　【明慧日本2025年9月24日】（米国＝明慧記者・李静菲）米国メリーランド州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は9月20日、毎年恒例の「プールスビル・デー・パレード」と祝賀イベントに参加した。多くの人々が学習者のブースに立ち寄り、法輪功迫害の実態を知った後、次々と署名して中共による学習者への迫害に反対した。

　プールスビルは、メリーランド州モンゴメリー郡の北西部に位置する歴史ある小さな町で、同州における最良の居住地の一つとされている。ここはワシントンD.C.からおよそ33マイル（約53キロメートル）の距離にあり、毎年一万人以上の地元住民や周辺地域の人々がパレードと祝賀イベントに参加している。

9月20日、「プールスビル・デー・パレード」で行進する法輪功チーム

9月20日、「プールスビル・デー・パレード」に登場した車両の行進

9月20日、「プールスビル・デー・パレード」において、腰太鼓のパフォーマンスを披露する法輪功チーム　　　　

　観衆「法輪功は世界に平和を、人類に平和をもたらす」

　法輪功迫害を伝える隊列と腰太鼓がパレードに参加し、沿道の人々は拍手喝采で迎えた。ローリーさんとニッキさんは学習者に声援を送り、法輪大法を知っている。というのも、三週間前にメリーランド州ゲーサーズバーグで行われたレイバー・デイ・パレードで、学習者の隊列を見たばかりだったからだという。

　ローリーさんは、3年前に法輪功のブースに立ち寄ったことがあると語った。彼女は「（法輪功学習者は）地域社会に真と善をもたらし、世界に平和を、人類に平和をもたらしています」と話した。

　ローリーさんはさらに「（腰太鼓は）とてもクールだと思います。とても目を引きました」と言い、ニッキさんも「彼らは美しいです。衣装もとてもきれいでした」と同感を示した。

道端でパレードを観賞したローリーさん（右）とニッキさん（左）

　法輪功迫害の実態を知った人々、学習者の尽力に感謝

　パレード終了後、多くの人々が学習者のブースに立ち寄り、法輪大法について知ろうとした。彼らは中共が学習者を不当に拘束し、拷問し、さらには生体臓器収奪まで行っていることを知り、中共の迫害を止めるよう求める請願書に次々と署名した。

法輪功迫害の実態について詳しく知ろうと多くの人々がブースに立ち寄る

中共による法輪功迫害に反対し署名する人々

　エイミーさんとコニーさんは、学習者のブースを通りかかり、中共の迫害を止めるよう呼びかける請願書に名前を書いた。コニーさんは「（中共による）臓器の強制摘出は非常に非道徳的だと思います。だから、迷わず署名しました」と語った。

　エイミーさんは数年前、地下鉄の駅で『大紀元時報』を手に入れ、通勤中に読んでいた。彼女は「中国で起きている（中共による）法輪功学習者への迫害について深く知ることにつれて、私は中国（中共）やこの迫害についての見方、そしてなぜ人々がこの迫害に対して怒りを示すのか、なぜ私たちは（この迫害から）目を背けるのかを考えるようになりました。私はその影響について考え始めました。何が私たちに影響を与え、私たちに中共の法輪功迫害の現状を知られなくしているのか」と述べた。

　エイミーさんは、その後ケネディ・センターで神韻公演を鑑賞したと語った。そして「とても素晴らしかったです。私は、（法輪功学習者が）行っていることは本当に尊厳と自由を守る行為であり、提唱している価値観はアメリカの価値観であり、キリスト教の価値観でもあり、それらのレベルを超えたものであり、神から与えられた権利であるため、私は彼ら（法輪功学習者）が行っているすべてのことに深く感謝しています」と話した。

　エイミーさんとコニーさんは共に、法輪大法の「真・善・忍」の原則に強く賛同している。エイミーさんは「人がどうして真・善・忍の原則に賛同しないことがあり得るでしょうか。これこそ私たちが尊重している価値観なのです」と語った。

　コニーさんは「私も同じ考えです。残念ながら、中国共産党が中国の支配権を奪い、中国の人々は邪悪な中共に支配されています。中共は本当に邪悪で、とてもひどい存在です」と言った。

　「私たちは法輪功を強く支持しています」

　ジョン・キアヴァリミさんと夫人は、学習者のブースを見かけるとすぐに駆け寄り、迫害に反対する請願書に署名して、学習者を支持した。

　キアヴァリミさんは「私は台湾に行ったことがあり、台湾の法輪功学習者と話をしました。すべての資料を受け取りましたので、法輪功学習者が中共から受けている迫害の状況をよく知っています」と語った。

　キアヴァリミさんは「法輪功は真・善・忍を提唱しており、とても平和的で、心身を修めるものであり、健康にも大変有益です。私たちは法輪功を強く支持します」と語った。

学習者の反迫害を支持し請願書に署名しているジョン・キアヴァリミさん

　プールスビルの住民パテルさんは「（真・善・忍）このメッセージはとても良いと思います。私たちは思いやりと寛容の心を持つべきです。このメッセージが好きです」と述べた。

　学習者が中共から受けている迫害の事実を知った後、パテルさんは中共による学習者からの生体臓器収奪に反対する請願書に署名した。彼は「臓器の強制摘出は受け入れられない」と言った。

中共による学習者からの生体臓器収奪に反対して署名する、プールスビルの住民パテルさん