　【明慧日本2025年9月24日】（明慧ネット特派員黒竜江省報道）黒竜江省ハルビン市香坊区の法輪功学習者・王沢濱さん（53歳男性）は、2024年12月に警官に連行・拘束され、2025年8月13日に道外区裁判所から不当に懲役3年半を宣告された。王沢濱さんは8月20日にハルビン市中級人民裁判所に控訴した。

　王沢濱さんは、元ハルビン軸受工場の従業員。幼い頃から気功に興味を持ち、法輪大法の修煉を始めてからは「真・善・忍」の基準に従って行動し、誠実で質素な生活を送り、口数は少ないが他人を助ける際にはすぐに行動に移す性格である。寝たきりだった父親を4年間介護し、亡くなるまで尽くし、妻にも愛情深く、家庭の務めにも尽力する善良で誠実な人物である。

　2024年12月19日、王沢濱さんは香坊区通郷街派出所の警官に自宅に押し入られ、連行された。警官は彼の法輪大法の書籍、コンピューター、プリンターなどを押収し、同日、ハルビン市道里区第二看守所に連行し、15日間の不当な行政拘留を科した。2025年1月3日、警官はこれを刑事拘留に変更し、香坊区看守所に移送した。

　王沢濱さんは、拘束初日から迫害に抗議してハンガーストライキを開始した。7日目、看守所は通郷街派出所から1人を派遣し、王沢濱さんを香坊病院に連行して強制灌食を行おうとした。しかし、看護師が胃に管を挿入できず、管を急激に引き抜いたため、王沢濱さんは激しい痛みに苦しみ、灌食は失敗に終わった。

　2025年1月28日、王沢濱さんが看守所で法輪功の修煉を禁止されたため、再度ハンガーストライキで抗議した。数日後、彼は身体に痛みの症状が現れ、看守所は彼を星光病院に連れて行き検査した結果、腎臓結石と診断され、手術を受けた。

　香坊区通郷街派出所は香坊区支局国家保衛大隊と共謀して、王沢濱さんを陥れ、道外区検察院に告発した。5月2日、道外区検察院は王沢濱さんを道外区裁判所に起訴した。5月16日、担当警官は香坊区看守所で王沢濱さんのDNA採取を行った。7月4日午前、ハルビン市道外区裁判所は王沢濱さんに対して不当な裁判を行った。

　最近の情報によると、王沢濱さんは道外区裁判所から懲役3年半を宣告された。彼はすでにハルビン市中級人民裁判所に控訴している。担当裁判官は王剛、裁判官補佐は田一農である。

（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）

（編集責任者：頭元）