文／吉林省の大法弟子

　【明慧日本2025年9月10日】私は1999年の「7.20」以前に大法の修煉を始め、今年で67歳になります。以下、修煉を通して得たわずかな体験を師父に報告し、また同修の皆さんと分かち合いたいと思います。

　一、利益心を無くす

　安全面に気を付けるために、私は夫に、知らない人からの電話には出ないようにと伝えていました。もし電話を取ったとしても、余計な手間を避けるように、家にいるとは言わないでと伝えていました。ある日一人の男性から電話がありました。彼は「今どこにいるのですか？」と聞き、夫は「浙江で息子の子供の面倒を見ています」と答えました。男性は「私の義父が急いで不動産登記をしたいので手伝ってくれませんか？」と言い、夫は「それは私から買ったものではありません」と答えました。男性は「三番目の不動産所有者です。交通費として五千元を渡しますので、手伝ってください」と言い、夫は「では、三日後にしましょう」と答えました。

　その数日間、夫の姉が病気だったので、私は彼女の看病をしていました。夫は私に戻ってくるように言い、契約書にサインが必要だと話しました。家主である義兄が車で迎えに来てくれ、車の中で彼は携帯電話で夫に五千元を送金しました。そして、「義父が一年かけて農作業で稼いだ五千元を全て持ってきた」と話しました。手続きが終わり、私たちは再び大姑の家に戻りました。私は「このお金は貰ってはいけない。不義の財を受け取るわけにはいかない。あなたはその代わりに大きな徳を相手に渡すことになるわ」と言いました。夫は「向こうが自分から渡してきたんだ」と答えましたが、私は「それでも貰ってはいけない」と言いました。すると夫の姉が「あなたはバカだね。もらってもいいのに」と言いました。

　翌日、私は二千元を持って家を買うという人のところに行き、「弟さん、妹さん、お金を届けに来ました。今日は二千元を持ってきました。24日に給料が出たら残りの三千元をお渡ししますね」と伝えました。家主は「手元に入ったお金を返してくれるなんて、夢を見てるんじゃないか？」と驚きました。「私は法輪大法を修煉しているんです。私たちの師父が、常に善い人でいるように、人のために尽くしなさい、そして不義の財は受け取ってはいけないと教えてくれたんです。もし私が法輪大法を修煉していなかったら、お金を届けるなんてことはできなかったでしょう。義兄さんから、義父さんが一年間農業で稼いだ五千元を全部渡したと聞き、それを思うと胸が痛くて、どうしても返しに来る必要があると思いました」と言いました。彼女は感激して「いい人に出会えました。本当にありがとう！」と言いました。私は「法輪大法を修煉している人なら、誰でもこうすると思いますよ。感謝するなら、私たちの師父に感謝してください」と答えました。そして「妹さん、あなたたちも優しい方たちですから、お姉さんが一つ良いことをお伝えしますね。災難を避けるために、過去に学校で団体に入ったり、共産党に忠誠を誓ったりしたことがあるなら、それらの誓いを取り消しましょう。この邪悪な党の犠牲にならないために。私たち庶民が欲しいのは、ただ平穏無事だけです。本名でも仮名でもかまいません」と話しました。最後に、彼ら夫婦と二人の娘さんたちは全員、本名で脱退すると決意しました。

　24日に給料では足りず、私は800元を借りて家主のところに持っていきました。彼らは「この3000元は受け取りません」と言いましたが、私は「約束したことは守ります。私は法輪功を修煉していますから」と答えました。そして、「学校で共産党の団や少先隊に入ったことがありますか？　そこから脱退し、邪悪な印を消して災難を遠ざけ、平穏無事を守りましょう！」と伝えました。子どもは「私は本名で脱退することに同意します」と答えました。私は彼らにお守りを渡し、彼らは喜んで「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と口にしました。彼らは私をレストランで食事をするよう誘いましたが、それを断り、服をもらう話も丁寧に断りました。最後に私は「一家五人全員が救われ、法輪大法が良いと知り、災難を遠ざけられる。それが私の願いです」と言ってその場を去りました。

　二、誤解されることへの恐怖心を無くす

　ある年のある夜のこと。義母が「今日は、私の夫は娘のところに泊まりに行ったの。だから、今夜は私のベッドで寝て」と言いました。私は「分かりました」と答えました。すると義母は数日前、息子の病気を治すために東北へ戻り巫医に見てもらった話を持ち出し、巫医がこう言ったと言うのです。「あなたたち夫婦が娘の家に泊まり、同じベッドで寝ていたから、息子が病気になったのだ」と。私は「それは全くのデタラメで、人格を侮辱するものです。巫医の言葉には科学的根拠が全くありません」と言いました。その会話を偶然聞いた娘が加わり、「お母さん、あなたの息子さんが病気になったのは彼自身の責任であり、私の両親には何の関係もありません」と言い返しました。夫が義母と言い争おうとしましたが、私はそれを止めてこう言いました。「私は修煉者ですから、大きな忍耐の心を持たねばなりません。もっと心の容量を広げるときです。大丈夫です。皆さん、安心してお休みください」。心を整え、気持ちをリセットしました。

　私は目を覚まし、内に向けて探しました。私には闘争心、言われたくない心、誤解を恐れる心、メンツを重んじる心、慈悲の欠如、善の心の不足といった心を持っていました。人心や人の念で真相を伝え救おうとしたことで、かえって逆効果を招いていました。救うどころか、かえって大法の名を汚してしまいます。そこで私は、より多く学法し、法へと一体化し、観念を改める決意をしました。そして、後悔を残さないようにしたいと思いました。

　しばらくして、娘婿が職場で突然病に倒れ、救急車で病院に運ばれました。集中治療室で7日間昏睡状態が続き、1か月以上入院し、その後病気休暇を取ることとなりました。北京や天津の大病院で十数万元を費やし治療を受けたものの、症状は改善しませんでした。そんな中、同僚から「上海なら治療できるかもしれない」とアドバイスを受けました。私の娘は病院の予約をとり、娘婿とともに出発する準備をしていた時、「この1万元を持って行って」と勧めたが、娘婿たちは受け取りませんでした。しかし、夫が「持って行きなさい。そして、一番大切なこととして、心から法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！と念じることだ。そうすれば、師父があなたを救ってくれる」と語り、「党の組織を脱退するんんだ」と付け加えました。仮名でもよいとのことだったが、娘婿はこう言ました。「母さん、私は本名で脱退する！　法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！という言葉を覚えました」。私はこれを聞いて、「そうすれば災難を避けられ、健康を取り戻し、全てが順調に進む。良い知らせを待っているよ」と伝えました。

　15日後に娘婿が戻り、検査を受けたところ、膵炎であることが判明しました。さらに膵臓には結石が見つかり、その結石を砕いて膵臓の支架を設置すれば良いとのことでした。義母は「やはり上海のお医者さんが優れている」と話しましたが、私は「それは大きな間違いです。息子さんが大法の素晴らしさを認め、邪党の組織から脱退し、宇宙の特性である真・善・忍に順応したからです。大法の師父が慈悲を持って息子さんを救ってくれたのです」と伝えました。娘もこう言いました。「そうですね。上海での治療がすべて順調に進んだのは、まさに神仏のおかげです」と。

　その後、娘婿の体調は日に日に良くなり、体重は元の45kgから現在では65kgに増えました。

　また、義母が頭痛で病院へ行き審査すると脳腫瘍と診断され、すぐに手術をすることになりました。娘がそれを電話で私に知らせ、私は娘に義母に電話で「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と唱えて数日してから決めるように伝えてと言いました。義母は今すぐ家に帰ることを決意し、数日後に手術は受けないと話しました。治ったからです。半年後に検査を受けると全てが正常でした。義母は地に膝をつき、感謝の気持ちを込めて頭を下げながら言いました。「李先生が私の命を救ってくれました！　そして息子の命も救ってくれました！　家族全員、李先生に感謝しています！」

　これは私の身近で起きた実話です。真相を知らず、まだ邪党に従っている人たちは、どうか早く真相を探し求めてください！