文／ニューヨークの大法弟子　　

　【明慧日本2025年9月26日】昨日、明慧ネットで一つの文章を見ました。そこでは比較的婉曲な言い方ではありますが、私たち大法弟子の中に「大げさに功績を誇りたがる」「重い責任を避けて軽いことだけをする」「困難を知ると退く」といった問題が存在することが語られていました。その後に『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』を改めて読み返して、皆さんはどのように感じたでしょうか。まるで警鐘が轟き、心臓に重い槌が打ち込まれるような感覚で、極めて異常なものでした。その年の5月15日の法会は、同修たちが好むような賑やかな雰囲気や、法輪大法デーに師父にお会いできる興奮ではなく、異例の批判と率直な警告でした。

　師父はこうおっしゃいました。「常人の中で良い人となっても、修煉をしなければ、あなたは極めて大きな罪を犯しているのです！　なぜなら、あなたは救うべき衆生を救っていないからです！！　先史に交わした約束を果たしていません！！　この問題ではありませんか？！　以前の説法ではこのような口調で皆さんに話したことがありません。師父は焦っています。もうすぐ最後になります。一部の人は焦っていません。どうすればいいのですか？！」（『各地での説法十四』「二〇一六年ニューヨーク法会での説法」）

　多くの同修はこう考えているかもしれません。「『時間がもう多くない』『もうすぐ最後になります』と説かれてから、もう何年も経っているではないか。今まで終わっていないのではないか」と。しかし、私たちは皆知っています。師父は私たち大法弟子自身以上に、私たちを大切にしてくださっています。そのような念を抱くこと自体、あまりにも思い込みが強く、無礼ではないでしょうか？

　『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』および『大紀元新唐人メディア法会での説法』から、すでに六年が経ちました。その後、ニューヨークでは大規模な法会・国際法会は一度も開かれていません。ここには深い意味が含まれているのではないでしょうか。もしかすると、それはすでに「期末の追試」の時に入っていることを示しているのかもしれません。

　これは、私自身の現在の修煉状態から出た少しの考えを述べたものです。同修に重視していただければと思います。必ずしも正しいとは限りませんが、それでも少しでも正の作用を果たせればと願っています。修煉がここまで来た今、私たちはもはや「耳に心地よい言葉」ばかりを聞きたがるわけにはいきません。