　【明慧日本2025年9月16日】オランダの法輪功学習者（以下、学習者）による巡回活動が9月6日（土）、西オランダのデルフトに到着した。この活動は法輪大法の素晴らしさを伝え、中共による法輪功迫害の真実を暴露し、市民から温かく迎えられた。

　デルフトはオランダ西部の南ホラント州にある運河に囲まれた都市であり、オランダ王室の礎を築いたウィレム1世オラニエ公がここデルフトで統治を始めた。1842年に創立されたデルフト工科大学は、世界有数の名門大学の一つである。市の中央駅向かいにあるIHEデルフト水教育研究所は、ユネスコの水分野における知識と研修の拠点であり、世界各国から留学生や研究者が交流と研修のためにデルフトを訪れている。

　9月6日土曜日の正午、天気は晴れ渡り、青空には吉祥雲が漂っていた。デルフト市の中心広場は観光客で賑わい、学習者は市内の新教会の南東側にある運河沿いに展示パネルを設置し、功法の実演を行い、チラシを配り、市民と語り合った。その姿は多くの人々を惹き付けた。中国人留学生が署名して法輪功を支持し、美しい功法の動作に魅了された多くの観光客は「どこで学べますか？」と尋ねていた。

オランダ・デルフト市全貌

图2～5：法轮功学员在代尔夫特市新教堂东南侧运河边上布置展板，展示法轮功功法，发放传单，与民众交谈。

デルフト市の新教会の南東側運河沿いに展示パネルを設置し、法輪功の功法を紹介し、チラシを配布し、通行人と交流する学習者

图6～7：明白<span class='voca' kid='62'>真相</span>的人们纷纷签名支持法轮功反迫害

法輪功迫害の実態を知り、法輪功迫害に反対して署名する人々

　デルフト工科大学留学生、中国での学習者に対する迫害を非難

デルフト工科大学留学生サナさん（右）とダナさん（左）

　サナさんとダナさんはいずれもデルフト工科大学の留学生で、サナさんはポーランド出身、ダナさんはウクライナ出身である。2人は法輪功迫害の実態を伝える展示パネルの前で熱心に内容を読み、さらにスマートフォンで情報を調べた。学習者は2人に、学習者が「真・善・忍」の信仰を守り続け、中国で26年にわたり残酷な迫害を受けてきたことを説明した。

　2人は非常に衝撃を受け、ダナさんは次のように語った。「『真・善・忍』はとても純粋で、何も問題が見当たりません。なぜ中国政府がこの善良な団体を弾圧するのか、本当に理解できません。平和な人々への迫害は絶対に止めるべきです。彼らは誰にも危害を加えていません。こんなことが世界で起きているとは今まで知りませんでしたし、今日まで続いていることも信じられません。中国の人々が監視され、抑圧されているのを見るのは、本当に悲しいことです」

　サナさんは次のように述べた。「私自身も家族も瞑想を好んでいます。これは精神面に関係すると思いますし、心身の健康に良い影響があります。誰もが信仰の自由と権利を持つべきです。しかし中国では、皆さんの信仰の自由が認められていないとは、本当にひどいことです。政府が信仰の自由を抑圧するなんて、信じられません！」

　2人は署名して学習者への迫害反対を支持した後、迫害の実態を伝える学習者に感謝の意を伝えた。サナさんは「私たちは今日、本当に新しいことを学びました。皆さんの活動が成功することを心から願っています。皆さんは人々が共産党の圧迫から逃れる手助けをしており、それを世界中に広めているのです。知る人が多ければ多いほど、この問題への関心も高まります」と話した。。

　ダナさんは続けて「（共産党の統治は）あまりに残酷で、まさに邪悪です。根本的に言っても、これは完全に邪悪なことです。皆さんの行動が、この状況を終わらせることを願っています」と語った。

　デルフトの高校生「友達を連れてきて、皆さんを支持する署名をします！」

ハマニさん（右）は友人を連れてきて、法輪功を支持する署名を行う

　17歳のハマニさんは高校生であり、来年はデルフト工科大学に進学する予定である。彼女はまず自分自身で署名を行った後、午後には数人の友人を連れてきて署名をした。

　ハマニさんは次のように語った。「私も友人たちも、皆さんが伝えていることはとても重要だと考えています。許可なく行われる生体臓器摘出を止め、これらの（迫害されている）人々を守ることは大切です。私たちは皆さんを助けられて嬉しいです！　皆さんは他人の意見や見方に関わらず、信じることを続けるべきです。それがとても重要なことなのです」

　デルフト市民「法輪功は素晴らしい！」

　韓国出身の鄭（チョン）さんはオランダに定住している。彼は自転車で運河沿いを通りかかり、学習者を見つけると、道路の向こう側で自転車を降り、興奮して親指を立てながら言った。「法輪功、素晴らしい！」

　チョンさんは、韓国にいたときもチャイナタウンなどで学習者の迫害の実態を伝える拠点を目にしていたと語り、学習者が世界中で迫害の実態を伝え続けるその善行にとても感服しているという。

　チョンさんは、中共が学習者を迫害していることを知っており、残念ながら、自分には多くの中国人の隣人がいて、彼らは中共の行いを知っておらず、中共の話題を出すと中国人から敵意を向けられると語った。学習者は彼に中国語の新聞を手渡し、中国の隣人に見せるよう勧めた。チョンさんは「いい考えだ！」と言って、喜んで受け取った。