　【明慧日本 2025年10月16日】シドニー市中心部のジュビリー・ウォーターフロント・パークで10月11日、オーストラリア全土から集まった各民族の法輪功学習者（以下、学習者）は法輪図形の隊列を組み、集団煉功活動を行った。組まれた図形は巨大な金色の法輪で、光が四方に放たれ、殊勝で荘厳だった。学習者はこの方法で、オーストラリア社会に真・善・忍の精神と信仰の自由を守る確固たる信念を示した。

オーストラリア各地から集まった法輪功学習者は法輪図形を作った

　オーストラリア各地から集まった法輪功学習者は、異なる色の服を着て、整然と会場に入り、内径24メートルの巨大な法輪図形を作った。金色の光が四方に放たれる外周を加えると、直径は37メートルに達した。大法輪は、上が赤で下が黒い太極図2つ、上が赤で下が青い太極図2つ、そして金色の卍(まんじ)の符号で構成されている。法輪大法の標章として、法輪図形はあらゆる世界と宇宙の縮図でもある。公園の上空から見下ろすと、金色の法輪図形が天地の間できらきらと輝き、とても壮観だった。

　ゆったりとした煉功音楽に合わせて、現場で隊列を組んだ法輪功学習者たちは法輪大法の5つの功法を披露した。暑い日だったが、学習者たちは依然として穏やかで秩序正しく隊列を組み、煉功を行い、穏やかで慈悲深いエネルギー場は、通りかかった住民や観光客を大いに感嘆させた。

　ここにいる学習者一人一人の背後には、喜びと感謝と変化に満ちた人生の物語がある。隊列に参加した何人かの学習者が、それぞれの修煉の物語を共有した。

　法輪功を修煉して心が寛容になり体が軽くなった

ビクトリア州から来た学習者のショーン・リードさん

　ビクトリア州から来た法輪功学習者のショーン・リードさんは最初は暑く感じたという。「この高温に耐えられないと思っていましたが、隊列の現場に座ってその中に身を置いたとき、もう暑く感じませんでした」

　リードさんは次のように述べた。「周囲のエネルギーがとても純粋だと感じました。私たちの思想が正念を発するとき、すべての汚濁が消え去っているのを感じることができました。このエネルギー場の中に身を置くと、突然涙があふれました――すべてが浄化されているからです。同修の皆さんと過ごす時間は、本当に心が晴れやかになります」

　「私は常に師父に感謝しています。このようなエネルギーの中では、長い間沈殿していた多くのものが浮かび上がってきて、わずかな恐怖を感じることができます。それに気づき、その存在を感じ、それを手放す必要があります――未知の未来への恐怖です。今この瞬間、私はただ静かにそれに向き合い、それが消え去るまで待つだけです。これこそが私が努力すべきところだと思います」

　3年前、リードさんは法輪功の修煉を始めた。「私が大法を修煉する理由は、生活の中で人々が常に互いに対立し――絶え間なく口論し、不満に満ちているからです。法輪功を修煉した後、私はより寛容になり、忍耐を学び、他人の行動の背後にある理由をよりよく理解し、積極的に彼らを助けるようになりました」

　「私は彼らのニーズに合わせて自分を調整し、彼らを助けます。そうすると、私の仕事も家庭も恩恵を受け、すべてが好転し始めることに気づきました。鏡像効果のようです――私がより良くなると、周囲のすべても改善されます」

　それだけでなく、リードさんの体の状態も大きく変化した。「功法を学び始めたとき、最初に座禅を始めたとき、涙が自然に流れ、体の中の汚濁が清められているのを感じました。煉功を続けるにつれて、体の状態が明らかに良くなりました。修煉後、体が軽くなったと感じます。過去数年間、朝目覚めると体が重く感じました。しかし今は煉功を終えると、体が軽くなり、雲の上を歩いているようです」

　リードさんは法輪大法の師父への感謝を表したいという。「師父の助けに感謝します。師父が常に私の後ろで支えてくださっていることを知っており、この感覚は本当に良いものです。時々誰も一緒にいないように感じても、師父が必ず静かに現れて力を与えてくださることを深く知っています」

　「また、法会のすべての参加者、すべての同修に感謝を表したいと思います。皆がここに集まり、互いに支え合っているのは、本当に素晴らしいことです」

　「このようなエネルギー場に身を置くこと自体が非常に有益です」とリードさんは述べた。「同修の皆さんと一緒にいるたびに、心身が澄み渡るように感じます。活動が終わった後も、依然として幸せを感じ、横になってもまだエネルギーを感じることができます。同修と過ごすと、正のエネルギーに満たされます。これが私が活動への参加を続ける理由です――ここでは人が生まれ変わるように感じられます」

　リードさんは次のように述べた。「他人を助けること、法輪大法を広めることはとても意義があります。これらの活動に参加することで、より多くのことを悟り、執着を手放すことができます。同修の皆さんと過ごすこれらの経験を通じて、自分を向上させ続けることができると信じています。これは非常に重要です」

　悪性腫瘍が奇跡的に回復より多くの人に真相を知ってほしい

ゴールドコーストから来たピーター・ソーさん

　ゴールドコーストから来たピーター・ソーさんは、1974年に香港からオーストラリアに移住した。1970年から太極拳を始め、体はずっと健康だった。彼は次のように話した。「1997年、私は線維腫瘍という珍しい病気にかかりました。肋骨、膵臓、そして筋肉にできたものです。その後、手術で腫瘍を切除しましたが、術後に医師から、それは悪性腫瘍だったと言われました」

　1年後、病気がもたらした多くの後遺症により、彼は精神的に不振になり、体が疲れやすくなり、健康状態は悪化の一途をたどった。彼は再び太極拳の練習を再開し、拳を打つことで体の回復を早めようとした。しかし意外なことに、太極拳の効果が消えていることに気づき、体の状態を改善することができなかった。

　ソーさんは次のように述べた。「その後、幸運にも法輪功を修煉する機会に恵まれました。煉功を始めて1、2日で、体の健康状態が明らかに改善されたと感じ、精神もすぐに回復しました。法輪功の煉功してすぐにその効果が強力であることを感じ、それから今日まで27年間、ずっと法輪功を学び続けています」

　「今日、この大規模な隊列と煉功活動に参加し、出来上がった法輪は壮観で殊勝で、私は感動しました」と彼は述べた。「私は心から、より多くの人が法輪大法を知り、私と同じように大法の中で恩恵を受けることを願っています」

　ソーさんは大法がもたらした生命の再生と心身の巨大な変化を自ら目撃した。彼は次のように述べた。「これを機に、師父が大法を伝え、私を本来の自分に戻る道に導いてくださったことに心から感謝します。修煉の中で、私はまだ絶え間なく努力し、勇敢に前進する必要があります」

　真・善・忍を実践して生活が穏和に

西オーストラリア州から来た学習者のカレン・チャンさん

　西オーストラリア州から来た法輪功学習者のカレン・チャンさんは、隊列活動への参加は特別な機会だと感じた。「参加する機会をいただけて、とても感謝しています。太陽がとても強かったのですが、暑く感じませんでした。特に微風が吹いてきたときはとても気持ち良く、師父が助けてくださっているのだと思いました」

　チャンさんは昨年、法を得たばかりの新しい学習者だ。「私には法輪大法を修煉している親戚がいて、ずっと彼らは良い人たちだと思っていました。しかし当時は法輪功を修煉していませんでした。13年後、専門家が私が遭遇した一連の複雑な問題に答えられなかったとき、法輪大法に興味を持ち始め、親戚に功法を教えてもらいました。彼らは『法輪功』と『轉法輪』の2冊の本をくれ、さらに法輪功について紹介してくれました。『法輪功』を読み終えた後、私は喜びに満ちました。これは私の予想とはまったく異なっていました――内容は明確で簡潔で、私の多くの困惑を解決してくれました。この本は私が読んだどの本とも違っていました。その中の真・善・忍の法理が、私に全く新しい認識を与えてくれました。それはもはや抽象的な理論ではなく、実践可能な行動指針でした。2024年、私は正式に法輪大法の修煉を始めました」

　法輪功を修煉した後、チャンさんの家庭生活と人間関係は平和になった。「『轉法輪』(法輪大法の主要著作)を読むことで、常に他人を優先すべきだと悟りました。この原則を実践した後、私の日常生活は温和になり、私の周りの人々も幸せで安らかに感じるようになりました」

　「修煉前、私は誠実な人間ではありませんでした。嘘をつくことは私にとって簡単でした――考えてみると、これは虚名を守るため、社会に偽りの自己イメージを示し、自分の成功を示して、他人の羨望を得るためでした。簡単に言えば、私の心は争いに満ち、見せびらかすことが好きで、外物や他人の評価に依存して、この世界における自分の地位を支えていました。さらに、特に忍耐力の欠如も私の問題でした。子供たちや夫との繰り返される口論は、常に摩擦や衝突を引き起こしました」

　「法輪大法を修煉することで、今ではこれらの考えを認識し、外に求めることからもたらされるこのような不健康な欲望と執着を手放すことができ、これによって私の心は重荷から解放されました。私の家庭も温和になりました。問題に遭遇したとき、私は内に向かって自分の問題を探します。子供たちは、お母さんがより優しくなったと言い、もっと多くの人が法輪大法を知るべきだと言っています」

　チャンさんは次のように述べた。「まだ多くの不足と執着がありますが、内に向かって探す機会を大切にでき、自分は無比に幸運だと感じています」

　「師父、すべての恩恵に心から感謝申し上げます。私は師父に従って誓いを果たし、衆生を救い済度したいと思います。私に再生の機会を与えてくださったことに感謝します」

　生命の真理を見つけ修煉の機縁を大切にする

南オーストラリア州から来た学習者のデビッド・ナイプさん

　南オーストラリア州から来た学習者のデビッド・ナイプさんは、過去に何度も隊列活動に参加したことがある。彼は次のように述べた。「皆と一緒にこのような大規模な隊列活動に参加できるのは、いつも素晴らしいことです。これには皆の協調と協力が必要で、今日、皆さんはとてもよくやり遂げました。今日は暑かったですが、修煉の良い機会でした」

　20年以上前、ナイプさんはサンシャインコーストに住んでいた。彼は音楽が好きで、ある時、合唱団に付いて他の地域に公演に行った。車の中での会話で気功の話題になったとき、隣にいた女性が、自分の夫が法輪功の煉功していてとても良いと教えてくれた。ナイプさんはそれから法輪功の修煉を始めた。

　「大法に出会う前、私は人生の意味と方向性を探していましたが、私の心の奥底にある疑問は、本当に答えを得ることができませんでした。法輪大法に出会ったとき、すべてが変わりました。私は法輪功を修煉して25年になります。私は躊躇することなく言えます。これは私の人生で出会った最も素晴らしいことです」

　功法を学んだとき、ナイプさんは体がとても心地よく、エネルギー場が非常に強いと感じた。「『轉法輪』を読み、煉功することで、私は徐々に心を修める意味と、真・善・忍の原則に従って生活する意義を理解しました。これこそが私が探していたものでした。大法はより高い次元の、より全面的な生命の真理を明らかにしてくれました。私は慈悲深い師父に深く感謝し、私に貴重な修煉の機縁を授け、本来の自分に戻る大法修煉の道に導いてくださったことに感謝します」

　ナイプさんは、サンシャインコースト、ケアンズ、キャンベラ、アデレードなどの都市に次々と住んできた。生活の中でどんな困難に遭遇しても、大法は常に彼を導き、困難を克服し、病苦に打ち勝ち、心性を向上させ、苦難に抵抗しないように助けてくれた。「これらはすべて師父が私のために按排された向上の機会です。修煉は安逸のためではなく、喜びをもって苦難を受け入れ、人心の執着を放下し、真・善・忍の法理に従って修煉することです。これらの試練は、私に忍耐、耐え忍ぶこと、そして内に向かって探すことの重要性を教えてくれました。内に向かって見るたびに、私は前進を阻む執着心を発見し、それを取り除くと、私の修煉は昇華します」

　より多くの人に法輪功の真相を知ってもらい、中国共産党の嘘に騙されないようにするため、ナイプさんは頻繁に弘法活動にボランティアとして参加し、パネルを設置したり、ブースを設置したりして、労を厭わず、文句を言わずに働いている。周りの人々は皆、彼が責任を負うことができ、とても協力的で、信頼に値すると思っている。彼は、以前は自分は比較的気が短かったが、修煉後、修煉は外面的な行動だけでなく、より重要なのは内心の変化だと認識したという。「もし私が不満を抱いたり、我慢できなかったりしたら、たとえ任務を完成させても、私の修煉の境地は向上しません。しかし、純粋な心で物事を行い、追求しないとき、大法の力が私を支えているのを感じることができます」

　修煉が楽観的で前向きに

ビクトリア州から来た学習者のジョセフィン・ポンパさん

　ビクトリア州から来た学習者のジョセフィン・ポンパさんは次のように述べた。「法輪図形の隊列に参加できることを、非常に光栄で殊勝に感じます。真・善・忍の法理を守る人は必ず心身の健康を得るでしょう。なぜなら、これは徳と善根の基礎であり、まさにこの基盤が私たちに幸福をもたらしてくれるからです」

　「学習者になれたことを、特別に光栄に思います。私の周りの人々は皆、真・善・忍の法理を守る修煉者であり、彼らと一緒にいられることを深く誇りに思います」

　ポンパさんは精力に満ちていると感じている。「2日間眠っていませんが、大法が与えてくれたエネルギーで、8時間眠ったように感じます。これが大法の神奇なところです」

　「法輪大法は無数の人々に心身両面の巨大な恩恵をもたらしました。この中国から来た精神修煉には、深い浄化の力があります。私は修煉がもたらした変化を深く実感しています」

　「法輪大法に出会う前、私は消極的で憂鬱な人間でしたが、修煉が私に楽観的で前向きな心の状態を与え、人生のさまざまな困難を受け入れることを学びました。困難に抵抗するのではなく、それらを受け入れる――この中にある種の責任感が含まれていると思います。多生にわたり、今この瞬間に私が経験している人生を作り上げたのです。これが修煉が私に与えてくれたこの信念です」

　ポンパさんは心から大法の師父に感謝している。「私は心の奥底から永遠に師父に感謝します。師父は私を創造してくださり、私は心から師父が授けてくださった神性に感謝します」