　【明慧日本2025年12月20日】（フランス明慧記者の報道）クリスマスを目前にした12月5日から7日にかけて、フランス東部のストラスブールおよび西部のレンヌの賑やかな市街地や風情ある街並みで、法輪功学習者（以下、学習者）は、一連の活動を開催した。通行人に向けて法輪功の功法を実演し、腰太鼓の演奏を披露し、穏やかで前向きな精神を示した。同時に、法輪功が中国共産党（以下、中共）によって迫害されている事実を伝え、人々に迫害を共に制止するよう呼びかけた。多くの市民が署名し、法輪功への迫害反対を支持した。

　12月5日から7日にかけて、学習者はストラスブール駅前広場、オーステルリッツ広場、そしてコルボー広場を訪れ、人々に法輪功の素晴らしさを紹介し、法輪功迫害を伝える活動を行った。ストラスブールのクリスマスマーケットには、ヨーロッパ各地から多くの観光客が訪れている。人々は観光を楽しんでいる時に法輪功に出会い、迫害の実態について理解を深めた。

'图1～5：从十二月五日到十二月七日，法轮功学员在斯特拉斯堡的火车站广场向人们介绍法轮功及<span class='voca' kid='62'>真相</span>，人们签名支持法轮功反迫害。'

12月5日から7日まで、ストラスブール駅前広場で行われた活動

オーステルリッツ広場で行われた腰太鼓のパフォーマンス

　請願書に署名した市民らが「すべての悪行の終結」を願う

　塗装職人のモラドさんは、ストラスブール駅前広場で学習者が修煉していることを理由に凄惨な迫害を受け、さらには生体臓器収奪までされていると聞き、大きな衝撃を受けた。「このようなことが本当に存在するのですか？　なんと不幸なことでしょう」と話すモラドさんは、「人間、それも修煉者に対して行われている臓器摘出などは、まさに言語道断です。現在起きていることは、まるで災難のようです。本当に胸が痛みます」と話した。

　モラドさんは、これは一つの抗争であり、特に中共に向けられたものであると考え、家族もオンラインで請願書に署名できるよう、リンクを共有するつもりだと述べた。

　医師のドラコ氏は、活動現場を通りかかった際、「私は医師です。生体臓器収奪という行為には決して同意できません。すべての人がこの臓器収奪の事実を知るべきです」と語った。

　ロランスさん（女性）は生物研究員であり、ストラスブールでの研修を終え、列車で帰宅するところだった。ロランスさんは迫害の実態を知り非常に衝撃を受けて、「信じられません。今日、駅で皆さんから話を聞いて、初めて、この生体臓器収奪を知りました。こんな残酷な行為が存在するなんて、まったく知りませんでした。この問題が注目を集め、こうした行為が完全に止まることを願っています」と述べた。

　自営業のアルフレッド・エンピアさんは、「私は中国で起きているあらゆること（迫害）に反対します。臓器収奪行為を完全に根絶することを求めます。これは非常に悪質です。人は生きるために生まれ、それぞれの人生を送り、やがて死を迎えます。こうした異常な行為は決して容認できません。人類には、人々が働き、発展することが必要です。しかし、人々を殺してその臓器を摘出するなど、あまりにもひどい。人権団体はこの問題に注目し、こうしたすべての悪行を終わらせなければなりません」と語った。

　手工芸の職人であるエル・カダフィさんは、中共の法輪功迫害について「いかなる形の迫害も禁止されるべきであり、決して容認してはなりません。私たちは、ますます暴力が増す世界に生きており、人々の心には憎しみがどんどん満ちています。私たちは安らぎと平和を呼びかけ、すべての人がこの安らぎを享受できることを願っています」と話した。カダフィさんは心を込めて、「皆さんは崇高な闘いを行っています。その闘いの中で勇敢に前進されますように。幸運を祈ります」と学習者を励ました。

　カナダ出身のジャン・グラヴィルさんは、法輪功についてある程度知っていた。グラヴィルさんは、「法輪功は当初、中国政府から奨励されていました……学習者は悪いことなどしていません。彼らはただ、平和的で精神を啓発する修煉法を実践しているだけです。なぜ迫害するのでしょうか。私には理解できません。永遠に理解できないでしょう。中共を理解する人はおらず、論理が完全に破綻しています」と回想した。グラヴィルさんはまた、中共による学習者への迫害はあまりにも恐ろしいと述べた。さらに、生体臓器収奪の問題については何度も報道されており、カナダの国会議員が調査を行ったことにも言及し、すべて、事実であると語った。

　ソフィー・トーマスさん（女性）は飲食業に従事している。トーマスさんは、中共による学習者への迫害はあまりにも非人道的であり、止めるべきだと考えている。また、この話題についてもっと語られ、より広く知られるべきだとも述べた。これをニュースとして取り上げ、より多くの人に知ってもらうことで、初めて影響を生み出すことができると語った。

　フランス西部レンヌ市で法輪功情報デーを開催

　12月6日、学習者はフランス西部レンヌの共和国広場において、法輪功情報デー活動を開催した。多くの人々が足を止めて写真を撮り、中には展示されたパネル資料を撮影する人もいた。

　レンヌはフランスの重要な大学都市の一つである。同市は「芸術と歴史の街」と称され、歴史的中心部には中世および古典時代の重要な遺産が保存されている。市内には計90棟の建築物が歴史的建造物として指定され、保護されている。

'图7～10：十二月六日，法轮功学员在雷恩市的共和国广场举办了法轮功信息日活动。学员们演示了法轮功功法，并向路人讲述迫害真相。'

12月6日、レンヌ市の共和国広場で行われた法輪功情報デー活動

　当日はにわか雨が降ったものの、年末の冬休み前の土曜日ということもあり、共和国広場は依然として多くの人で賑わっていた。学習者は法輪功の功法を実演し、通行人に迫害の実態を伝えた。功法の実演は多くの人の目を引き、写真を撮る人や展示したパネル資料を撮影する人も見られた。迫害の事実を知った多くの人々は深く心を動かされ、率先して生体臓器収奪に反対の署名をし、学習者の活動に感謝の意を示した。

　ある女子学生が学習者に迫害の詳細について尋ね、チラシを受け取って学校で友人たちと共有すると言った。女子学生は、あまり知られていない貴重な情報を提供してくれた学習者に感謝した。

　また、ある女性は生体臓器収奪に反対する請願書に署名した。女性は現在進行中のジェノサイドに深い関心を示していた。ほかの人々は明慧ネットの報道に興味を持ち、チラシを受け取り、家族や友人と共有すると語った。