　【明慧日本2025年9月4日】（スウェーデン＝明慧記者・何平）スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）は8月の毎週金曜日から日曜日の午後、ノーベル博物館前にブースを設け、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝え、迫害に反対する署名活動を行っている。世界各地からの観光客は、このブースが当地にもたらした独特な景観を称賛し、行き交う人々は忙しく騒がしい中で静けさ、安らぎ、そして希望を体験し、学習者の善なる行いに感動した。

图1～6：二零二五年八月每周五至周日下午，法轮功学员在瑞典诺贝尔博物馆前设立展位，举办讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>反迫害征签活动。

8月の毎週金曜日から日曜日の午後、スウェーデンのノーベル博物館前で行われた、中共の迫害に反対する署名活動

　活動の会場では、法輪功の美しい煉功音楽、静かで穏やかな煉功の光景、そして迫害の実態を伝える展示パネルや横断幕がひときわ目を引いた。ブースの準備が終わらないうちから、観光客が集まり、詳しく知りたいと話した。人々は進んで資料を受け取り、パネルの資料を見たり、学習者と会話を交わしたりして、さらに法輪功について深く理解した。功法に興味を持った観光客の中には、その場で学習者と一緒に煉功動作を学ぶ人も少なくなかった。

图7～9：游客在现场阅读真相资料，明白真相后伸手接过征签簿，主动签名支持制止中共迫害法轮功。

観光客はその場で資料を読み、中共による法輪功迫害を止めることを支持して積極的に署名

　8月はスウェーデンの夏の観光シーズンであり、多くのガイドは迫害の実態を知った後、「真・善・忍」を実践し善き人であろうと努め、観光地で迫害の実態を伝え続ける学習者に深い敬意を示した。彼らは観光ツアーを率いて活動現場を通るたびに、学習者に親しく挨拶し、なぜここで煉功をしたり資料を配ったりしているのかを観光客に説明していた。その説明を聞いた多くの観光客は前に出て写真を撮ったり、資料を受け取ったりしている。自国の言語で書かれた資料を手にした観光客は特に喜び、その場で読み始め、迫害の事実を知った後は次々と署名して、学習者の平和的な反迫害活動への称賛と支持を表した。

　ガイドが迫害の実態を伝えるのを助け　中共の迫害を非難

　ある土曜日の午後、イタリアから訪れた中年の女性ガイドは、観光客を待っている間に展示パネルに目を留めた。すべての情報を丁寧に読んだ後、彼女は学習者のもとへ行き、自ら署名し、さらに資料を何部か持ち帰りたいと申し出た。このガイドは「私はよくさまざまな国のお客様を世界各地に案内しています。ぜひお客様にチラシのQRコードを読み取って、さらに詳しいことを知ってもらいたいのです」と語った。彼女は、この重要な情報はもっと多くの人々が関心を持つべきだと考えている。

　スウェーデンのベテランガイドは学習者と交流した後、いくつかの資料を持ち帰り、この情報を広めたいと申し出るとともに、中共の悪行を非難した。「実は私はよく分かっています。中共政権は非常に悪質で、ずっと違法なことをしています。中国人観光客が海外で迫害の実態を知るのを恐れているので、海外のガイドに、中共が中国人観光客に見せたり聞かせたりしたくないことを話させないようにしています」と話すベテランガイドは、「あなたたちがしていること（法輪功迫害の実態を伝えること）はとても重要です。私はすべて知っています。私はあなたたちを支持しており、これからもずっとあなたたちと共にいます」と話した。

　もう一人の中国人ガイドがよく観光客を連れて活動現場に訪れ、法輪功迫害の実態を知るよう促し、資料を受け取るよう勧め、「絶対に国内の宣伝に惑わされないでください。彼ら（法輪功学習者）はみんなとても善良で、多くは私の長年の友人です」と伝えている。

　このガイドは、香港の前行政長官で現中国全国政協副主席の梁振英がフィンランドで学習者を脅迫、恐喝したことを知り、中共による法輪功への国際的弾圧の新たな犯罪に憤慨し、周囲の観光客に向かってこう言った。「ここに住む人には意思と信仰を表明する権利があり、何ら制限されるべきではありません。ここは中国じゃない！　梁振英が民主国家に来て暴れるなんて、あまりにもひどいです！」

　アルゼンチンの若者が法輪大法と縁を結ぶ

　展示ブースの前で、短期の仕事でスウェーデンに来ていたアルゼンチンの若者は、迫害の実態を知るとすぐに署名した。そして立ち去らず、学習者と長時間話をした。会話の中で、彼は法輪功を学びたいと言い、法輪大法に関するさらなる情報を知りたがり、地元の煉功場所や日時についても尋ねた。彼はこう語った。「これまでは何も知りませんでしたが、ここに立つと心が落ち着き、平和な気持ちになります。同時に、法輪大法が病気を癒し、体を健康にし、道徳を高める独自の教えであることを知りました。これこそ、私が探していた、学びたいと思っていたものです」

　学習者はこの若者の質問に詳しく答え、地元の煉功場所の具体的な情報も伝えた。また、法輪大法のウェブサイトも紹介し、すべての法輪大法の書籍を無料でダウンロードして読むよう勧めた。この若者は言った。「これは素晴らしい！　今、スウェーデンで半年間働く機会があります。この後、ここに残れるかどうかにかかわらず、法輪功を学ぶために時間を使います」。彼はスペイン語の大法のパンフレットを手に持ち、とても興奮した様子で、学習者がここでブースを設け、反迫害活動を行っていることに感銘を受け、法輪大法と縁を結ぶことができ、未来に対して自信と希望を感じていると話した。

　観光客が署名し、迫害制止を手助ける

　英国から訪れた高齢の夫婦も学習者の平和的な反迫害活動を称賛した。2人は、中共が学習者を迫害し、学習者から生体臓器収奪しているという事実を知り、非常にショックを受けた。「これはあまりにも残虐だ！」とその年配の男性は学習者に語った。彼は以前、中国を訪れたことがあり、中共の統治下での中国の人権状況を常に懸念していたという。

　その年配の男性はさらに、中共の残虐性についてはある程度知っていたが、学習者に対する迫害がこれほど残酷であるとは予想しておらず、これについてはまったく知らなかったと話した。夫婦は、学習者が中共のこれらの犯罪行為を公にする勇気を称賛し、自分たちの署名で迫害を止める手助けをしたいと述べた。現場で2人は多くの写真も撮影し、得た情報をソーシャルメディアで共有して、より多くの人々にこの歴史上最も深刻な迫害に注目してもらいたいと考えている。

　パキスタンから訪れた中年の夫婦は署名後、学習者が話していることはすべて本当だと強く信じていると語った。夫は次のように述べた。「私は世界各地のニュースや映像資料、書籍などをよく見ていますが、こうした情報を知らなければ、中国でこのようなこと（生体臓器収奪）が行われているとは想像できません」「中共がまず重視しているのは経済的利益であることはよく分かっています。中共は各国の腐敗した役人を操り、政治家を買収し、より大きな経済利益を得るためなら何でもやるのです。臓器の強制摘出など、あまりにも恐ろしいことで、絶対に止めなければなりません！」。夫婦は、学習者が行っていることはとても偉大で、とても立派なことであると称賛した。

　アメリカから訪れた夫婦、法輪大法が受ける迫害の実態を知りたいと強く願う

　またある日、活動が終了したとき、中年の夫婦が慌てて近づき、片付けをしている学習者に向かって言った。「私たちはアメリカのサウスカロライナ州から来ました。さっきの活動のことについて、ぜひ教えてください。ここで一体何が行われていたのですか？」

　学習者が根気よく説明したところ、夫婦は法輪功迫害の事実や、アメリカ下院で『法輪功保護法案』が可決されたことを知り感想を述べた。「これは本当に素晴らしい！　やはりこの世の中には善良な人が多いんですね！」。そして夫婦は署名し、「どうやら今日は特にあなたたちを応援するために来たようです。あなたたちの活動は本当に素晴らしいです。私たちは皆さんのために祈りますので、どうかこれからも頑張ってください！」と声援の言葉を送った。