　【明慧日本2025年9月5日】（ドイツ＝明慧記者・德祥）8月23日、ドイツの法輪功学習者（以下、学習者）はフュッセンでブースを設置して情報デーを開催した。多くの人々は「フュッセンには煉功拠点がありますか？」「どこで法輪功を学べますか？」「あなたたちはとてもよくやっています、どうか頑張って続けてください」と次々と声をかけ、学習者の活動に多くの地元住民や観光客が興味を示した。

8月23日、ドイツ・フュッセンで開催された情報デー活動

　フュッセンは世界的に有名なノイシュヴァンシュタイン城の麓に位置し、その起源は古代ローマ時代にまで遡る。8世紀には南欧と北欧を結ぶ経済の中継地であった。15世紀から18世紀にかけて、この地はヨーロッパにおけるリュートやヴァイオリン製作の高度な技術で知られ、フュッセンは商業用リュート製作の揺りかごとみなされていた。第二次世界大戦中、フュッセンはほとんど被害を受けず、近年ではノイシュヴァンシュタイン城の存在により観光地として人気を集めている。

　学習者のブースは市中心部の市の泉に設けられ、学習者は功法を実演し、横断幕を掲げ、道行く人々に法輪功の「真・善・忍」の理念を伝え、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を明らかにした。多くの人々が学習者と語り合い、迫害の実態を知った後、中共の迫害に反対し署名した。

　観光客が法輪功を学びたいと望む

'图5：明白了<span class='voca' kid='62'>真相</span>的民众签名声援法轮功学员反迫害。'

迫害の実態を知り、学習者の迫害に反対する活動を支持して署名する人々

　多くの人は法輪功に強い関心を示し、どのように功法を学べるのかを尋ねた。地元の住民は、どこで法輪功を学べるのか知りたいという人がいて、近隣の都市に煉功拠点があると知ると喜び、同時にフュッセンにも煉功拠点が設けられることを希望した。また、法輪功の創始者の主要著作である『轉法輪』についてもっと知りたいと、学習者と長時間にわたり語り合う人々もいた。

　あるドイツ人の親子がブースの前を通りかかった際、学習者が功法実演しているのを見て、資料を配っていた学習者と話をした。中共が法輪功を迫害し、人々に「真・善・忍」に基づく修煉を許していないという事実を知ると、親子は署名して学習者の反迫害活動を支持した。その後も親子は学習者と長い時間語り合い、法輪功とは一体何なのかを詳しく知りたいと望んだ。学習者は『轉法輪』を紹介し、法輪功は「真・善・忍」を修め、人として正しく生き、何か問題があれば内に向かって自分が「真・善・忍」の基準に合っているかを探すことだと伝えた。また、世界中どこでも無料で功法を学ぶことができるとも話した。さらに学習者は自身の修煉体験や体得したことについても紹介した。

　ある観光客が署名して中共による学習者からの生体臓器収奪を阻止することを支持した。彼は理由はとても簡単だと言い、「私は臓器の売買に反対です。子供の頃から臓器提供カードを持っていて、それは自分で決めたことなのです」と語った。

　2 人の女性は噴水のそばに座って長時間、学習者の功法実演を見ていた。学習者が近づき、法輪功とは何か、なぜ中共が法輪功を迫害するのかを話した。2人は熱心に聞いていて、迫害を阻止するために署名できると知ると、迷わず立ち上がりブースに行って署名した。そして、2人はとても満足した様子で立ち去った。

　ドイツの社会福祉士「人は信仰と修煉の自由を持つべきだ」

迫害の実態を知り、学習者の活動を支持して署名する人々

　ドイツの社会福祉士であるエルビラさんは、中共による学習者からの生体臓器収奪を阻止するため署名した。彼女は他者への関心を示し、「人は自由に考え、信仰し、修煉する権利を持つべきです。誰かを傷つけたり虐待したりしない限り、自分の信仰や理念を広めることができるべきです。当然、こうした自由な思考や信仰を制限することには反対です。中共の人権迫害のことはすべて知っています」と述べた。

　「中共が多くの死刑判決を隠しており、執行されるのは若者ばかりで、臓器売買が存在していることを知っています」とエルビラさんは語った。エルビラさんは、中共による学習者からの生体臓器収奪の犯罪については初めて聞いたという。「少しも驚いていません。私が知る限り、中国では恐ろしい迫害がたくさんあります。例えばチベットでは、中共が住民を同化させようと強制し、信仰や文化を奪おうとしていることなどです」と述べた。

　法輪功の修煉が「真・善・忍」を理念としていることについて、エルビラさんは「これは普遍的な価値観であり、私の信仰にもとても近いと感じます」と述べた。中共が過去26年間、市民に「真・善・忍」の修煉を許さなかったことについては、「これは自由への制限であり、独裁政権下で起こることのようです」と語った。エルビラさんの夫は牧師であり、2人は常に信仰の自由を支持してきたという。最後に、彼女は学習者の今後のすべてが順調であるように祈った。