文／ドイツの大法弟子

　【明慧日本2025年9月8日】日本に住む親戚から連絡があり、「法輪大法の修煉を始めた」と聞いた後、私は夢を見ました。私が賑やかな市場を歩いていると、屋台で書道をしている男性を見かけました。人混みをかき分けて進むと、男性が「大法」と書いているのが見えました。

　目が覚めた後も、あの夢が鮮明で頭から離れませんでした。私はインターネットで法輪大法とその教えについて調べました。調べてみてその素晴らしさに気づいたので、すぐにオンラインで提供されている指導動画を使って独学で修煉を始めました。

　私は法輪功の功法の五式の動作を学んだ後、目がかゆくなったので鏡を見ると、目の中にまつ毛のようなものがあるのに気づきました。指でこすってみると、十本ほどのまつ毛が固まっていました。こんなものが目に入っていたなんて信じられませんでした。李洪志師父が私の目を浄化してくださったのだと分かりました。この修煉の力のすばらしさを改めて実感しました。

　その後、日本の親戚から『轉法輪』が送られてきて、私はそれを隅から隅まで読み通しました。夫の仕事の都合で、私は一人で修煉し、時間がある時は煉功をしたり本を読んだりしていました。法輪大法のことは主に明慧ネットを頼りにしていました。長年、断続的に修煉していたので、修煉が良いものだと分かっていましたし、良い人間になりたいとも思っていました。しかし、教えを厳密に守って心性を高めたり、精進することはありませんでした。

　私はまた夢を見ました。師父が大きなバスを運転されており、私はバスの前に立っていました。師父はバスのドアを開けて、私に手を差し伸べ、「急いでバスに乗るように」と声をかけられました。この夢を思い出すたびに、師父がどれほど私を心配してくださっていたのたかを思い出し、涙がこぼれます。師父、ありがとうございます。その時、すぐ後ろに高いビルが見えました。そこから人々がバスに乗ろうと急いでいました。私は、バスに乗ろうとする人たちに囲まれていたので、なかなか乗れませんでしたが、人々は私を押しのけませんでした。師父は私に手を伸ばしながら、「早くバスに乗りなさい」とおっしゃいました。

　目が覚めた後、私は喜びと失望が入り混じった気持ちになりました。師父が夢に鮮明に現れたことを嬉しく思ったと同時に、師父を失望させ心配させてしまったこと、そしてもっと精進して修煉すべきだと諭されたことに、失望を感じました。それからは、私は法輪大法迫害の事実を伝えています、今もそれを続けています。また、私は煉功や法輪功の書籍を読むこと、心性を高めることにも、より一層励むようになりました。

　父は、私の記憶にある限りずっと健康で、めったに病気になることはありませんでした。父は引退後はサイクリングチームに入り、よく長距離を走っていました。69歳の時、酸素ボンベなしでラサまで走破しました。当時、そのことを知っている人たちは、その年齢にして父の並外れた健康を羨ましがっていました。

　ところが、、2020年に父は突然血尿（尿に血が混じる）がでるようになり、病院で検査を受けた結果、悪性の膀胱がんと診断されました。すぐに手術が必要で、その後2～3年間の化学療法が必要だと告げられました。

　私は中国国外に住んでいたため、父の手術の直前に状況を知り、とても不安になりました。当時、父は70代前半で、母は父より1歳年上でした。母だけに父の介護を頼るのは無理だと分かっていました。

　私はすぐに父に電話して状況を尋ねました。父は、化学療法は痛いので受けたくないと言っていました。そこで私は、「痛みのない方法があります。それは法輪大法を修めることです」と伝え、修煉する気があるかどうか尋ねました。父はすぐに、「はい！　法輪功を修煉します」と答えました。

　父は数日間の入院の後、自宅に戻りました。地元の同修の助けを借りて、功法を学び、師父の講義のビデオを入手しました。それ以来、父は薬を一錠も飲まず、化学療法も受けず、喫煙と飲酒をやめ、生食もやめ、講義を聞き、功法を実践する日々を送っていました。そして2カ月後、父は完全に回復しました。

　私は父に言いました。「師父に感謝しなさい。あなたを救い、人生の二度目のチャンスを与えてくださったのは師父なのですから」。父はすぐに、一生懸命に修煉し、その道に専念すると答えました。それから5年が経ち、今では親戚は父に会うたびに「どうしてますます若くなっているのですか？」と尋ねます。彼らは父の容姿と健康さに驚いています。

　母は父の健やかな様子を見て喜んでいました。母は毎日「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」（心からの九文字）と唱えていたところ、メニエール病の症状が著しく改善しました。以前は年に数回発作を起こし、毎回病院で治療を受け、回復までに少なくとも1週間かかっていましたが、今では心からの九文字を唱えるだけでその日のうちに楽になります。中国で新型コロナウイルス感染症が流行する間も、両親は共に健康でした。改めて師父に心から感謝申し上げます。

　数え切れないほどの歳月を待ち続け、師父は私を修煉の道へと導いてくださいました。師父への感謝の気持ちは言葉では言い表せません。この一生に一度の機会を深く大切にし、修煉を通して精進してまいります。

　【修煉者同士の理性的な交流は、一般的に、その修煉者がその時点で修煉を通して得た認識に基づいたものであり、善意を持って交流し、互いに向上することを目指すものです】