　【明慧日本2025年9月6日】フランスの法輪功学習者（以下、学習者）は8月30日土曜日、西部のナントとルーアン、東部のコルマールで法輪功情報デーを開催した。学習者は観光客や市民に法輪功を紹介して功法を実演し、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の終結を求めるを署名を呼びかけた。

8月30日土曜日、フランス西部のナントで行われた情報デー活動

　この日、フランス西部の一部の学習者はナントのロワイヤル広場で法輪功情報デー活動を行った。学習者は観光客や市民に資料を配布し、中共による法輪功迫害の実態を伝えるとともに、迫害を阻止するための署名活動を呼びかけた。これは学習者が長年にわたり定期的にこの都市で行っている活動である。

　ナントは観光客に人気のある都市である。週末は公共交通が無料となり、そのため多くの人々が土曜日に市中心部へ遊びにやって来る。8月30日の土曜日午後は晴れ間と小雨が交互する天気となった。ロワイヤル広場は特に賑やかで、観光用のミニトレインが30分ごとにここを通り、多くの観光客を降りてくる。彼らは足を止めて目の前の横断幕やパネル資料を読み、請願書に署名する人も多くいた。

　50代のある女性が法輪大法のブースに立ち寄った。女性は手術室の看護師であり、このテーマは特に重要だと感じていた。女性はすぐに、G7+7諸国に提出する請願書に署名した（注：G7はアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、+7諸国はアルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国および台湾）。女性は今、困難な時期を過ごしていると語った。学習者は女性に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えるよう勧めた。女性は善良と寛容が自分にとってとても大切なので、そうすると答えた。別れ際に、女性は学習者に感謝し、幸運を祈った。

　ある中国人の男性が幼い息子を自転車の後部席に乗せてブースの前で止まり、学習者と会話を交わした。学習者は男性に、中国人すべてにとって今とても重要なことは、中共組織の党員・共青団・少年先鋒隊を脱退して、より良い未来を迎えることであると伝えた。そして男性に、この情報を友人や家族、知っているすべての中国人に伝えるよう勧めた。なぜなら、一人一人の安全が極めて重要だからである。男性は話に真剣に耳を傾け、「あなたたちは善良な人たちです」と応じた。最後に、男性は渡されたすべての資料を受け取り、家でじっくり読むと話した。

　1人の若い女性が法輪功迫害を伝える標語を目にすると、すぐにニースにいる母親に電話をかけ、ナントに法輪大法のブースがあることを伝えた。女性は請願書に署名し、母親が人権活動家であり、法輪功の反迫害を支持していることも話した。そこで、学習者は彼女の母親にフランス語版の『明慧二十周年報告』を贈り、受け取った女性はとても感動した。

　ある男性が9歳ぐらいの息子を連れてブースの前を通りかかった時、学習者がこの男性に中共による学習者からの生体臓器収奪の実態を伝えた。男性はその悲惨な実態を知って非常に驚き、大きな衝撃を受け、学習者の活動に支持を示した。そして「あなたたちのしていることに感謝します。このような時代に、こうした困難なテーマを知らせることはとても重要です」と語った。

　ある女性は最初、署名をしたくないと言った。フランスにも多くの問題があり、中国はあまりに遠い国で自分には関係ないと考えていたからである。そこで学習者は中国の実情を説明し、それが人道に対する犯罪であることを説明した。「私たちは中国人ではありませんが、この功法を修煉しており、法輪大法がとても素晴らしいものであり、真・善・忍がすべての人に有益であることを知っています。しかし中国では、中共がまったく逆のことをしており、法輪功学習者は迫害され、拷問を受け、さらには生体臓器収奪されて命を奪われているのです。だから私たちは沈黙できないのです」。詳しい説明を聞いた後、この女性は請願書に署名し、学習者に「あなたたちは素晴らしいことをしています。本当に素晴らしい活動です。ありがとう！」と言った。

　アイヴリンさんは請願書に署名するために列に並んでいた。学習者が中国で行われている生体臓器収奪について説明すると、彼女は驚くことなく、共産主義は悪の化身であり、根絶されるべきだと考えているという。

　3人の若い女性がブースの前で立ち止まり、1人の女性は学習者の説明、特に1999年以来の中国における学習者への迫害についての説明に感謝した。その若い女性はまもなく中国へ旅行する予定であり、注意を怠らないと話した。3人の若い女性は請願書に署名した。

　コモロから訪れた40代の男性は、学習者が生体臓器収奪され、極度の苦痛の中で亡くなっていることを知り、非常に衝撃を受け、悲しみが込み上げた。男性は「これはあまりにも残酷で、あまりにも恐ろしい。今の時代にこんなことが起こるなんて」と語り、ためらうことなく請願書に署名し、迅速に行動する必要があると述べた。男性は命を救うために尽力している学習者に感謝した。

　同日、フランス西部地域とノルマンディーの一部の法学習者がルーアン大聖堂広場で法輪功情報デーを行い、来場者に法輪功を紹介し、1999年以来の中共による法輪功迫害を非難した。

　多くの人々が中共政府の法輪功迫害の実態を知り非常に衝撃を受けた。彼らはG7＋7諸国に提出される請願書に署名し、中共の学習者に対する生体臓器収奪を停止するよう求めた。

　ボーヴェ氏は定年退職した医師で、ブースの前に立ち止まり状況を確認した。帰る前に、彼もG7＋7諸国に提出する請願書に署名し、冊子を受け取った。

　定年退職者のエクト氏は道教の修煉者である。学習者の功法実演を見て、良いエネルギーを感じたと言い、さらに法輪功の功法について学習者から詳しく聞いた。

　多くの人々が迫害の実態を伝える冊子を受け取り、周囲の人々に伝えると言い、学習者の活動に感謝し、活動を続けるよう励ました。また、法輪功を学びたいと考える人もいた。

图10～11：法轮功学员在法国西部阿尔萨斯地区科尔马（Colmar）的拉辛河岸弘法。

フランス東部、アルザス地方のコルマールで行われた法輪功情報デー

　同日、フランス東部アルザス地方コルマールのラシン川岸で法輪功情報デーを開催し、法輪功の功法実演、中共による法輪功迫害の実態を伝え、署名活動を行った。