　【明慧日本2025年9月8日】（明慧記者李静菲・米国ワシントンDC報道）米国のジョン・コーニン上院議員（共和）は9月3日、「法輪功保護法案」共同提案者に名を連ねることとなった。これにより、7人の議員が共同提案者として同法案の可決を支持している。

米国連邦上院「法輪功保護法案（S.817）」提案者（左から右、上から下へ）主要提案者テッド・クルーズ上院議員（共和）、ロン・ジョンソン上院議員（共和）、リック・スコット上院議員（共和）、トム・ティリス上院議員（共和）、マイク・ラウンズ上院議員（共和）、トッド・ヤング上院議員（共和）、ジョン・コーニン上院議員（共和）

　「法輪功保護法案（S.817法案）」は、テッド・クルーズ上院議員によって今年3月3日に提出された。法案は、中国共産党が法輪功学習者の臓器狩りという暴行に依然として関与していることを指摘している。法案は、臓器狩りに参与した個人または共謀者に制裁を科し、中国共産党に責任を追及するとしている。

'图2：由德克萨斯州共和党联邦参议员泰德·克鲁兹于今年三月三日提出的《法轮功保护法案》（S.817法案）。详细内容请点阅：https://www.congress.gov/119/bills/s817/BILLS-119s817is.xml'

クルーズ議員によって今年3月3日に提出された「法輪功保護法案（S.817法案）」

　テキサス州ベテラン議員10名がクルーズ議員に書簡　「法輪功保護法案」を支持

2025年8月下旬、テキサス州議会の上院・下院議員10名がそれぞれクルーズ議員に書簡を送り、クルーズ議員が提出した「法輪功保護法案」を強く支持した。書簡を送った議員は（上から下、左から右へ）ロバート・ニコルス上院議員（共和）、上院多数党院内総務アンジェラ・パクストン上院議員（共和）、上院刑事司法委員会・退役軍人委員会副委員長タン・パーカー上院議員（共和）、上院高等教育小委員会副委員長メイズ・ミドルトン上院議員（共和）、下院多数党院内総務トム・オリバーソン下院議員（共和）、スティーブ・トス下院議員（共和）、テリー・リオ・ウィルソン下院議員（共和）、ウェス・ヴィデル下院議員（共和）、デニス・ビジャロボス下院議員（共和）、マイク・オルコット下院議員（共和）

　米国では州議会でも臓器狩り対処の動きが進む。テキサス州では、州議会上院多数党院内総務パクストン議員、下院多数党院内総務オリバーソン議員ら10名の議員がそれぞれクルーズ議員に書簡を送り、「法輪功保護法案」を強く支持し、重要な問題でのクルーズ議員の努力に感謝し、同法案の連邦上院での迅速な推進を促した。

'图4：德州参议院多数党领袖安吉拉‧帕克斯顿致克鲁兹参议员对《法轮功保护法案》的支持信。'

上院多数党院内総務パクストン議員からクルーズ議員への「法輪功保護法案」支持書簡

　パクストン議員は書簡で次のように述べた。「2021年第87期議会で、私はテキサス州議会を率いて臓器狩りという恐ろしい行為を非難する決議を通過させました。さらに、2023年第88期議会期間中、テキサス州議会は上院第1040号法案を通過させ、暴行に対して明確な立場を表明しました。法案は、テキサス州の医療保険会社が臓器狩りに従事する国からの臓器移植に関わる費用の支払いを禁止するものです。テキサス州のリーダーシップがあなたの努力を通じて連邦レベルに拡大されるのは当然のことです」

テキサス州下院多数党院内総務オリバーソン議員の「法輪功保護法案」支持書簡

　オリバーソン議員は書簡で次のように述べた。「20年以上にわたり、信仰を持つ人々は、ただ精神的信仰のためだけに恣意的に拘留され、拷問を受け、さらには生きたまま臓器を強制摘出されています。歴史は世界が暴行にどのように対応したかを記録するでしょう。米国は決して沈黙を保ってはなりません」

　オリバーソン議員は、「法輪功保護法案」は責任追及と無実の生命保護のための重要な手段を提供すると述べた。オリバーソン議員はクルーズ議員に対し、連邦上院の同僚と共に、歴史的意義を持つ法案の迅速な通過を促すよう要請した。

　これまでに、1万人以上のテキサス州住民が「法輪功保護法案」支持の署名を行っている。

　中国共産党の臓器狩りが注目を集める

　米国では現在、5つの州が立法を通じて、保険制度で中国やその他の臓器狩りに関与する国からの移植医療費の支払いを明確に禁止している。5州はテキサス州、ユタ州、アイダホ州、アリゾナ州、テネシー州である。

　9月3日、マイク・ジョンソン連邦下院議長（共和）は記者会見で次のように述べた。「我々は中国の臓器移植に関するいくつかの恐ろしい話を聞いています。中国は意に反する提供者から臓器を取得しています……」

　米国議会・行政府中国委員会（CECC）共同委員長を務めるクリス・スミス連邦下院議員で、（共和）も同日、次のように表明した。「米国は野蛮な臓器収奪行為を徹底的に調査し終結させるため、断固として迅速に行動を取らなければならない」