　【明慧日本2025年9月14日】

　長春市の張国志さんと息子の張越さんが不当判決を受け、近況不明

　吉林省長春市九台区の法輪功学習者・張国志さんと息子・張越さん（30代）は、法輪功の資料を配布したとして、2024年7月15日に警官に連行された。関係者によると、張越さんはすでに懲役4年の判決を受け、吉林市刑務所に収容されている。張国志さんは公主嶺刑務所に拘禁されているが、判決の年数は現時点で不明である。

　張国志さんと張越さんが拘束されて以来、現在に至るまで、刑務所側は張さんたちの親族に父子の面会を一切許可していない。そのため、張さん親子の刑務所での状況は不明である。

　内モンゴル赤峰の王鳳華さんが裁判中に、兄の王国祥さんと孟慶玲さんが連行される

　内モンゴル赤峰元宝山の法輪功学習者・王鳳華さんは2025年9月8日午前9時半頃、裁判にかけられた。当時、元宝山区裁判所の内外には警官が張り巡らされていた。王鳳華さんの兄・王国祥さんが法廷内に入った直後、連行された。法廷外では、元宝山地区の法輪功学習者・孟慶玲さんが連行された。2人の警官が無理やり孟慶玲を連れ去ったという。

　午後1時過ぎになっても、王鳳華さんの裁判の状況に関する情報は一切なかった。

　2025年6月20日夜に王鳳華さんを連行したのは王利偉、李洪岩、趙芸であった。

　遼寧省瀋陽市の劉鳳梅さんが失踪して8カ月

　遼寧省瀋陽市沈河区青年大街に住む法輪功学習者・劉鳳梅さん（60代女性）は、2024年3月に警官に家宅捜索をされ、拘留所に連行され15日間拘留された後、帰宅した。2025年1月から現在まで行方不明となっている。

　浙江省缙雲県七里郷の応仙英さんが連行される

　浙江省缙雲県七里郷に住む70代の法輪功学習者・応仙英さんは、2025年8月末に小筠洗脳班へ連行され迫害を受けている。

　山東省威海市崮山町の許さんが連行される

　2025年9月3日、山東省威海市崮山町の法輪功学習者・許さんが警官によって連行された。

　陝西省西安市の趙力さんが服役期間満了で釈放へ

　今週中、西安市の法輪功学習者・趙力さんが重慶女子刑務所で1年10カ月に及ぶ刑務所の拘禁を経て釈放予定である。家族は、裁判所から釈放時には現地の政法委員会が迎えに行くことになり、家族による迎えは認められないという通知を受けた。理由は趙力さんが「転向」していないためだという。

　瀋陽市の清水台派出所の警官による法輪功学習者への嫌がらせ

　中国共産党の2025年「9.3」軍事パレード後、遼寧省瀋陽市沈北新区清水台派出所の警官2人が法輪功学習者に嫌がらせ、採血を要求し、家族に圧力をかけ、彼らの日常生活を乱した。

　長春市の呉環さんと夫・魏慶書さんが連行されることの情報補足

　2025年8月7日、吉林省長春市の法輪功学習者・呉環さんと夫・魏慶書さんが連行された。当時、呉環さんの自宅で呉環さんの髪を切っていた女性は警官に連行されず、帰宅した。

　河北省保定市阜平県の付英さんが嫌がらせを受ける

　2025年3月17日午後、河北省保定市阜平県の国内安全保衛部門の私服警官・劉斌と張志傑が法輪功学習者・付英さんの自宅に押しかけ、嫌がらせを行った。付英さんの写真を撮り、法輪功資料・MP3・『共産党についての九つの論評』・ステッカー20～30枚を押収した。

　4月25日、劉斌と張志傑の2人は再び付英さんの家に押し入り、家に入るとまず強制的に写真を撮り、次に引き出しをあさり、さらに各寝室を覗き回った。

　7月21日、再び劉斌と張志傑の2人が付英さんの家に嫌がらせに来た。付英さんがドアを開けなかったため、2人は開けなければドアを壊すと脅した。さらに付英さんの写真を撮ることを強要した。

　大連の劉麗君さんが15日間拘留され、現在は帰宅

　遼寧省大連市の法輪功学習者・劉麗君さんは、ある日駅で大学生に法輪功について伝えたところ、録音されて通報された。7月22日午前8時過ぎ、数人の私服警官が劉麗君さんの自宅の前に張り込み、ドアが開くのを見て室内に押し入り、法輪功の関連書籍と法輪功創始者の写真を押収した。8月18日、警官が再び劉麗君さんの家に押し入り、劉麗君さんを連行し、「署名して罰金を払えば済む」と告げた。劉麗君さんが応じなかったため、15日間の拘留を受けたが、現在は帰宅している。

　四川省の黄家寺コミュニティ職員が電話で楊敏さんに嫌がらせ

　9月1日午前10時頃、四川省綿陽市高新区の黄家寺コミュニテイの治安主任の李剛が退職教師で法輪功学習者の楊敏さんに電話し、「街道弁公室の上司があなたと面談したい。何かを『解除』すると言っている」と伝えた。楊敏さんは李剛に「あなたは私に嫌がらせしています。監視しています。上司に伝えてください。私は良い人として行動しているのです」と伝えた。李剛は「楊先生が良い人だと上司に伝えたが、信じてもらえなかった」と返答した。最後に楊敏さんは李剛に「あなたたちが望む言葉を口にすること（いかなる約束もすること）は絶対にありません」と告げた。

　湖北省咸寧市温泉の李学紅さんが連行され、帰宅

　2025年4月中旬、湖北省咸寧市温泉の法輪功学習者・李学紅さん（50代男性）が携帯電話で法輪功について伝えたため、連行され、15日間拘留所に拘禁された後、帰宅した。

　今回の連行はネット警察による携帯電話監視に関連しており、中国共産党はネットワークビッグデータを利用して法輪功を迫害していることである。

　湖北省咸寧市温泉区の法輪功学習者2人が連行され、帰宅

　2025年5月のある日、湖北省咸寧温泉の高齢女性の法輪功学習者・曹素娥さん（80代女性）と劉さん（70代女性）が法輪功について伝えていた際、中共のデマを信じている人によって通報され、地元の公安局に連行された。曹素娥さんはその場で帰宅したが、劉さんは拘禁された数日後に解放された。

　湖北省咸寧市温泉の法輪功学習者数人が嫌がらせを受ける

　2025年8月下旬、中国共産党の「9月3日軍事パレード」直前、温泉派出所の警官と地域コミュニティの職員数人は、複数の法輪功学習者に嫌がらせした。現在確認されているのは、黄芬芳さん、任会芳さん、楊小華さん、鄭双華さん、李素琴さん、李敏才さん、晏琴さん、曹素娥さん、張恵蘭さん、徐長虹さん、陳静雯さん、章琪さん、張軍さん、施紅英さんの14人である。嫌がらせの手口は多様で、直接自宅を訪問したり、職場に出向く、電話をかける、家族を脅迫、盗撮などが行われた。おそらく「軍事パレード」の治安維持に関連し、咸寧市政法委員会と公安局の統一的な行動によるものだと推測される。

　瀋陽市の城東湖派出所の警官による住居の押し入り・家族連行・強制採血

　2025年8月29日正午過ぎ、遼寧省瀋陽市于洪区公安分局城東湖派出所の金永歓ら警官3人が私服で、于洪区益格風情湾二期に居住している法輪功学習者・張新雲さんの息子・柳暁萌さんの自宅に押し入った。張新雲さんは不在で、柳暁萌さんが在宅中だった。警官は家族に警察官証や捜索令状を提示せず、家宅捜索し、ノートパソコン1台、法輪功関連書籍5～6冊、USBメモリ2個、プレーヤー3台、卓上カレンダー1冊などの私物を押収した。押収リストを発行しなかった。

　柳暁萌さんは金永歓らに城東湖派出所へ連行されたが、警官は連行の理由を説明せず、脅迫して供述調書を作成させようとした。警官は柳暁萌さんに「法輪功を学んでいるのか？　信じているのか？　両親の氏名、外国のインターネット利用の有無は？　明慧ネットを知っているのか？　法輪功を知った経緯」などを尋問した。さらに警官は柳暁萌さんに強制的に採血・血液検査・指紋採取などを実施した。金永歓は「母親に外出せず家で修煉するよう伝えろ」と指示した。翌日、柳暁萌さんは母親と共に派出所に来るよう要求されたが、応じなかった。

　9月1日午前10時、柳暁萌さんは城東湖派出所副所長・金永歓から「母親は戻ったか？　戻ったら連絡しろ」との電話を受けた。9月3日夜8時過ぎ、金永歓は再び柳暁萌さんに「今どこにいる？」と電話し、「俺が異動になるから、ノートパソコンを取りに来い」と言った。柳暁萌さんが城東湖派出所に行くと、金永歓は「母親は戻ったか？」と尋ねた。柳暁萌さんが「戻っていません」と答えると、金永歓は「本当に戻ってないのか、嘘なのか？」と詰め寄った。柳暁萌さんが「戻っていません」と答えると、金永歓は「父親とは連絡取ったか？」と尋ねた。柳暁萌さんが「連絡していません。故郷で親族が亡くなったので」と答えた。柳暁萌さんはノートパソコンだけを取り戻せたが、押収された本やプレーヤーなどは一切返還されなかった。

　遼寧省新賓県の孫静さん、4年の服役を終え帰宅

　遼寧省新賓県の法輪功学習者・孫静さんは4年間の刑務所での拘禁を終え、2025年9月7日に自宅へ帰った。

　広東省東莞市石竭城中コミュニティの副所長・謝偉標の悪行

　広東省東莞市石竭城中コミュニティの警長で副所長の謝偉標は、法輪功学習者への迫害に積極的に関与している人物である。2025年8月18日、彼は石龍鎮に行き、法輪功学習者・肖玉蘭さんを連行した。さらに法輪功学習者・張春艶さんの夫の職場に繰り返し押しかけ脅迫し、張春艶さんを放浪生活に追い込んだ。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）