　【明慧日本2025年9月23日】広東省仏山市禅城区に住む女性法輪功学習者・何暁華さんは禅城区祖廟街道同安社区居委員会の責任者に真相に関する手紙を郵送したとして、2023年1月19日、現地の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）と瀾石派出所の警官らに連行され、禅城区留置場に拘束された。同年11月15日、何さんは禅城区の裁判所から不当に懲役4年6カ月の判決を受け、2024年6月に広東省女子刑務所に送られた。

　何暁華さんは1960年8月生まれで、短期大学卒で、仏山市禅城区湖景路15号に住んでいる。法輪功迫害の真相を話したことで、2002年4月13日には広東省南海市（現仏山市南海区）の裁判所から不当に懲役1年6カ月（執行猶予3年）の判決を受けた。2021年8月16日午後2時頃、何暁華さんと舒毓英さんは仏山市季華六路九鼎国際の中庭にある鑫福家飲食店で食べ物を買おうとしていた時に店員の楊と話すうちに法輪功のことを伝えたが、その後、楊が110番に通報した。

　2022年9月、仏山市禅城区祖廟街道同安社区の住民委員会は、掲示板やポスターを使い、大々的に法輪功を誹謗中傷して地域住民を毒害した。同年10月21日と24日、何暁華さんは、仏山升平郵便局と同済郵便局から、同安社区居委員会の主任である譚冠輝、書記の郭敏瑩、委員の李娜、副主任の馮欣怡、そして副主任の潘秀英に真実を伝える手紙を郵送し、法輪大法は素晴らしいということと、善行には善い報いがあり、悪行には悪い報いがあるという道理を伝えた。しかし、譚冠輝が悪意を持って通報した。

　2023年1月19日、何暁華さんと舒毓英さん2人は、自宅で仏山市禅城区公安支局と瀾石派出所の警官らに不当に連行され、禅城区留置場に不当に拘束された。舒さんは15日間不当に拘束された後、2月5日に帰宅した。一方、何暁華さんは2023年2月24日に不当に逮捕状が出された。

　2023年5月上旬、何さんは禅城区検察院によって不当に起訴された。何さんは2023年9月18日と11月8日の2回、禅城区の裁判所で不当な裁判にかけられた。同年11月15日、何さんは不当に懲役4年6カ月の判決を受けた。2024年6月、何さんは広東省女子刑務所に送られ、迫害を受けている。

　明慧ネットの2024年の報道統計によると、今年、広東省の法輪功学習者は25人が不当に懲役刑を宣告され、少なくとも28人が不当に逮捕、起訴、裁判にかけられた。また、4人が迫害によって亡くなり、54人以上がその他さまざまな形で連行や拘束の迫害を受けている。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）