　【明慧日本2025年12月16日】黒竜江省大慶市の法輪功学習者（以下、学習者）・于春艶さんは、今年4月9日に警官に連行・拘禁された。于春艶さんは約1カ月前、譲胡路区裁判所により不当に懲役3年10カ月の判決を受けたことがわかった。これは、于さんが法輪功を学んでいることが理由だった。譲胡路区裁判所から不当な判決を受けるのは2度目である。

　于春艶さんは今年63歳で、独身で一人暮らし。大慶市薩爾図区万峰路の団結自動車部品城（東風新村万峰大市場付近）に賃貸住宅に住んでいる。今年4月9日、3人の女功学習者が于春艶さんの家を訪れた際、突然押し入ってきた大慶市薩爾図公安支局の警官に連行され、家にあるパソコン、プリンターなどの大量の私物が警官に略奪された。同時刻、警官はさらに、郭敏さん（60代）、張宝栄さん（80代）、史麗さん（50代）、姜さん（氏名不明）などの5人の学習者も連行した。このうち、張宝栄さんは連行時に体調を崩し、病院に搬送された。警官によれば、彼女たちを長期間監視していたという。

　他の8人の学習者はその後自宅に解放されたが、于春艶さんは警官によって大慶留置所に連行・不当拘禁された。

　于春艶さんが、信仰を放棄し、法輪功を中傷するという、いわゆる「三書」の作成を拒否したため、地元の公安、検察、裁判所は彼女に対して司法上の迫害を行った。最近になり、于春艶さんは譲胡路区裁判所により不当に懲役3年10カ月の判決を受けたことがわかった。現在も、彼女は大慶留置場に不当に拘禁されたままである。

　于春艶さんは19年前に、拷問と不当な懲役3年の迫害を受けた

　2006年10月20日、譲胡路区竜崗支局の警官が、広厦団地で于春艶さんが経営する軽食店に押し入り、彼女を連行し、不当に家宅捜索を行い、法輪功の書籍や真相資料などを押収した。

　于春艶さんが資料の出所を言うのを拒否したため、竜崗公安支局、大慶国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の警官、大慶政法委員会の悪質な人間は、彼女に対して拷問による尋問を行い、唐辛子水を無理やり飲ませるなどの拷問を加えた。于春艶さんは大慶留置所に5カ月余り不当に拘禁され、その間、彼女は迫害に抗議するため断食を行い、残酷な強制灌食による苦痛を強いられた。その後、彼女は譲胡路区裁判所により不当に懲役3年の判決を受け、黒竜江省女子刑務所に連行され迫害を受けた。

　現在、于春艶さんは真・善・忍の信仰を堅持していることにより、再び譲胡路区裁判所により不当に判決を下された。