　【明慧日本2025年11月17日】オランダのアムステルダムのダム広場は、さまざまな背景を持つ人々が集まり、日常の体験を語り合う場として知られている。2025年11月9日、法輪功学習者（以下、学習者）はダム広場で活動を行い、中国共産党（以下、中共）による中国における学習者への迫害に関心を寄せるよう市民に呼びかけた。

图1～5：二零二五年十一月九日，法轮功学员在水坝广场举办活动，向路人演示法轮功功法，讲述法轮大法的真相及其在中国遭受的迫害。

11月9日、ダム広場で行われた活動

　多くの国々、また中国から訪れた人々も、学習者の話に耳を傾けた。中には法輪功についてさらに知りたいと資料を持ち帰る人もいた。中共による学習者から生体臓器収奪を阻止するよう、G7+7諸国宛ての請願書に署名に協力するよう呼びかけた。

学習者の話に耳を傾ける人々

图14～15：来自爱尔兰蒂龙市的查娜·唐纳利（Chaana Donnly）和她的先生费尔加尔·唐纳利（Fearghal Donnelly）在请愿书上签名。

請願書に署名するアイルランドから訪れたチャナ・ドンナリーさんと夫のフェルガル・ドンナリーさん

图16：来自阿姆斯特丹的巴迪斯（Badis）在请愿书上签名，并感谢法轮功学员唤起人们关注迫害、并送给他们带有法轮大法信息挂墜的小莲花。

請願書に署名するバディスさん（左）

法輪功の功法を学ぶ人々

　医師「生体臓器収奪は明らかに医学倫理に反する」

　アムステルダム在住のジャニーネ・メイエル医師は、医学アドバイザーでもあり、中国の医師と協力した経験がある。中国で学習者からの生体臓器収奪を阻止するよう求める請願書を見たとき、メイエル医師は署名することが自分の責務だと話した。

「これらの恐ろしい行為は人間性を汚すものです。虐待であり、抑圧であり、恐喝です」とメイエル医師は語った。

　メイエル医師は中共による生体臓器収奪の行為に衝撃を受け、これは絶対的な是非の問題だという。「医学倫理はこれほど明確なのに、このような行為は絶対に許されません。私の見解では、これはすべての人の医学倫理を超え、すべての人の道徳的な底線を踏み越えています。私たちはこんなことをしてはいけません」と述べた。

　メイエル医師の見方では、法輪大法の「真・善・忍」の価値観は社会にとって有益である。「私にとって、これらの価値観は言うまでもなく当然のものです。私はそのような環境、自由な環境で育ったからです。しかし、その価値観が当然ではない社会においては、こうした価値観に目を向けることがより重要になります」と語った。メイエル医師はまた、この話題を医療界の同僚たちとも議論していくつもりだと話した。

　ソフトウェアエンジニア「迫害は道徳と非道徳の闘い」

　ソフトウェアエンジニアのネマニャ・シムシッチさんと、セルビア人の友人ステファン・トトさんはブースを訪れ、請願書に署名し、学習者を支持した。

图18～19：软件工程师内曼亚·希姆希奇和他的塞尔维亚朋友斯特凡·托特来到展位前，在请愿书上签名，以示支持。

請願書に署名したネマニャ・シムシッチさんとステファン・トトさん

　「私は道徳的、そして根本的な観点から、誰も生体臓器収奪の被害に遭うべきではないと考えます。これは道徳的に極めて間違っています。すべての命は同じように尊重されるべきです。これが私が請願書に署名した主な理由です」とシムシッチさんは語った。

　トトさんは「本当に非人道的で、とても悲しいことです」と付け加えた。

　シムシッチさんは、すべての人が法輪大法の価値観に従うべきだと考えている。なぜなら、これらの価値観は正義の道徳を体現しているからだという。「これは生体臓器収奪の現状と密接に関係しています。一方で、私たちは不道徳な人々（中共）が臓器を摘出し、売買しているのを目にします。もう一方で、法輪大法を修煉する人々は、共に修煉することで結束しています。だから、人々が法輪大法を修煉することはとても重要だと思います」と述べた。

　トト氏もまた、法輪大法は「とても純粋な理念だ」という。

。「真・善・忍は私の日常生活の礎です」

　シャリーフ・サラフディーンさんはオランダで働くパキスタン人の会計士であり、妻とともに請願書に署名した。サラフディーンさんにとって、法輪大法が迫害を受けていることや、良心の囚人が中共によって生体臓器収奪されていることを聞くのは初めてで、支援できることを喜んでいると話す。

　「今の世の中では、権力を持つ者はそれぞれ勝手に振る舞い、被害を受けるのは無実の人々です。誰かが関心を呼びかけたとき、私たちは立ち止まって耳を傾けるべきです。もし私たちに何かできることがあるなら積極的に協力すべきです」とサラフディーンさんは語った。

　サラフディーンさんはまた、この迫害は「道徳的に間違っている」という。彼は「私は信じています、いつの日か、法輪功を迫害しているすべての人々はその行為に対して責任を負うことになるでしょう。人として、こうしたことが起こっているのを見るのは本当に胸が痛みます」と述べた。

　さらに、真・善・忍の価値観もサラフディーンさんの心に深く響いた。「少なくとも私にとって、これらの価値観は日常生活の礎です。このような価値観、真・善・忍を持っているだけで迫害されるという事実は、現代の世界がいかに間違っているかを示しています。真・善・忍は、中共が到底容認できないものなのです」とサラフディーンさんは語った。

　パリの女性、迫害の終結を望む

　パリから訪れた女性イネス・ファルシさんと友人のチャヒナイ・チェットさん、イリス＝エミリー・トトさんの3人はダム広場を訪れ、請願書に署名した。彼女たちは学習者から資料を受け取り、中国で現在も続いている迫害について詳しく聞くことができ、大変喜んでいる。

（左から）イネス・ファルシさん、チャヒナイ・チェットさん、イリス＝エミリー・トトさん（右端）

　「私は今起きていることに賛同できません。すべて停止されるべきです。臓器は非常に重要です。臓器を得るために人を殺すことは間違っています。それによって命を落とす人がいるのは、あまりにも不公平です」とファルシさんは語った。

　「私たちは請願書に署名することで、この状況が終わることを願っています」とトトさんは付け加えた。

　（注：G7+7諸国は、G7＝アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、+7諸国＝アルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国、台湾）