　【明慧日本2025年12月6日】明慧ネットが毎年開催する中国大法弟子修煉体験交流会（以下、中国法会）は、中国国内外の大法弟子にとって重要な盛会であり、全世界の大法弟子に比して学び、比して修める機会を提供している。明慧ネットに掲載された第22回中国法会の交流文章は、師父と（法輪）大法の偉大さを実証し、中国の法輪功学習者（以下、学習者）が厳しい環境の中で自己を修め、人を救い、人を超えて神に向かう向上の過程を語っている。これらの交流文章は韓国の学習者の心を深く打ち、私たちに各自の差と不足を見つけさせ、より一層精進して着実に修めることに励むよう促している。

　中国法会の交流文章『人を救いは使命であり、至る所で法を実証する』を読んだ後、学習者のパク（朴）さんは、同修（学習者）が大法修煉を貫いたために迫害を受け、9年間にわたり家を離れて流浪生活を余儀なくされたことに深く感動したと述べた。修煉の道において、この文章を書いた学習者は、育児のベビーシッターをするにせよ、私立高校の食堂で皿洗いをするにせよ、老人ホームで清掃をするにせよ、私立芸術学校で厨房助手を務めるにせよ、あるいは料理人として働くにせよ、どのような環境にあっても常に自己を着実に修めることを堅持し、常に他人のことを考え、尽力している。その結果、周囲の人々が徐々に大法を認め、「三退」を行い、救われるに至った。

　パクさんはこう述べている。「大法を第一に置き、衆生を救う心を抱けば、師父は弟子に修煉と人を救う環境を整え、縁ある衆生を弟子のもとに導いてくださます。この数年間、中国の大法弟子たちは困難な環境の中で試練を乗り越え、世人に法輪功迫害の実態を伝え、真剣に人を救う使命を果たしています。同時に、この文章は海外にいる私たちにも大きな啓示を与え、日常の些細な環境の中でいかに師父の教えに従って真に修め、着実に修め、大法を実証する過程で衆生を救うかを、より明確に理解させてくれました」

　「師父は偉大です、法は偉大です」

　学習者のキム（金）さんは、今回の中国法会の複数の交流文書を読んで、何度も目に涙を浮かべ、思わず「師父は偉大だ、法は偉大だ！」と感嘆した。これほどの師父とこのような素晴らしい大法だからこそ、このような弟子たちが育つのだと感じたのである。

　『内に向かって探して人心を取り除き、迫害の実態を伝えて、無条件で保釈保留を取り消しさせる』を読んだ後、キムさんはこう語った。「師父は本当に偉大です。学習者には多くの執着があっても、師父はそれを見ず、ただ救い済度の心があることだけを重んじています。試練に直面する前に啓示を与え、試練の中で保護と加持を与え、同時に弟子を成就させ、学習者が自分だけの光り輝く道を歩めるようにしてくださっています。この中国の学習者者は、いつでも拘束され、暴行を受ける可能性がある環境下にあっても、常に自分が何をすべきかを明確にし、師父と法を信じ、正念で人を救うことを揺るがせなかったのです」

　『私心を突破し　慈悲をもって警官に三退を勧める』を読んだ後、キムさんはこう述べた。「同修の普段の生活はとても質素で素朴だと感じました。しかし、おそらく心がすでに物質的な面にないため、苦しいかどうかなど問題ではないのです。作者が宝書を取り戻しに行った場面を読んだとき、傍観者の私でさえハラハラしていました。しかし作者の同修はとても落ち着いて平静で、その境地に心がすでに昇華しているからでしょう。全身が本当に法に溶け込んでいるからこそ、あれほど堂々と恐れなくいられるのです」

　『20年を堅持し　毎日人救いに出かける』を読んだ後、キムさんはこう述べている。「20年もの間、日々変わることなく迫害の実態を伝え続けられるなんて、本当に貴重なことです。修煉には後戻りがなく、正念が少しでも足りなければ、捕まる・拘禁される・労働教養に送られるなど、さまざまな迫害に直面する可能性があります。師父が本当にそばにおられると信じ、師父が求められることを第一に置いてこそ、これほど平穏に歩んで来られたのだと思います。人を救うことがすでに同修の生命から切り離せない一部になっているのです」

　比して学び比して修め　法の暗記を堅持する

　馬さんは20年以上修煉している古い学習者であり、今回の中国法会の交流文章を明慧ラジオで聴いた。中国法会文章『法の暗記で私に着実に修めることを学ばせる』の中で、作者はこう書いている。「私は1996年に大法を修煉し始めました。私が最も幸せなことは、私は法を正す時期の大法弟子であり、最も慈悲で偉大な師父がおられることです」。馬さんは、この部分が自分が法を得た頃の状態ととてもよく似ていると言い、馬さん自身も1995年に法を得た古い大法弟子である

　作者はこう語っている。「私は、法を学び始めた最初の数年を思い出しました。師父は多くの説法の中で、皆にもっと法を学ぶように、できれば法を暗記するようにと求められていました。当時、皆が行動を起こし、私も積極的に法を暗記する列に加わりました。ところがしばらくすると、法を暗記するのはあまりにも難しく、どうしても一字一句正確にできませんでした。一段落を覚えるのにとても時間がかかり、焦ると心は静まらず、心性の上で自分を探すことも分からずに、ただ常人の観念と考え方で問題を見ていました。『法の暗記は遅すぎる、読む方が速い』」

　この部分を聴き終えた馬さんはこう述べている。「当時、思想業が重く、定力も足りなかったため、いったん法を暗記するのを放棄し、代わりに『轉法輪』を書き写しました。5回書き写しました。当時の私の願いは、『轉法輪』を全部暗記できるようになることでした。今、私はすぐに（法をもって）自分と照らし合わせ、行動を起こし、困難を恐れる心を克服し、暗記すれば暗記すほど順調になり、暗記すれば暗記すほど好きになり、毎日欠かさず続けています。今も法の暗記をしていますが、進度はゆっくりでも、必ず最後まで暗記し終え、願いを実現し、真の法を正す時期の大法弟子になります」

　着実に自分を修めて　苦しみを甘んじて受け入れる

　中国法会文章『修煉は内に向かって探せば　険しい道も平坦な道へと変わる（一）』は、法輪功学習者のウォン（元）さんを深く震撼させた。文章の中で作者はこう書いている。「『あなたは苦しみを甘んじて受け入れますか？　あなたは苦しみを甘んじて受け入れますか？　あなたは苦しみを甘んじて受け入れますか？』。私はどうしても『甘んじて受け入れる』という問いかけの言葉を答えられなかったのです。私は自分に何度も何度も問い詰めました。おそらく自分に問い続けて30分ほど経った頃、ようやく心がほぐれ、悔しい感情もなくなり、悲しい感情もなくなったのです」

　ウォンさんはこう述べている。「私は深く心を揺さぶられました。同修の交流文章を読んだ後、自分の修煉の歩みを振り返ると、結婚の破綻、借金の重圧、生活の困難、そして仕事上の危険といった数々の試練の中で、自分の闘争心や得失への執着を見つめることができました。前夫の誤解や法に対する不敬に直面しても、それらはすべて、自分が修めて取り除かなければならない業や執着の反映であることを次第に理解できました」

　「文章を読んだ後、私は自問しました。世間の得失に執着せず、心が穏やかで気持ちが落ち着いて受け止められるだろうか？　苦を嘗めることが喜びとして受け入れられるだろうか？　借金を返すことにまだ悔しさを感じるだろうか？　今、私は心が平静になり、悔しさもなくなりました。ずっと私を縛りつけていたべたつく不透明な物質的執着は消え、全身が軽くなりました」

　大法の慈悲なる力を実感する

　学習者の黄さんも長年修煉している古い学習者である。中国法会文章『国営企業体制内で同僚に真相を伝え、三退を勧める』を読んだ後、黄さんは深く感動し、大法の慈悲の力を実感した。文章の中で作者はこう述べている。「私は、自分が出会う人々は皆、縁ある人だと悟りました。師父は、現代の世の人々は皆、かつて師父の親族であったとおっしゃっています。私は心から、出会うすべての人々、同僚も含めて救いたいと願っています」

　作者は、慈悲の心で親族を救うかのように、智慧をもって迫害の実態を伝え、三退を勧め、出会うすべての人を救っている。黄さんはこう述べている。「この同修は、理不尽な非難に直面してもなお慈悲で人を救っています。この（同修の）鏡を通して、私との修煉次元の大きな差を突きつけられました。振り返ると、2001年、私は毎年優秀職員に選ばれる公務員でしたが、職場の不透明な操作や排斥により、不公正な人員削減に遭いました。体制内の偽り、悪意、争い、欺きに直面し、私は表面上は我慢していましたが、内心には対立心、闘争心、勝ちたい心、怨恨心を抱えていました。その後、不公正を作り出した『610弁公室』の幹部が脳血栓で倒れ、人員削減を免れた同僚が癌で亡くなるという報いに直面したとき、当時の私はそれを心理的バランスの慰めとしてしか見られず、修煉者としての本来の慈悲心を欠いていました。今、同修の善行と照らし合わせると、私は涙があふれ、同じ法を修煉している同修との心性の差があまりにも大きいことを痛感しました」

　最後に黄さんはこう述べた。「心から作者に感謝します。おかげで、修煉の厳粛さと人を救うことの緊急性を悟ることができました。これからは法をよく学び、大法の中で自分を正し、師父の苦心なる済度に背かず、同修に恥じず、衆生に恥じず、そして自分自身にも恥じないよう努めます」