　【明慧日本2025年12月16日】2025年12月10日の世界人権デーに際し、英国の政治家が法輪功学習者（以下、学習者）に書簡を送り、中国共産党（以下、中共）の26年にわたる迫害を受けながらも信仰を堅持する学習者に対し、崇高な敬意と揺るぎない支持を表明した。同時に、中国で起きている法輪功に対する残酷な迫害について、国際的かつ独立した調査を行うよう呼びかけ、不法に拘束されている良心の囚人からの生体臓器収奪という暴行の制止と、そして国際社会が共に中共によるこの人道に対する罪を阻止するよう訴えた。

　以下は、英国の政治家より送られた学習者への支持する書簡である。

　国際宗教・信仰の自由に関する超党派議会グループ議長ジム・シャノン議員より送られた書簡

ジム・シャノン議員より送られた書簡

　私は、中国における法輪功学習者が20年以上にわたり受けてきた組織的な迫害と深刻な人権侵害について、深い懸念を表明したいと思います。この心を痛めることに、法輪功学習者はますます厳重な大規模監視、拷問、そして恣意的な拘束に直面しています。

　さらに恐るべきことに、生体臓器摘出という犯罪を暴露する信頼できる報告がすでに存在しています。本人の同意がないまま、拘束されている人々の心臓、腎臓、肝臓などの重要な臓器が強制的に摘出されており、しかも、これは中国当局が把握したうえで、さらには法的な隠れみのの下で行われているのです。

　法輪功学習者は拘束中に、強制的に採血検査や各種の「健康診断」を受けさせられ、拘置施設は事実上「生体臓器の保管庫」と化しています。こうした行為には中共当局にとって二つの目的があります。すなわち、法輪功学習者への弾圧をさらに強めると同時に、臓器の供給源を構築し、その結果、極めて短い臓器移植の待機期間を実現しているのです。

　国連やEUなどの国際機関は、少数民族や宗教団体に属する被拘束者を標的とした強制的な臓器摘出行為を、広く非難してきました。しかし、国際社会からの広範な非難にもかかわらず、中共はこの前代未聞の暴行をなおも続けています。私たちがこのような人権を公然と踏みにじる行為に対して団結して反対しない限り、この犯罪が止まることはないでしょう。

　私は、自ら声を上げることのできない人々のために、声を上げてくださるよう懇願します。中共が許すことの出来ない罪を犯しながら、罰を受けずに済むことを、私たちは決して許してはなりません。また、倫理と道徳にかなった臓器移植の原則を守らなければなりません。そのためにも、中国で起きている法輪功学習者に対する犯罪について、国際的かつ独立した調査を求める声を上げ、拘束されている良心の囚人からの強制的な生体臓器摘出するという暴行を止める助けとすべきです。さらに、英国国内で行われているあらゆる形の越境弾圧行為についても、十分に重視され、調査され、責任が追及されることを確実にしなければなりません。

　私は、今なお苦難にさらされている法輪功の兄弟姉妹のために祈ります。私たちは声を合わせ、この迫害を完全に終わらせなければなりません。

　皆さんに感謝します。神のご加護がありますように。

　ロード・ピアソン卿より送られた書簡

ロード・ピアソン卿より送られた書簡

　法輪功を公に支持できることを、私は大きな名誉だと感じています。特に中共という現代の巨大な邪悪勢力に立ち向かうその闘いを支持できることを誇りに思います。

　心より素晴らしい祝意を表します。

　ルース・リスター女男爵より送られた書簡

ルース・リスター女男爵より送られた書簡

　世界人権デーにあたり、人権侵害がますます深刻化している現状を踏まえると、法輪功が伝えている慈悲と寛容のメッセージは、これまで以上に重要性を増しています。つきましては、私の連帯と支持をお受け取りください。