文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年12月15日】師父が『肝心な時に人の心を見極めている』という経文を発表されると、メディアににまつわる騒動はすぐに収まりました。これは極めて深刻な事態だと感じています。私は具体的な内容は分かりませんが、それは重要ではありません。重要なのは、関係する大法弟子全員が過度に影響を受け、煽動され、彼らの行為が深刻な結果をもたらしたことを示しているからです。

　師父は、『肝心な時に人の心を見極めている』の中でこう説かれました。「誰も大法の環境で不穏な動きを引き起こしてはいけません。これは法を乱す行為です！　誰がやりましたか？　自ら影響を挽回してください！　時間は多く残っていません！」

　師父が声を上げるには、問題が深刻でなければなりません。師父の深い慈悲を感じました。法を乱す者は、師父の保護がなければ悲惨な結末を迎えるからです。師父は修煉者の過ちを背負い、正しい道を歩む機会を与えてくださいました。

　師父が記事を発表された数日後、明慧編集部は「通報」（2025年2月11日）を発表し、メディアの騒動を煽った人物の経歴を暴露しました。明慧ネットが明らかにした于溟に関する事実は、中国国外の一部学習者が考えるような英雄的なものとは程遠いものです。于自身も、関係する学習者も、目を覚まし、うちに向ける必要があります。

　師父は次のようにおっしゃいました。「肝心な時においてどんな私心と私念でも持ち込んでしまえば、邪悪が望む作用を働くことになります」（『肝心な時に人の心を見極めている』）

　私たちは自分がどんな利己的な動機や考えを持っているかを見つけてください。私たちは師父の要求に従って、損失を挽回します。

　中国で修煉者が『講演は法を乱す行為』を行った事例

　かつて中国では、多くの修煉者が「何か大きなことを成し遂げたい」「修煉者同士がより一体となるよう助けたい」と唱える人々の公開講演に熱心に耳を傾けていました。しかし、実際には彼らは修煉を妨害していました。妨害者たちは各地を転々とし、彼らの講演を聞けば修煉が早く上達すると信じており、彼らに従う修煉者もいました。

　明慧編集部の記事「通報」では、妨害者は学習者の間で「栄光に満ちた」イメージを持つ「英雄」として自己をアピールしていると描写されています。「彼は、正念と正行によって得られたとされる功績を宣伝している」とされています。妨害者たちは崇拝されることを渇望しており、それは彼ら自身の心の魔の干渉と、自己顕示欲や他者との差別化への執着によって動かされていました。妨害者たちの話を好んで聞く者たちは、修煉の近道を探し、好奇心を満たそうとし、大法を世俗的な修煉のように扱っていました。

　明慧編集部は、妨害者を阻止するため、2013年『講演は法を乱す行為』を発表し、それ以来、そのような活動は姿を消しました。しかし残念なことに、講演に参加した多くの学習者は、自分が修煉を乱したとは思っておらず、むしろ学習者の向上と協力を助けていると感じていました。さらに多くの人が、明慧編集部は自分たちの善意を誤解し、不当な扱いを受けたと感じていました。彼らは自分の行為の重大さを認めようとしませんでした。これらの学習者は、心の中に魔を住まわせてしまったのです。次に修煉を乱す際に、彼らは犠牲者となる可能性が高いのです。

　これらの講演に何らかの形で参加した学習者のほとんどは、明慧編集部が主張するほど悪いことだとは思わず、内に向かって探すどころかすぐに忘れ去ってしまいました。邪悪な勢力はそれほど寛容ではなく、彼らの過ちを口実に迫害するでしょう。講演者の多くは、後に様々な苦難を経験しました。

　修煉者はこれらの教訓を学び、これらの発言に参加する原因となった要因を徹底的に排除し、事態を正すための行動を取らなければなりません。

　（続く）