　【明慧日本2025年12月20日】（明慧記者・ニューヨーク報道）『ディスクロージャーの時代（The Age of Disclosure）』は、2025年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画で、ダン・ファラー監督による作品で、SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト映画祭）にて初上映された。本作では、米国政府・軍・情報機関に所属していた34名の高官へのインタビューが行われており、主な証言者には、元国防総省情報官のルイス・エリゾンド氏、元国防総省高官のクリストファー・メロン氏、前UAP（未確認異常現象）タスクフォース責任者のジェイ・ストラットン氏らが含まれる。

　SXSWは、世界最大級の音楽・映画・芸術・文化フェスティバルとして知られ、世界中の業界関係者や若者の注目を集める存在であり、春を代表する最も人気の高い映画祭の一つである。

　『ディスクロージャーの時代』に登場する証言者たちは、その証言を通じて、「80年にわたる世界規模の隠蔽行為」を明らかにしている。その核心は、非人類知性生命（すなわち地球外文明）の存在、ならびにそれが人類に及ぼす重大な影響と脅威である。本作が強調するのは、これは憶測ではなく、極秘プロジェクトに直接関与した人物による一次証言であるという点であり、目的は公衆による監視と議会による情報開示を促すことにある。これらはすべて、人類が「知るべき内容」であり、「差し迫った真実」であるとされている。

　本作の中心的メッセージは、人類が「私たちは宇宙において孤立した存在ではない」という現実を認識する必要性を訴えると同時に、政府による長期的な隠蔽が、将来的に世界規模の競争バランスを崩壊させる危険性を警告している。

　主な開示内容は以下の通りである。

（1）非人類知性生命の存在確認

　地球外文明は数十年前から地球と接触しており、アメリカ政府は1947年のロズウェル事件以降、その存在を把握していた。政府は、非人類由来の飛行体（UAP）および生体遺骸を回収しており、これらの存在は人類を遥かに超える技術を有しているとされる。その移動方式は、いわゆる「時空を歪める移動」（気泡状空間内での移動など）であり、既存の物理法則を完全に逸脱している。具体例としては、瞬時に音速の10倍に加速する動き、あるいは8万フィートの高度を垂直降下する挙動などが挙げられている。

（2）80年にわたる政府の隠蔽体制

　米国国防総省などの機関は、「レガシー・プログラム」を含む複数の極秘計画を長年にわたり運用し、UAPに関する証拠の調査・隠蔽を行ってきた。この隠蔽行為は、「史上最も成功した虚偽工作」に例えられており、その名目は社会不安やパニックの回避であったとされるが、実際には、目撃者を『精神異常者』として貶める心理操作も含まれていた。

（3）世界規模の技術競争

　アメリカ、中国、ロシアなどの大国は、地球外文明の技術を極秘裏にリバースエンジニアリングし、将来の世界競争で優位に立つことを目指している。これは「強化版マンハッタン計画」に例えられ、最初に解明に成功した国が、今後数百年にわたって世界を主導するとされている。回収された技術は、すでに現代の航空技術や工学革新の一部に影響を与えているが、その詳細は高度に機密化されている。

　具体的事例と証拠

　2004年「ティックタック型UFO事件」、　米軍が、翼や排気を持たず極端な機動性能を示す物体を目撃。

　米議会公聴会の証言、　2023年、元情報将校デイヴィッド・グラッシュ氏が、米国が「非人類起源の飛行体および生体遺体を保有していると公式に証言した。

　『ディスクロージャーの時代』は、高品質な映像と豊富なBロールによって制作された完成度の高い作品である。レビューサイト「ロッテン・トマト」では、批評家評価は30％である一方、**観客評価は93％**と非常に高い支持を得ている。本作が提供するのは単なる好奇心を煽る物語ではなく、「人類が直面せざるを得ない現実」である。すなわち、地球外文明との接触はすでに起きており、隠蔽の時代は終わりを迎えつつあるという事実である。

　ここで時を巻き戻し、1999年2月、李洪志先生が『米国西部法会での説法』において述べられた言葉を振り返る。

　「この科学について私はすでに幾度となく話したことがあります。科学自身が科学的ではないのです。科学は宇宙人が人間に押し付けたものであり、すでに社会全体に浸透し、各方面に浸透しています」。「人類の生存条件の変化が、人間の行為にも変化をもたらし、人類のすべての文化を変化させました。科学以外の文化は、各民族の文化も含め、今日の人間は分からなくなりました」

　1999年5月、李洪志先生は『カナダ法会での説法』において次のように述べられている。　「今日の人類の科学は、実は宇宙人がもたらしたものです。宇宙人を研究し、宇宙人の信号を収集している人がいます。実は宇宙人はすでにあなたの傍にいます。ただあなたに接触していないだけで、それらはやりたいことを非常に系統的にやっています」

　さらに1998年、ジュネーブで行われた『スイス法会での説法』において、李洪志先生はこう語られた。「まず宇宙人のことについてお話します。皆さんが知っているように、私たちのこの地球がこの宇宙で唯一の生命のある星ではなく、地球の存在もこの一回だけではありません」。この講法では、参加した弟子二名の質問をきっかけに、李洪志先生が宇宙人の形成の歴史、地球に来た真の目的、そして彼らが成功してきた深層的原因について、極めて詳しく語られた。同時に、神は決して宇宙人が人類に取って代わり、人類を淘汰することを許さないことも明言されている。

　真相を知るためには、事実に正面から向き合う道徳性・理性・勇気が必要である。2025年春に公開された『ディスクロージャーの時代』は、政府と主流メディアによる「80年に及ぶ隠蔽計画」が崩壊し始めたことを象徴している。UFO目撃者への中傷、真相を暴こうとする者へのレッテル貼り、そして地球外文明の真実を追究する行為を「陰謀論」と断じる虚偽の宣伝は、真実を語る勇気と、真実を受け入れる正気によって、次々と打ち破られつつある。