　【明慧日本2025年12月9日】（ドイツ明慧記者の報道）11月のドイツはすでに真冬に入ったが、ドイツの法輪功学習者（以下、学習者）は毎週土曜と日曜日にケルン大聖堂広場で活動を行った。活動では、地元の人々や世界各地からの観光客に法輪大法の素晴らしさと、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝えた。多くの観光客は迫害の実態を知った後、署名して学習者の反迫害を支持した。

　2025年11月30日、1人のドイツ人女性は法輪功の真・善・忍の正のエネルギーに引きつけられ、しばらくその場を留まった。

'图1：二零二五年十一月三十日，法轮功学员在科隆大教堂广场弘法讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>。'

11月30日、ケルン大聖堂広場で法輪大法を紹介し、迫害の実態を伝える

　11月30日正午、ケルン大聖堂広場はさまざまな民族や肌の色の観光客で埋め尽くされた。観光客が迫害の実態を理解しやすいように、学習者は20数種類の言語のチラシを用意した。多くの人は、同行者が教会から出てくるのを待つ間に、学習者が掲げている横断幕を見つめたり、読んだり、あるいは自ら学習者に話しかけて資料を受け取った。また、多くの人は中共による法輪功迫害の深刻さに驚愕し、中には中共の学習者からの生体臓器収奪の犯罪行為について聞いたことはあったが、横断幕の文字や写真に改めて衝撃を受けたと述べる者もいた。

　ドイツ人女性は学習者の煉功エネルギーを感じ、真・善・忍を称賛

学習者の煉功する様子に深く引きつけられたドイツ人女性リサさん

　ドイツ人女性のリサさんは、少し離れたところで功法を実演している学習者を見かけ、立ち止まり、学習者の煉功を見つめた。何かがしっかりと彼女を引きつけているようだった。「広場はどこも人でいっぱいで、混雑して騒がしい。でも、この女性（学習者）はここで静かに（煉功して）立っていて、放たれる静けさが本当に別格でした」とリサさんは学習者に語った。

　リサさんは心理学の分野の仕事をしており、広場に入った瞬間、学習者が煉功する時に放たれている穏やかで平和なエネルギー場を敏感に感じ取った。リサさんは、混乱した環境が学習者の煉功をまったく妨げていないことに驚いた。「彼女（学習者）のゆっくりとした柔らかな動きは、静かな力を放っています。私はそのエネルギーの穏やかさを感じ、離れたくなくなり、心の中で彼女の動きに合わせて動いていました。それは本当に素晴らしくて、涙が出そうになりました」

　学習者がリサさんに、その力は法輪功の真・善・忍の理念から来ていると紹介すると、彼女はすぐに賛同し、すでに横断幕の内容に気づいていたと述べた。そこにはドイツ語で「真・善・忍を原理とする仏家の法輪功は中共に迫害されている」と書かれている。リサさんは言った。「わかりました。この静かな力は、包容のため、正義を守るため、平和のためのものだから、さらに心を動かされるのですね。たとえ1人だけが煉功していても。次々と人が足を止めて彼女（学習者）に注目しているのが見えました」

　リサさんは学習者の尽力に感謝し、次のように称賛した。「あなた方がしていることは、ここにいるすべての人、そして社会全体にとって良いことであり、意義があります。それは中国だけでなく、ドイツにとってもそうです。ここでも人々は『真』から離れ、『善』から離れ、あまりにも多くの人が自分のことしか気にせず、他人を気にかけません。私たちはこの理念を心に留め、満たしていかなければなりません」

　しばらくして、リサさんは再び展示ブースに戻ってきて、「離れたくない、このエネルギーがとても良いので、もう少しいたいのです」と言った。

　トルコの観光客、迫害の実態を知りたいと願う

　3人のトルコ人観光客は、中共が学習者に拷問を加える様子を描いた手描きの絵を見て、驚きと関心の表情を浮かべた。1人の学習者が、これはすべて実際に起きていることであり、しかも氷山の一角にすぎず、さらに残酷な事実が隠されていると説明した。すると、ドイツ語がわかる若者が、トルコ語で1文ずつ他の2人に翻訳して伝えた。その時、別の学習者がトルコ語のチラシを差し出した。1人がすぐさまチラシを手に取り、声に出して読み始め、2人の仲間は真剣に耳を傾けた。3人の表情は驚愕に変わり、その後、自ら進んで中共による法輪功迫害に反対する署名をした。