　【明慧日本2025年9月19日】ブルガリアの法輪功学習者（以下、学習者）は、9月5日から7日にかけてヤンボルで開催されたイベント「こんにちは、健康！」に参加し、来場者に法輪大法を紹介した。

　ヤンボル市はブルガリア南東部に位置し、「トゥンジャ川両岸の街」として知られる。ヤンボル地域は古代トラキア文化の中心地の一つに属し、その長い歴史で多くの観光客を惹きつけている。9月6日はブルガリアの建国記念日であり、多くの人々がイベントに参加した。

　学習者はブースを設け、功法を実演し、法輪功を紹介する無料講習を行い、法輪大法の「真・善・忍」の理念を人々に伝えた。ブースの前に訪れた来場者は法輪功に関心を示し、中には法輪功の座禅の功法がリラックスでき、活力が与えられると称賛する人もいた。

　イベントで法輪大法の功法を実演

　ヤンボル、スタラ・ザゴラ、ソフィア、チェペラレから集まった学習者が「こんにちは、健康！」のイベントに参加した。今年のイベントのテーマは「蒔いた種はそのまま実になる」で、主催者は3年連続で学習者をイベントに招き、功法の実演を行っている。

　イベント前日、学習者は2時間以上かけてチラシを配布し、これから行われる功法の実演を告知し、人々と交流し、五式の功法の体験に招待した。

　午前9時30分、街の最初の住民が会場に訪れ、法輪大法の功法を学びたいという熱意を示した。

無料講習で法輪功の功法を学ぶ人々

「こんにちは　健康！」イベントで来場者と交流し、法輪功を紹介

　噴水の近くのメインストリート沿いで、学習者は功法を実演し、早朝に通りかかった通行人の足を止めさせた。人々は、穏やかな功法の動作を興味深く見守り、学習者と交流した。

　作家「あなたたちのブースを離れたくないです！」

　ストヤンさんはヤンボル出身だが、現在はソフィアに在住している。作家であり、ジャーナリストであり、俳優でもある彼は、週末に故郷に戻った際、法輪大法の功法を体験した。

　ストヤンさんは、功法の動作を知っているため、功法の動作を正確に実践できると言った。そして学習者に「知っていますか？　ソフィアから来たある法輪大法学習者が『法輪功』という本をくれたんです。彼は『読んでみて！　気に入ったらあなたのもの、気に入らなければ返して』と言いました。こんなふうに本をもらったのです」と話した。

　そこで、ストヤンさんはこの本を読み始めた。彼は、一気に読んだところ、内容はこれまで読んだ多くの他の精神的な書物を思い起こさせるが、一方で「とても独特で、真実味があり、魅力的で深みがある」と感じたという。「これこそ、私が探していたものだ！」とストヤンさんは思った。さらに、ソフィアでも学習者と一緒に法輪大法の書籍を学んだことがあることを共有した。

　自分の故郷でこの精神修養法が紹介されると知ると、ストヤンさんはは必ず功法を体験したいと考えた。ストヤンさんは、ソフィアの煉功拠点がどこにあるかを尋ね、ほかの学習者が法輪大法の修煉でどのように恩恵を受けているかも聞いた。彼は皆と交流した後、一度用事に出かけ、後で再び学習者のもとに戻った。

　立ち去る際、ストヤンさんは「ここを離れたくないです！」と言った。

　来場者「法輪大法が私の不安を和らげてくれた」

　イベントは早くから始まっていたにもかかわらず、ディムカさんは午前9時30分に時間通り会場に到着し、法輪大法の心を落ち着ける功法を試したいと言った。彼女は「長い間、毎日抱える心の緊張や苦しみ、不安を解消してくれる功法を探していました。私の生活には多くの問題や困難があり、ほとんど対処できないほどで、心はずっと不安でした」と述べた。

　ディムカさんはとても真剣に功法を学び、その決意と忍耐力は学習者に深い印象を与えた。

　ある学習者は、ディムカさんに地元の煉功拠点で引き続き功法を実践するよう勧め、法輪大法の書籍を紹介した。また、法輪大法のウェブサイトや、李洪志先生自身が功法を教えるビデオも見せた。

　「功法を終えた後、少し楽になった気がします」と話すディムカさんは、「本当にそうかはわかりませんが、まるでいくつかの重荷を下ろしたような、軽くなった感じがします」と話した。学習者は、希望すればイベント当日も学習者のブースに来て、一緒に功法を実践できると伝えた。

　イベント当日の午後4時、ディムカさんは本当に訪ねて来た。彼女は興奮した表情で「信じられますか？　功法を学び終えて家に帰ったら、まるで生まれたばかりの赤ちゃんのようにぐっすり眠れたんです。長く深く眠れて、本当に気持ちよかったです！　だから、また功法を実践しにきました！」と述べた。

イベント当日再び功法を学んだディムカさん（左）

　法輪大法の世界各地の写真展が地元住民を引きつける

　今年、学習者はブースで、世界各地での学習者の活動写真を新たに展示している。1つのパネルには、2025年5月13日の「世界法輪大法デー」の祝賀イベントが紹介されている。この日は李洪志先生が初めて法輪大法を伝えた日である。ほかの2つのパネルには、7月20日に複数の国で行われた学習者の反迫害活動が展示されている。1999年のこの日、中国共産党が中国で法輪功に対する迫害を開始した。

　ある夫婦がブースを訪れ、学習者と長時間にわたり話をした。男性は、これまでさまざまな修煉法や教えを探し、目覚めや啓示を得たいと考えていたという。夫婦は、法輪大法の「真・善・忍」の価値観にとても関心を持ち、学習者と一緒に写真展を注意深く鑑賞した。

　男性は、世界各地でこれほど多くの人々が法輪大法を修煉し、真理を求めていることに驚いた。「このすべてが起こっており、私たちが創造主に立ち返ることを可能にしています」と話した。

　男性の妻は『法輪功』の本を購入し、法輪大法についてさらに理解を深めたいと語った。去る前に、男性は手を胸に当てて学習者に感謝を示し、「必ず（法輪）大法の学習を続けます」と話した。