【明慧日本2025年9月21日】イタリアの法輪功学習者（以下、学習者）は8月末から9月初頭にかけて、イタリア中北部の各地で中国共産党（以下、中共）による学習者への26年に及ぶ残酷な迫害や臓器収奪の犯罪を広く知らせた。多くのイタリア市民が法輪功の実態を理解し、その素晴らしさに触れる機会となった。

　ボローニャで法輪功についての真実を伝え　警察官も応援の意を表す

　8月27日、イタリア中部から集まった学習者は、ボローニャ（Bologna）で有名なマッジョーレ広場近くのジョルジョ・グアッツァロカ小広場で法輪功についての真実を伝えた。

　ボローニャはイタリア中北部の都市であり、エミリア・ロマーニャ州の州都である。ここには世界最古の大学とされるボローニャ大学があり、学園都市として発展してきた。歴史、芸術、料理、音楽、そして豊かな文化に彩られ、イタリアで最も発展した、生活の質が高い都市の一つである。

　当日はあいにくの雨に見舞われたが、活動は中断されることなく続けられた。学習者たちは資料用のテーブルやパネル資料を設置し、法輪功の煉功を実演しながら小雨の中で行き交う人々に法輪功についての実情を伝えた。

'图1～3：在博洛尼亚（Bologna），法轮功学员们在细雨绵绵中向过往民众传播<span class='voca' kid='53'>大法</span><span class='voca' kid='62'>真相</span>。'

ボローニャで小雨の中、市民に法輪功を紹介する学習者たち

　活動開始時、当地の警察署から1人の男性警官と1人の女性警官が訪れ、法輪功とは何か、過去の活動時に妨害があったかどうかなどを学習者に質問した。学習者はこの機会に、法輪功の理念と中共による平和的な修煉への26年にわたる迫害の実態を説明し、これまでにいくつかの妨害があったことも伝えた。帰る際、2人の警官は活動が順調であるようにと応援の言葉を残して去った。

　小広場に面した店を営む店長がパネル資料の内容を読み、学習者たちがこれほど穏やかに見えるのに、なぜ迫害されるのかと疑問に思い、自ら店から出てきて積極的に学習者に質問した。学習者の話に熱心に耳を傾け、説明資料も快く受け取った。

　また、フランス出身の2人の若い女性が立ち止まり、学習者の話を熱心に聞き、法輪功の資料を持ち帰った。後日、インターネットでも詳しく知りたいと話した。

ボローニャで法輪功についての真実を知った市民が、迫害に反対する署名活動に応じる

　フラスカーティの市民　関心を寄せる

　8月30日、学習者たちはフラスカーティ（Frascati）市で法輪功の無実を伝えた。フラスカーティ市はイタリア中部ローマ県ラティーナ地区にある小都市で、ローマ市の南東約20キロに位置する。美しい景観に恵まれ、古くからローマ市民が避暑地として愛してきた地であり、多数の教皇の別荘でも知られている。

　市中心部にある厳かなサン・ピエトロ大聖堂の広場で、学習者は法輪功紹介のパネルを設置し、煉功を披露しながらチラシを配布した。活動は、広場を散策する市民たちの関心をひき、通りかかった人々が立ち止まって展示パネルに目を留め、中共による学習者への迫害の詳細を知ろうと見入った。多くの市民はチラシを手にすると、その場で丁寧に読み、学習者と言葉を交わした。特に中共による臓器収奪の犯罪に対し、強い憤りを示す人が多かった。

フラスカーティの市民が活動に興味を示し、中共の臓器収奪犯罪を次々に非難する

　メストレで法輪功についての真実を伝える

　9月6日、学習者はヴェネト州メストレ（Mestre）市の中心部、マッテーラ広場の歩行者天国で法輪功についての真実を伝えた。

　学習者たちは横断幕やパネル資料を展示し、通行人に法輪功の素晴らしさや、中共による迫害が今も続いており、凄惨な迫害の現実を伝えた。多くの市民が足を止め、学習者と話し込み、事実を知った上で迫害を止めるための嘆願書に署名した。また、「どうかこれからも諦めず、迫害が終わるその日まで活動を続けてください」と学習者を励ます声も多く寄せられた。

メストレで学習者が道行く人々に法輪功を紹介