　【明慧日本2025年9月18日】山東省青島市平度市の法輪功学習者・李正訓さん73歳は、人々に迫害の真実(以下、真相)や法輪功について伝えたことで迫害を受けている。今年3月5日、警官に拘束され、7月3日には青島市即墨区裁判所から、懲役1年6カ月と罰金2千元の判決を言い渡された。李さんは直ちに控訴したが、青島市中級裁判所は8月26日に不当な原判決を維持すると宣告した。

　修煉後の人生の変化

　李さんは、平度市南村鎮李家荘村に在住。法輪功を修煉する前は、10年以上も精神疾患を患い、働くことができなかった。しかし、50歳で法輪功を修煉し始めてからは、精神疾患が再発することはなかった。彼は20年以上工場に勤め、「真・善・忍」の教えに従い、真面目に働き、個人的な利害にこだわらなかったため、上司から深く信頼された。

　度重なる迫害と不当な裁判

　1999年7月20日、中国共産党の江沢民率いる犯罪集団が法輪功への迫害を開始して以来、メディアは嘘の情報で法輪大法を中傷してきた。李さんは、雨の日も風の日も、変わらず人々に法輪功のすばらしさと迫害の真相を伝え続けた。このため、彼は警官に3回拘束され、2回は不当に15日間拘留され、3回目は不当な判決を受けた。

　今年3月5日、李さんは青島市即墨区の村で真相を話していたところ、即墨区移風店派出所の警官に拘束された。彼は不当な刑事拘留、留置場への移送、そして不当な裁判にかけられた。

　5月21日の裁判では、李さんは法廷で堂々と法輪大法の素晴らしさを証言し、「法輪功を修煉することは無罪だ！」と力強く訴えた。彼の弁護士も法的根拠に基づいた無罪弁護を行い、傍聴者は深く感銘を受けた。

　しかし7月3日、即墨区裁判所の姜氷裁判官は、李さんに不当な懲役1年6カ月の判決を言い渡した。李さんは控訴したが、青島市中級裁判所は公開裁判を行うことなく、8月26日に不当な原判決を維持すると決定した。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）