　【明慧日本2025年9月12日】（河南省＝明慧記者）河南省洛陽市澗西区唐村に在住の法輪功学習者・孫春花さん（72）は2024年3月、警官により不当に連行された後、現在もなお洛陽市拘置所に拘束されている。最近の情報によると、洛陽市の公安・検察・裁判所は家族に一切通知せず、秘密裏に孫さんに対し懲役2年6カ月の不当判決を言い渡したことが明らかになった。

　孫さんは2024年3月14日、洛陽市谷水地区にて法輪功の資料を配布していた際、監視カメラに撮影された。翌日の15日、洛陽市の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の関係者ら一団が孫さんの自宅に押し入り、パソコン、法輪功創始者の写真、法輪功に関連する全ての書籍、約1万元（20万円相当）の現金などを押収し、孫さんを洛陽市拘置所に拘禁した。

　現在判明しているところによれば、孫さんの家族には何の通知もない状況下で、公安・検察・裁判所による非公開裁判が進められ、懲役2年6カ月の判決が下された。1年半近くも不当に拘束された孫さんは非常に痩せており、健康状態が憂慮される状況にある。

　孫さんはこれまでも複数回にわたり迫害を受けてきた。2021年11月27日午前、当時68歳の孫さんは、自宅にやって来た徐家営派出所の警官による嫌がらせを受け、その場で連行され、洛陽市拘留所に10日間拘束された。また、2004年2月中旬には、洛陽市澗西区工農郷の610弁公室人員も、孫さんの自宅を捜索したことがある。

　法輪功を学んだおかげで、孫さんは心身ともに大きな恩恵を受けた。「真・善・忍」の理念に従い良い人間として生きることを目指し、法輪功の素晴らしさを善意で周囲の人々に伝えてきた。しかし、中共当局により1年以上拘束された末、今、根拠なき懲役2年6カ月の判決を受けるに至った。

　法輪功（ファールンゴン）は法輪大法（ファールンダーファー）とも呼ばれ、1992年に李洪志先生によって伝え出された高いレベル佛家の修煉法である。宇宙の最高の特性である「真・善・忍」を根本原則とし、加えてシンプルな五式の功法で心身共に向上をもたらす。現在、世界110以上の国や地域の人々が学んでいる。