　【明慧日本2025年9月17日】カナダ・ウィニペグのチャイナタウンで初のウィニペグ中秋の名月ランタン祭が開催された。このユニークな文化イベントで、地元の法輪功学習者(以下、学習者）もブースを設置し、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝え、迫害に反対の署名活動を行い、腰太鼓の演奏などを通じて、市民や観光客に法輪大法の素晴らしさを紹介した。

　「法輪大法は素晴らしい！」の歌声が会場に響き渡る

　中秋の名月ランタン祭は、マニトバ・アジアン・フード・フェスティバル協会の主催で開催された。9月6日夜、地域の光、希望、団結を象徴するランタンパレードが盛大に行われた。主催者は、法輪大法の力強く雄壮な腰太鼓のリズムが、祭りの文化的深みを示し、参加者すべてに活力を与えると考え、腰太鼓がパレードの先導に決めた。

　パレードは夜21時スタートし、学習者は「法輪大法」と「真・善・忍」の横断幕を手に、パレード隊列の最前列を歩いた。法輪功の腰太鼓は、主催者が唯一招待したパフォーマンスゲストとして演奏を開始し、多くの観衆が嬉しそうにパレードの後ろについて歩いた。

　整然とした腰太鼓のリズムに合わせて「法輪大法は素晴らしい」の歌声が会場に響き渡り、観衆は大いに盛り上がった。人々の顔には喜びにあふれていた。パレード終了後、遅い時間にもかかわらず、多くの観衆が法輪功のブースを訪れた。学習者は法輪大法を紹介し、迫害の事実を伝えると、多くの人々が「法輪功に対する越境的弾圧をやめよ」と「生体臓器収奪をやめよ」の署名活動に応じた。

　9月7日正午、腰太鼓は再び約30分間の演奏を行い、「法輪大法は素晴らしい」「慶び」「天が中共を滅ぼす」「新中国」などの曲目をバックにパフォーマンスを披露した。司会者は、最初と最後に法輪大法を紹介した。演奏中、観衆の中には曲のリズムに合わせて両手を振る人や、腰太鼓の音に合わせて踊り喜びを表現する人がおり、中国の子どもたちが腰太鼓と一緒に写真を撮るために駆け寄る場面もあった。

图1～3：二零二五年九月六日和七日，加拿大温尼伯市中国城举办了首届温尼伯中秋灯会。法轮功学员的展位吸引民众驻足，签名支持反迫害。

9月6日と7日、カナダ・ウィニペグのチャイナタウンでで開催されたウィニペグ中秋の名月ランタン祭に参加した学習者

ウィニペグ中秋の名月ランタン祭で腰太鼓のパフォーマンスを披露する学習者

　迫害の実態を知った中国本土の中国人が「三退」を行う

　2日間のイベントで、多くの中国本土出身の中国人がブースに立ち寄り、学習者と交流した。その中には、自発的に中国語資料を求める人もおり、その場で「三退」を表明する人もいた。

　中国本土からの留学生は、インターネットで学習者が非常に残酷に迫害されていることや、中共による人権弾圧を知っていた。しかし、中国の親戚から「法輪功学習者が天安門で焼身自殺した」と聞かされ、疑問を抱いていた。ランタン祭りの会場で法輪功のブースを見かけ、さらに知りたいと思った彼に、学習者は法輪功がかつて中国本土で「人から人へ、心から心へ」という形で急速に広まったことや、中共が法輪功を迫害し、「天安門焼身自殺」は、中共が法輪功を陥れるためにでっち上げた事件であることを紹介した。帰る際、彼と友人は関連する資料を受け取った。

　中国本土から来た若い男性が法輪功ブースに立ち寄った。学習者が男性に「三退」を知っているか尋ねると、この男性は「赤いスカーフをつけたことがあるだけ」と答えた。学習者は法輪功が迫害されている事実を伝え、2億7000万年前の石が割れて中から「中国共産党亡」の文字が現れた写真も見せた。話を聞いた男性は「中共と一緒に滅びたくない。（中共組織から）脱退します」と言った。

　花壇のそばに座っていた2人の少年がいた。学習者が署名を呼びかけると、ひとりの少年は嬉しそうに「僕も中国人です」と話した。学習者は「それは良かった、では中国語の資料を持ってきますね」と言い、戻ると2人はすでに請願書に署名していた。

　2人の少年はとても礼儀正しく、学習者が「三退」について説明すると、高校を卒業せずこちらに留学してきたため、少年先鋒隊にしか入ったことがないと話した。学習者は「なぜ三退が必要か」を説明し、2人は真剣に耳を傾け、最後に仮名を使って中共組織の少年先鋒隊から脱退した。

　市民が署名し、中共の生体臓器収奪の悪行を阻止

　9月6日朝、中年の女性が法輪功ブースを訪れ、法輪功の地元の煉功拠点について尋ね、法輪功を学びたいと話した。女性は学習者に、中共の「9.3軍事パレード」中継で、中共の習近平党首がプーチンと私的に「臓器移植で長生きできる」と話していたのを聞き、生体臓器収奪が現実に行われている事実であることを確信し、非常に恐怖を感じたと語った。そしてこの女性は「生体臓器収奪をやめよ」と「法輪功に対する越境的弾圧をやめよ」の請願書に署名した。

　ランタン祭の期間中、多くの地元大学生が法輪功ブースに立ち寄った。彼らはこれまで法輪大法や中共の暴虐について全く聞いたことがなかったが、迫の実態を知ると、署名に応じた。中には自発的にチラシを受け取り、同級生や友人に配布して、オンライン署名を検討してもらうつもりだという人もいた。

　ある高齢の女性は、学習者が話す「中国で信仰を貫くことで労働教養や刑罰を受けている」という話を聞き、胸を痛め、すぐに学習者を抱きしめた。

　2日間のイベント期間中、数百人が「生体臓器収奪をやめよ」の請願書や「法輪功に対する越境的弾圧をやめよ」の署名に応じ、約100人以上がカナダ首相宛ての請願はがきにも署名した。多くの地元住民は中共による法輪功迫害の実態を知った後、学習者の活動に深く敬意を表し、学習者が世界に迫害の実態を伝え続けるよう励ました。