【明慧日本2025年9月10日】法輪功学習者（以下、学習者）は、フランス・パリのシャトレ区、イタリー広場、ベルヴィル区の各地域で8月、それぞれで法を広め真相を伝える活動を行った。丁度夏休みの時期であったため、法輪功の活動は観光客や地元の人々の注目を集めた。人々は法輪功の穏やかな功法に引かれ、中国共産党（以下、中共）による迫害に衝撃を受けた。そして迫害反対の署名用紙にサインし、法輪功を応援し、中共の迫害を止める為に力を貸そうとした。

　「私が署名したのは、あなたたちの行動を励まして命を救うためです」

　シャトレ地区はパリの中心部に位置し、歴史が古く繁華なエリアで、シャトレ劇場や商業の繁栄で有名だ。そこにはパリの豊かな歴史と文化が息づいている。8月30日、学習者たちはパリシャトレ地区で功法の実演や真相を伝える活動、そして署名活動を行った。各地からの観光客たちは足を止め、注目を集めた。

图1～4：八月三十日，法轮功学员在法国巴黎夏特莱街区进行了功法演示、讲真相和征签活动。

8月30日、学習者たちはフランスパリのシャトレで功法の実演、真相伝えと署名を集める活動を行った

　アミナタ・サンガレさんは、スイスの医療衛生製品製造会社の顧問である。彼女は法輪功の活動現場を通りかかり、「彼らがとても静かに座禅しているのを見て、これはきっと重要なテーマに違いないと思い、それからパネル資料の内容を読みました」と話した。彼女によると、通常の臓器移植手術は麻酔をかけて行われ、患者は目覚めた後に非常に痛みを感じるが、生体から強制摘出は想像を絶するほど恐ろしいものだと言った。「だから私は署名しました。あなたたちの行動を励ますため、そして、命を救うためです」

　また、サンガレさんは「真・善・忍は強大な価値です。真は真実で、善は特に大切で、人々がお互いに気遣うことを可能にします。忍は一つの美徳です。もし忍耐がなければ目標を達成することは難しいでしょう。忍は容易ではありません。なぜならば私たちは速いペースの時代に生きており、何でもすぐに手に入れたいと思っています。しかし時には生活の中で待つ必要があり、その忍耐の過程が私たちを成長させ、より多くのことを受け入れやすくしてくれるのです。だから忍は欠かせないのです」と、彼女は学習者たちの活動を称賛し、「皆さんの活動にエールを送ります」と述べた。

　メガネ調整技師のアハマダさんは、法輪功について知ることができて喜んでいた。彼は「真・善・忍はとても大事で、人類が必ず持つべき価値です。それに従えば私たちは前に進めます」と語った。そして迫害が一日も早く終わることを願い、署名に応じた。

　引退した弁護士エレニ・ゼニティさんは、「臓器狩りは非人道的で、絶対にやめなければなりません」と強調した。

　財務管理者マリー・フランスさんは、「臓器狩りは野蛮な行為で、容認できません。人間の生命を尊重しておらず、本来あってはならないものです」と語った。

「真・善・忍の原則を支持する」

　イタリー広場はフランス・パリの広場で、第13区に位置し、中国系やアジア系の人々が集まる場所である。8月23日、学習者たちはイタリー広場で活動を行い、人々に法輪功を紹介し、中共による法輪功学習者への迫害を明らかにした。

图5～7：八月二十三日，法轮功学员在法国巴黎的意大利广场进行了功法演示和弘法讲真相的活动。

8月23日、学習者たちはイタリー広場で功法の実演、真相を伝える活動を行った

　体操教師のサミラさんは、イタリー広場で初めて法輪功に出会った。中国で起きている生体から臓器強制摘出について知らなかった彼女は、とても衝撃を受け、「これは人間のする事ではありません。まるで悪魔のようです」と話した。法輪功の修煉の原則は「真・善・忍」です。「これは最高の良薬です。よいエネルギーをもたらし、癒しとなり、身体を鍛えることもできます。私は支持します」と語った。

　彼女は法輪功の学習と修煉は無料であると聞き、その寛大さを称賛し、「あなたたちの全ての活動にお祝いを申し上げます」と述べた。修煉している人々の中に様々な年代の人がいて、その中には80歳を超える高齢者もいるのを見て、彼女も参加したいと思った。「人々はまだ情報を得ていません。皆があなたたちと一緒に煉功できるようにすべきです」と述べ、法輪功に出会えたことを喜んだ。そして彼女はパリで煉功場の住所と連絡先を求めた。

　ベンさんは研究者で、学習者と長い時間語り合った。G7+7（主要7か国に加え、さらに7か国）の反迫害署名用紙にサインした後、彼は「とても恐ろしいことです。私はこの行為に反対します。そのため、署名しました」と語った。

　鄭（仮名）さんは、中共の体制内の人間であり、恩恵を受けたものだと述べ、海外に出て既に8年になると言う。彼は法輪功の活動現場で長い時間見学し、真相のパネル資料を読んだ。彼は「共産党は反人類的で、反人間的な存在です。法輪功に対しても、全ての人に対してもそうです。共産党のやっていることは非常に悪質です」と語った。

「ここを通りかかるだけで、とても大きいエネルギー場を感じる」

　8月22日と29日の金曜日、学習者たちはパリのベルヴィルで情報デーの活動を行った。ここは中国系住民が多い地域でもあり、学習者たちは中国語の真相パネルを設置した。真相を理解した観光客や地元の人々は、迫害反対の署名用紙にサインし、迫害を終わらせるために力を尽くしたいと話した。

图8～12：八月二十二日和二十九日连续两个星期五，法轮功学员在巴黎美丽城举办了信息日活动。明真相的游人民众在反迫害征签表上签名。

8月22日と29日の金曜日、パリのベルヴィルで情報デーの活動を行い、真相を理解した人々は、迫害反対の署名用紙にサインした

　ザカリー・シラさんは歌手で、法輪功の真相と中共の迫害について知った後、署名用紙にサインした。彼は「利益や金銭のために、全てが巻き込まれています。私は平和を支持し、戦争に反対します」と語った。

　法輪功学習者たちの穏やかな功法実演を見て、シラさんは「真・善・忍は非常にポジティブなエネルギーです。外から見ると煉功していて、いくつかの動作をしているように見えますが、実際には体の内側の運動であり、エネルギーなのです。それは大きな利益をもたらします。ここを通りかかる人々も、このポジティブエネルギーの場を感じ取ることができます」と述べた。