文／中国の大法弟子口述　同修整理

【明慧日本2025年11月17日】私は農村の女性で、20歳代の時に脳腫瘍を患いました。腫瘍は大脳と小脳の間にありました。1993年に手術を受けましたが、手術では腫瘍の中の液体を取り出すだけで、腫瘍は取り除かれませんでした。頭の中からは骨も一部取り除かれ、手術後は頭が常に膨らんで時折痛みもありました。医者は「10年後に腫瘍が再発し、鶏卵ほどの大きさになるかもしれません。それが気管を塞いでしまうかもしれないので、再度手術が必要です」と言いました。腫瘍が取り除かれなかったため、私は視力を失いました。

　私はこの事実を受け入れられず、心の中で非常に苦しみました。その時、娘はまだ3歳で、家を建てる準備をしていました。夫は1 人で家事や仕事で忙しくしており、非常に大変でした。私は毎日泣いて、何もできず、頭が膨張するように痛み、休むことができませんでした。娘は小さいのに、よく私のために薬を買いに行ってくれました。ある日、薬を買いに行く途中で夢中になって遊んでしまい、薬を買うのに長い時間がかかって帰って来ることもありました。私は子どもに「薬を買ってこなかったら、もし母さんが重病で死んでしまったらどうするの？」と言いました。その当時、私は薬を一度に大量に服用していましたが、体調は改善しませんでした。私は寝床で泣きながら顔を洗い、立ち上がるのも嫌で寝ていると、起き上がって歩くことさえできず、体が非常に弱っていました。朝の3時に目が覚め、7時頃に起きると、トイレに5、6回行きました。毎回たくさんの尿が出ました。それが原因で休むこともできませんでした。

　私の様子を見て、夫はとても気をもみ、家の中はまるで天が崩れ落ちたような状態でした。夫はとても優しく、私のことを少しも責めたことがなく、それが私の心の中の唯一の慰めでした。私はこのように苦しみながら日々を耐え忍び、後になっていくつかの方法を試してみましたが、どれも効果がなく、痛みの中でもがき続けました。

　1996年、私の実家の村にある友人が法輪大法を修煉していました。彼女は、私が別の村に暮らしており、両目が見えず気分も落ち込んで可哀そうだと思い、私を迎えに来て、法輪大法を学ばせようとしてくれました。ちょうどその時、私の姉の夫が来ていたので、私をその友人の家まで送ってくれました。友人は私が歩くのが遅いのを見て、私を背負って別の家へ連れて行き、そこで師父の説法テープを聞きました。こうして私は法輪功の修煉を始めたのです。

　法を学び始めた頃、私はとても喜びに満ちていました。毎日法を学び、煉功するのに忙しく、朝起きてからは修煉でいっぱいで、生活はとても充実していました。朝起きてもトイレに行かなくなり、気づかないうちに体の不調な症状はすべて消えていました。実家の村の同修たちは時間があるとよく私を訪ねてくれ、私はとても喜び、希望を持てるようになりました。煉功を始めた当初、目の前で小さな光がピョンピョン跳ねているのがいつも見えていましたが、なぜそうなのかはわかりませんでした。私は本を読むことができないので、師父の説法テープを聞いて学んでいました。

　徐々に、私は多くの道理を理解するようになり、心の状態も良くなり、もう泣かなくなりました。そして、何でもできるようになりました。洗濯、料理、餃子作り、豚まんを蒸し、布団作りなど、家事のほとんどをこなせるようになりました。目は見えなくても、何かをするときはまるで心の中でわかっているかのように、普通の人よりは少し時間がかかるものの、できるようになりました。私が何か買いたいと思うと、前の家の年配の女性がやって来て「何を買いますか？」と聞いてくれました。私がお金を渡すと、彼女が代わりに買ってきてくれました。私は何も困ることがありませんでした。これがすべて師父の守護だとわかっていました。夫は私の変化を見てとても喜び、私が法輪大法を学ぶことを支持してくれました。家の中には再び以前のような喜びが戻ってきました。

　父は、私が法輪大法を学んで変わった様子を見て、とても応援してくれ、出会う人に「娘のこの病気は、法輪大法を学ばなければとっくに死んでいた。大法は本当に素晴らしい」と話していました。姉妹たちも、私が法輪大法を学んで精神的にも身体的にも良くなったのを見て、皆とても応援してくれました。私が彼女たちの家を訪ねると、皆は私に煉功を見せてほしいと言い、喜んで見てくれ、「大法は素晴らしい、しっかり学びなさい」と励ましてくれました。娘と婿も、私をとても応援してくれました。

　ある時、高い所から物を取ろうとして足を踏み外しました。本来ならば地面に激突するはずでしたが、落ちそうになった瞬間に立ち上がり、何事もなく、手に持っていたプラスチックの皿も無事でした。このことを同修に話すと、同修は「師父があなたを守ってくださったのです。あなたの状態なら、もし落ちていたら結果は深刻だったでしょう」と言いました。私は心の底から師父と大法に感謝しました。家には何も不足がなく、豊かに暮らせています。これは私が法輪大法を学んで得たご加護だとわかっています。

　夫の親戚や友人たちはよく私を訪ね、私の様子を褒めてくれました。そのとき、私は「私は法輪大法を学んでいます」と話すと、彼らも大法をとても認め、応援してくれました。また、法輪功への迫害を伝えるカレンダーをとても気に入って、毎年私が渡すのを楽しみにしています。2番目の義姉は、カレンダーを2年間も大事に掛けていて、捨てることができませんでした。夫の甥も毎年私にカレンダーをお願いしてきます。彼らは皆、迫害の実態を理解し、三退（共産党員、青年団、少年先鋒隊からの脱退）をしました。

　私の3番目の伯父の息子は肝臓がんで、体が非常に弱っていました。彼が私の家に遊びに来たとき、私は彼に大法が受けている迫害を話しました。彼はとても熱心に聞き、私は迫害の実態を伝えるスピーカーを渡して聴かせました。彼はとても喜び、聴き続けるうちに遠くまで歩けるようになり、ちょっとした家事もできるようになりました。

　私が住む村には同修の姉がいて、彼女の助けのおかげで、私は1時間の「抱輪」ができるようになりました。彼女は私の後に修煉を始め、文字が読めるので私に本を読み聴かせてくれています。また、一緒に迫害の実態を伝える電話をかけたり、大法のカレンダーを配るときも一緒に連れて行ってくれます。私たちは互いに助け合いながら共に向上しています。

　師父に感謝します！　大法に感謝します！