文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年9月7日】私は2010年に大法の修煉を始め、今年で70歳になります。この十数年の修煉の道のりを振り返ると、順調な時もあれば、困難な時もありました。しかし、偉大で慈悲深い師父の導きと、大法の教えがあったからこそ、嵐の中を何年も歩んでこられました。どれだけ言葉を尽くしても、師父が与えてくださった無限の恩恵と救い済度に感謝の気持ちを言い表すことはできません。師父のことを思い出すたびに、私は感慨深く、涙が止まらなくなります。私はただ、師父の要求に従い、師父のご恩に報いることだけを望んでいます。

　2010年、私たち家族は少し大きめの新しい家を買う必要がありました。しかし市内で何軒も探してみても理想にかなうものが見つかりません。家族も焦っていましたが、私自身はもっと焦っていました。その理由は、私の体がとても悪かったからです。胃炎、心臓病、腎結石、さらには憑き物のようなものまであり、一日中安らぐことができず、食事も取れず、夜も眠れませんでした。体が衰えてガリガリ痩せていき、人の姿とは思えないほどで、生き地獄のようで、本当に生きていたくないと思うほどでした。だから、新しい家を切実に必要としていたのです。

　ある偶然の機会に、私は一軒の家を気に入りました。言葉では言い表せないほど好きで、どこを見ても申し分なく、その家を買うことに決めました。その家の所有者は二軒の家を持っていて、向かい合った一方を私に売ることになったのです。家の所有者のお姉さんは法輪功学習者で、1999年以前に法を得た古い大法弟子でした。彼女が初めて私を見た時、私が重い病を抱えていることをすぐに分かり、心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えるようにと言いました。その時、私は非常に反感を覚えて彼女をにらみつけ、怒って立ち去りました。「もう二度と会いたくない」と心の中で思ったのです。

　ある日、私はどうしようもないほど辛くなり、購入した家の所有者のお姉さんのことを思い出して彼女の店に行くことにしました。しかし、店に着いても中に入ることができませんでした。その姉さんは私を見て嬉しそうに手を引き、中に入るように言いましたが、私は無表情のまま店の外に立っていました。すると、その姉さんは私に1枚の紙切れを渡しました。そこには「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれており、家に帰ってから心を込めて誠実に念じるようにと私に言いました。

　家に帰ると、夫が「お姉さんは何を言っていたんだい？」と心配そうに尋ねました。私はテーブルの上に紙切れを置き、「これをもらっただけよ。見て」と言いました。夫はそれを見て、「それなら、唱えてみたらいいじゃないか」と言いました。私は、「病院でも治らなかったのに、これを唱えて病気が治るっていうの？」と返しました。夫は、「お前はもう病院でも治らないと言われたんだ。ダメ元でやってみるしかないだろう」と言いました。

　夫の話を聞いたとたん、私は精神的に崩れ落ちました。病院では治らないということは、つまり私は死を待つしかない人間だということなのでしょうか？「生きたい、死にたくない！」と、そう言いながら泣き出してしまいました。本当に筆舌に尽くしがたい苦しみでした。

　どうすることもできない状況の中で、「もうこの道しかない」と思い、私は泣きながら「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱え続けました。泣きながら、繰り返し繰り返し唱え、夜になっても眠らず、夜明け前に少しうとうとした時、体が少し楽になったように感じました。そして一昼夜唱え続け、夜には2時間ほど眠れるようになり、体がずっと楽になりました。3日目、4日目と、本当に日ごとに変わっていったのです。

　「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と1週間唱え続けた後、私は自分の病が治っていることに気づきました。体がとても軽くなり、全身が心地よく、すべての病気がなくなっていたのです！　まるで夢のようで、本当に信じられませんでした。法輪功はまさに神のようで、法輪大法が私の命を救ってくださったのです！　その時の気持ちは言葉で表現できないほどで、あまりにも感動し、あまりにも幸運だと感じました。夫も、息子も、嫁も、娘も、婿も、家族全員が私のことを心から喜んでくれました。

　大法の不思議さと超常さを目の当たりにし、私たちは師父の慈悲なる救いに限りない感謝を抱きました。家族全員が私の大法修煉を支持してくれ、夫もそれによって大法の修煉を始めたのです。

　私は切実にあのお姉さん同修に大法の書籍を見せてほしい、功法を教えてほしいと頼みました。師父が私の身体を浄化してくださり、体調はとてもよく回復しました。私はすぐに法を正す大きな流れに溶け込み、お姉さん同修と比して学び比して修めて共に精進し、真相を伝える中で互いに協力し合っています。個人の修煉においても、常人社会の名・利・情を平然と乗り越えられるようになりました。当時、他人が私たちの家に40万元（約220万円）の借金をしていましたが、私はまったく気にしませんでした。家族からは「愚かだ」と言われましたが、私の心の中でははっきりと分かっていました。師父が私を救ってくださったのです。だから私は大法の要求に従って行動し、常人社会の名・利・情を淡泊にみるようにし、良い人になるしかないのです。

　修煉を始めて間もなく、私の身体と精神状態は大きく変わりました。体重はどんどん増え、顔には赤みがさし、白くなめらかでつややかになりました。親戚や友人が私を見ても、誰も気づかないほどでした。この機会を借りて、私は皆に大法の真相を伝え、多くの人がそれによって「三退」をし、大法の素晴らしさを理解し、大法の救いを得ました。ここで師父に叩頭して感謝を申し上げます！　同修の皆さん、本当にありがとうございます！