　【明慧日本2025年9月21日】（全文に続く）

　三、寒さと朝の煉功に対する恐れる心を突破し、屋外での朝煉功を堅持する

　(一)「寒がり」な心

　長く集団煉功を堅持できていると思っていましたが、冬が来ると、朝早く公園に行く回数が徐々に減り、最後には家で煉功するようになりました。主な原因は寒がりだからです。

　修煉前、私の手足は普通の人よりも冷えやすかったです。長年の修煉で体はいくらか改善されましたが、それでも特に寒さに強くなったわけではありません。これは私の煉功が足りないからかもしれません。家で煉功するようになり、私は安易になり、1時間の第二式功法も堅持できず、30分しか煉功しませんでした。時には五セットの功法を完全に煉功することすらできませんでした。

　私はしっかり修煉しなければならないと知っていました。そうすれば、神韻芸術団が日本で巡回公演を行う際に、神韻劇場でのボランティアをうまくこなせるからです。しかし、毎朝「寒がり」な心が邪魔をして、布団にくるまって起き上がりたくありませんでした。その時期、私は朝に少し煉功し、夜にも少し煉功していました。

　(二) 安逸心

　私は自分に安逸心があることに気づきました。快適さを追求し、苦労したくないのです。突破しなければならないと分かっているのに、現実を前にして、心がとても苦しいのです。なぜ長年修煉しているのに、この関を突破できないのでしょうか？　なぜいつも同修たちに心配をかけ、私はうまくできないのでしょうか？　人が何度も失敗すると、もともと強かった意志と自信が弱まってしまいます。徐々に、さまざまな悪い思想業力が私の頭の中を占拠し始め、私は自分がうまく修煉できていないと感じ、自分自身に自信を失い始めました。

　ある朝、煉功の時間になり、一緒に修煉している同修から電話がかかってきて、起こされました。しかし、私はこの難題に直面したくなく、どうしても起きたくありませんでした。相手が起こせば起こすほど、私は我慢できなくなり、最後には同修を怒鳴りつけ、自分自身も腹を立て始めました。

　落ち着いてから、私は同修と話し合いました。同修の一言が私を励まし、希望を再び燃え上がらせてくれました。同修は、あなたは何度も失敗した後、自分自身に自信を失ってしまったのかもしれないが、師父が私たちを大法弟子として選んでくださったことを忘れてはならない。あなたは必ずこの関を突破できる、というようなことを言いました。

　私は、確かに奮い立たなければならないと思いました。数十億人の中から、師父は私を大法弟子として選び、私が今日まで修煉できたのも、師父の苦心のご按排があったからです。だからこそ、私は師父のご按排を信じ、自分自身を否定してはならないと思いました。

　(三) 根本的な執着心を見つける

　神韻公演が終わった後、私はついにこの関を突破しました。その夜、私は自転車で家に帰る途中「どうすれば他の同修たちのように、長期間安定した煉功状態を維持できるのだろうか？」とずっと考えていました。また、昨年と比べて、今年の神韻公演の仕事に参加する際、人を救いたいという心が以前ほど強くないようにも感じました。相変わらず一生懸命三つのことを行っていますが、いつも師父の要求にはまだ及ばない気がしていました。

　そこで、私は反省し始め、自分に問いかけました。私は今まで何のために修煉してきたのか？　最初に修煉を始めたのは何のためだったのか？　私の根本的な執着心は一体何なのか？

　修煉を始めた頃を思い出しました。私は病気を治したり、健康を維持するために大法に入ったわけではありませんでしたが、わずか1カ月で、私の慢性胃炎、胃充血、ピロリ菌感染症はいつの間にか消えていました。私は大法の威力を身をもって体験しました。法を学ぶにつれて、師父がおっしゃる「返本帰真」の内涵を徐々に理解していきました。

　また、修煉の最初の年、一度修煉が難しすぎて、諦めたいと思ったことがありました。それでも私は堅持することを選びました。私は修煉したいと思いました。なぜなら、自分が真の修煉者になれば、師父が私の体を浄化し、業力を取り除いてくださると知っていたからです。もし修煉しなければ、すべての病業と業力が再び戻ってくるでしょう。また、私は常人として生きるのは本当に苦しいと気づきました。名誉、利益、感情を持っていても、苦しみから逃れることはできず、輪廻の束縛から抜け出すこともできません。修煉は難しいけれど、法があり、師父がいらっしゃるので、必ず自分の執着心を見つけ、それらを放下し、自分の心をより純粋にすることができると思いました。

　長年『轉法輪』と師父の多くの経文を学び、法理上では人生の意味が何であるか、なぜ修煉しなければならないのか、正法時期の大法弟子の使命が何であるかを理解しているのに、自分の根本的な執着心を本当に深く掘り下げて、根こそぎ取り除いていないことに突然、私は気づきました。

　私は、この根本的な執着心が実は「私」であることに気づきました。つまり、結局は自分が安逸で快適な生活を送りたいだけなのです。

　修煉の中で、私は執着心を取り除き、師父の要求に従って三つのことを行うよう努めてきました。しかし、あることについて自分が一定のレベルに達したと感じると、満足感を抱き、これでもう十分だと考え、もう一段階上を目指したくなくなるのです。率直に言えば、私は自分の責任を果たすことに努め、自分の心が安心感を得られるようにしているだけなのです。私はさまざまなプロジェクトに参加しているので、安心感がありますが、実際には、自分のすべての力を注いでより良くするために努力しているわけではありません。

　常人の仕事上では、上司や同僚は私が真面目で責任感が強く、努力家だと考えているかもしれません。しかし、私自身は、自分が職務を遂行しているだけで、本当にすべての力とエネルギーを注ぎ、心を込めて奉仕しているわけではないことを知っています。

　私はこの純粋ではない心に気づいたとき、すぐに否定しました。なぜなら、私は本当にこのような心を持ちたくないからです。私はこの世界に、この短い数10年の幸せな生活を送るためだけにやってきたのではありません。私は心から真の修煉者になりたいのです。師父の法を正すことを助け、衆生を救い済度したいのです。

　もし私が法をしっかり学べず、自分の煉功状態を安定させることができなければ、どうして修煉者の強いエネルギーを持って衆生を救い済度できるでしょうか？　もし私自身の修煉状態が良くないならば、どうやって自分の言葉で相手の業力を取り除き、真相を理解させることができるでしょうか？　だからこそ、私は今後、何をするにしても、単に「合格」するだけでなく、全力で取り組み、より良く、より卓越したものにすることを決意しました。

　私は師父を信じています。私は真の正法時期の大法弟子になりたいと思っています。ですから、師父のおっしゃることを聞くべきです。集団学法、集団煉功に参加すべきです。なぜなら、これは師父が私たちに残してくださった修煉形式だからです。

　四、着実に修める

　そこで、私は毎日早起きし、暖かい服装をし、朝0〜2度の気温でも、時間通りに煉功点に行って煉功することを決意しました。今回この関を突破しなければ、日本の冬は過ぎ、暖かい春が来て、私は寒さに対する恐怖を克服する機会を逃し、再び自分自身に挑戦するには半年待たなければならないと知っていました。

　私にさらに責任感を持たせてくれたのは、中国から来た同修が、他の同修たちが神韻を支援するために忙しい間、常に1人で煉功点を維持していたことです。たとえ彼女1人しかいない日でも、大法を紹介する文字が印刷された旗を掲げ、1人で煉功していました。彼女は私に、この過程で、寒さへの恐怖、暗さへの恐怖など、多くの心性の試練に直面する必要があると話してくれました。しかし、彼女はそれでも堅持することを選び、この煉功点を守っていました。一緒に煉功していた同修が他の煉功点に移り、彼女を誘ったとしても、彼女はそこに留まり、この煉功点を維持することを堅持しました。彼女の堅持を見たとき、私は尊敬の念を抱き、彼女をもう一人にさせてはいけないと決心しました。私は「善」を修め、本当に同修のことを考えるべきだと気づきました。

　再び早起きして煉功するとき、私は彼女の煉功姿の写真を撮り、煉功点のグループと共有しました。この光景は多くの同修の責任感を刺激し、正念を刺激し、ますます多くの同修が煉功に出てくるようになりました。

　私は自分の根本的な執着心を見つけ、突破することを決意したとき、自分の正念がますます強くなっているのを感じました。その女性同修から、彼女が大阪に1週間滞在する必要があり、彼女の代わりに旗持ちをしてくれる人がいないかと頼まれたとき、私は迷わず承諾しました。以前の私なら、このような責任は負わなかったでしょう。なぜなら、毎日時間通りに早起きして煉功できる保証がないからです。しかし、今回は躊躇なく承諾しました。

　1カ月以上、私は毎日時間通りに煉功点に行って煉功することができ、1時間の第二式功法も煉功することができています。この期間の堅持を通して、私は以前のように寒さを恐れなくなったことに驚きました。私の手のひらも以前よりずっと暖かくなり、体の状態も明らかに改善されました。

　本当の挑戦は、長期的に堅持できるかどうかにあると私は理解しています。しかし、今回は私の正念が非常に強く、長く維持できると確信しています。

　集団煉功に参加することは、師父の教えを実践し、煉功点を維持することであり、これは大法を維持することの一部であり、これは大法弟子の使命なのです。

　以上が、私の修煉における悟りです。不適切な点がありましたら、同修の皆様にご指摘いただければ幸いです。

　(完)