんでした。

　母の安否が心配で、私は母に長い手紙を書きました。家族の気持ちを理解し、信仰を捨ててほしいと願ったのです。これは私が人生で最も後悔し、最も愚かな行為だったのですが、幸い母は揺るぎなく修煉を続け、今に至っています。

　2022年10月、全国民のほとんどが中共ウイルスの「陽性」となりました。私は発熱しましたが、体温が正常に戻った後、突然心臓の不調、胃腸の不調、肺の不調など様々な症状が現れました。病院は混み合っていて入れなかったので、家で療養しました。百歩歩くと、背中の服がびっしょり濡れるほど弱っていた私は、ストーブから離れられられませんでした。ほぼ毎晩悪夢にうなされ、一時間ごとに目が覚めました。1カ月漢方薬を飲んだ後、少し良くなり、何とか出勤を続けられました。

　ところがある日突然、理由もなく全ての不調が再発しました。ある深夜、息が詰まりそうになり「もし息ができなければ、この45年間一体何のために生きてきたのか？　この世に生まれてきた意味は？」と考えた時、ふと母が法輪大法を修煉して以来、本当に20年以上も薬を飲まなくなったことを思い出しました。そして、「私も試してみようかな」と考えました。

　十数年前、母が私の家に『轉法輪』という本を置いていったのを覚えていましたが、「どこに置いたのか？」と思い出そうとすると、その瞬間、私の頭はまるでわかっていたかのように、一箇所を探しただけで、布の袋に包まれた『轉法輪』を見つけました。私はその本を手に取り読み始めましたが、十数ページ読んだところで眠くなり、朝までぐっすり眠ってしまいました。

　翌日、再び読み始めた途端、下痢と嘔吐が始まり、2、3日続きました。師父が私の体を浄化してくださっているとは知らず、母に電話で尋ねる勇気もなかったのです。しかし、体が楽になった気がしたので、そのまま読み続けました。

　『轉法輪』を読み終えると、私は故郷に戻って母を訪ねました。「法輪大法を修煉したい。お母さん、教えて」と言うと、母は子供のように嬉しそうに目を潤ませました。母は、今生の我が子が救われたのだと悟ったからです。

　2023年9月30日、母に教えてもらって私は初めて功法を煉りました。第5式を3回に分けてようやく煉り終えました。練習を終えた後、病気を患って以来初めて身体が楽になったと感じました。左背中の心臓付近に大きな石が乗りかかっているような圧迫感が、突然消え去り、身体が非常に軽くなりました。その感覚は約2時間しか続かなかったのですが、私はすでに大法の素晴らしさを実感していました。

　法輪大法とすれ違い続けて26年、ついに私は大法を修煉を始めることができたのです！

　二、師父が私の体を浄化してくださった

　修煉を始めて約4カ月後、私にとってかなり深刻な病業の試練を経験しました。咳がひどくて横になって眠ることができませんでした。夫は何度も病院に行くよう勧めてきましたが、私は心を動かされませんでした。7日後の朝、起きてすぐに深い緑色のゼリーのような痰を吐き出しました。3日から５日ほど吐き続けた後、私は完全に回復し、肺がまるで鎧を脱いだかのように軽くなりました。

　その後のある日、突然セメントのような便が出るようになりました。セメントに洗剤を混ぜたような状態で、表面には泡が立っていました。初日から大量に出て、3日間続きました。一年以上果物を口にしていなかったのに、突然食べたくなり、食べても下痢をしませんでした。その後、お茶を飲んだり辛いものを食べたりしても下痢もせず、一年以上悩まされていた「何を食べても下痢する」症状が突然消え去りました。

　「大法の師父が私の体を浄化してくださった」とわかりました。

　三、友人の親子が縁あって『轉法輪』を受け取る

　2024年3月、私は初めて身近な友人に自分の修煉体験を話し、『轉法輪』と法輪大法の真相資料を渡しました。ところが数日後、友人は娘の強い反対に遭いました。娘が電話で「派出所にその人（私のこと）を告発する」と友人を脅しました。

　友人は我が家に来てソファに座り、まだ恐怖が残る様子で「娘が罵声を浴びせてきた瞬間、突然文化大革命を思い出したの」と話しました。その瞬間、私は二十数年前の自分のこと、かつて私が母の修煉をこれほどまでに反対し阻止していた姿を思い出しました。そして今日こそ、師父が弟子に与えてくださった機会であり、大法を実証することだと分かりました。

　私は当時の経験を友人と共有し、ここ数カ月の修煉の感想を語り、この件を正念で捉えるよう促しました。「娘さん（私の友人でもある）は真実を知らないがゆえに、そのような言葉を口にしたに過ぎません。信じてあげてください。私にも歩むべき道があり、師父が守ってくださるから問題ないです」と友人に言いました。

　私の正念正行は即座に友人に影響を与えました。落ち着きを取り戻した友人は、「それなら『轉法輪』を家に持ち帰って、こっそり読ませていただきたいです」と言いました。

　暫く経ったある日、師父は、私と友人の娘が2人きりで会う機会を設けてくださいました。私は穏やかな口調で、法輪大法について話し始めました。彼女はついに一つの質問を投げかけました。「法輪功を修煉する人たちは、なぜ天安門で焼身自殺をするんですか？」と。私は目にした法輪大法の真実の資料の内容を彼女に伝えました。彼女は真剣に耳を傾け、初めて私が渡した法輪大法の資料を受け取ってくれました。

　2025年3月初め、友人が私にこう言いました。「先週娘が来て『轉法輪』の本を持っていったの。読んでみたいと言いました」と、その瞬間、私の目頭が熱くなりました。心の底から師父のご按排に感謝しました。また一人の命に希望が灯ったのだと思いました。

　四、家で小さな花を咲かせる

　母は私と一緒に2カ月間修煉した後、故郷に戻りました。母は同修のAさんに、毎週私に法輪大法の資料を届けるよう手配しました。2025年中国の新年の前、Aさんは「資料を作っている同修が突然監視され、暫く資料を提供できなくなりました」と言いました。私はその時、少し呆然としましたが、しかしすぐに考え直しました。修煉者に無意味な出来事などありません。師父は「修煉である以上、修煉には偶然なことはありません」（『ニュージーランド法会での説法』）と説かれました。「資料が中断したなら、私が立ち上がるべきではないか」と思ったのです。

　当時の私はネットの封鎖を突破するVPNすら使ったことがなく、Aさんが毎週届けてくれる資料をただ受け取るだけでした。インタネットをアクセスするソフトを見つけ、プリンターを購入し、自分で資料を作りました。資料は一週間も遅れずに完成しました。現在は私とAさんの2人だけが使用しています。

　ある日、ふと『明慧週刊』や『ご平安を祈ります』を配布する際に、師父の経文『なぜ人類が存在するのか』や『人類はなぜ迷いの社会なのか』を同封し、さらに師父の経文『なぜ衆生を救い済度するのか』を添えるのも良いだろうと思いました。資料を受け取った人が表紙を見てこの題名を見れば、きっと引き込まれて読み進め、真相資料の効果が一層発揮されるはずだと考えました。

　師父の経文を印刷している最中、突然プリンターが紙詰まりを起こしました。私は急いで駆け寄り、正念で魔がプリンターを妨害するのを排除すると、プリンターはすぐに正常に戻り、次のページの経文は問題なく印刷されました。20部以上の経文を印刷する過程で、紙詰まりが3回発生しましたが、私がプリンターから離れた時にのみ起こる現象だと気づきました。私は心からプリンターと対話し、宇宙の特性である「真・善・忍」に同化する生命となるよう願いました。その後の資料が無事に印刷が完了するまで、私はプリンターのそばで見守っていました。

　師父の説法から、石や木や鉄にも生命があることを理解しました。プリンターも一つの生命なので、生命である以上、魔性と佛性を併せ持っています。私は正念を用いて全ての生命の佛性を目覚めさせることを学びました。自らの正念を信じさえすれば、周囲には非常に正しい場が生まれ、全てを圓容できるのです。