　【明慧日本2025年12月20日】インドの法輪功学習者（以下、学習者）は2025年7月、インドの辺境地域ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都シムラを訪れ、現地の学校や施設で功法講習活動を行った。1カ月間で11の学校や施設で計14回の功法講習を開催し、約2000人が参加した。

　ヒマーチャル・プラデーシュ州はインド最北部の州であり、ヒマラヤ山脈に隣接している。多くの教育関係者が法輪大法の講習活動を歓迎し、これらの内容が伝統的な精神、文化、価値観の教育に役立つと述べている。

　法輪功（法輪大法ともいう）の功法講習に参加した学校は、女子学校や学院、児童福祉施設、特別支援学校、チベット学校など含む。これらの学校はいずれも功法や法輪大法の「真・善・忍」の価値観を認め、感謝の意を示した。功法講習の過程で、現地の人々も多くの支援を提供し、学習者の法輪大法普及の努力を後押しした。

　4年ぶりの法輪大法の学習者と再会し　現地の人々は大いに喜ぶ

　この女性学習者は2021年にシムラーおよび周辺地域を訪れたことがある。しかし当時は、パンデミック中の集団活動への厳しい制限のため、功法の講習を開催することができなかった。今年再びここを訪れると、以前、学習者を支援してくれた多くの人々が、法輪大法が再び当地に戻ったことを喜んだ。

　学習者が2021年に知り合った人権団体の判事は、再び学習者に会えてとても喜んだ。判事は、この学習者が法輪大法を広め、中国での人権迫害について人々に知らせていることを高く評価した。判事は再び様々な法輪大法の資料を喜んで受け取った。また、学習者が2021年にヒマーチャル・プラデーシュ州地方裁判所で知り合った弁護士も再び多くの資料を受け取り、地方裁判所および高等裁判所の同僚に転送することを約束した。

　この学習者が2021年に滞在したホテルのオーナーは、大きな法輪大法のポスターをすぐに掲示し、さらにシムラー以外の他のホテルにも多数のポスターを置いた。オーナーは学習者に宿泊、食事、タクシーの面で割引を提供し、より多くのカラーおよび白黒の無料印刷資料を作って配布するよう励ました。また、学習者に再びシムラーを訪れて、2021年の功法講習活動を継続するよう依頼した。学習者がシムラーを去る前日、このオーナー夫妻、親族の1人が法輪大法の功法を学び、とても楽しく、心身ともにリラックスできたと話した。

　ヒマーチャル・プラデーシュ州首席大臣との偶然の出会い

　学習者が市庁舎で展示会に参加していた際、同じく見学に来ていたヒマーチャル・プラデーシュ州首席大臣スクヴィンダル・シン・スク氏と偶然出会った。

　スク首席大臣は、『明慧』雑誌、チラシ、しおり、小さな蓮の花の飾りなど、さまざまな法輪大法の資料を受け取った。スク首席大臣は法輪大法およびそのインドでの活動についての説明を熱心に聞いた。大臣の補佐官が2人の記念写真を撮影した。大臣は学習者の努力を支持する意思を示し、その写真を学習者に送るよう指示した。。

首席大臣スークヴィンダー・シング・スークー氏に資料を渡す学習者（左）

　特別支援学校の子どもたちが声をそろえて「法輪大法は素晴らしい」と唱える

　ある福祉担当官が学習者を支援し、二つの特別支援学校で功法を教える手配を行った。生徒の多くは発達障害や感覚障害を抱えているが、それにもかかわらず、集中して功法を学び、真剣に耳を傾けていた。

　多くの生徒は虐待や遺棄を経験したり、両親を失ったりしている。学習者が、中国で迫害によって苦しんでいる学習者の子どもたちの話をすると、生徒たちはその子どもたちに同情を示し、法輪大法の価値観がどのようにして苦しみの中でも忍耐強く不屈でいられる助けとなっているのかを理解した。授業の一環として、学習者は英語とヒンディー語で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えることも教えた。

特別支援学校オークランド校よりの感謝状

　学習者が去る前に、校長が学習者に感謝の手紙を書いた。学習者が学校を離れる際、生徒たちは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と繰り返し唱え、見送った。

　校長「法輪大法は『平和・忍耐・団結』のある人格を育む」

　ある学校の校長は、自身の学校および他の2校で行われた学習者の功法講習に最初から最後まで参加し、深く感動して、特別に手紙を書いて学習者への謝意を表した。

セント・ピーター学院よりの感謝状

　その校長は感謝状の中でこう記している。「学校を代表し、また生徒および教職員一同を代表して、当校の各学年で開催してくださった、鼓舞に満ち、とても意義深い法輪功の講習に対し、心より深く感謝申し上げます」

　「これらの活動は教育的であるだけでなく、大きな感動を与えるものであり、生徒や教職員の間に、『平和・忍耐・団結』の精神を育みました。また、これは私たちのSEE学習カリキュラムとも完全に一致しており、現代社会におけるこれらの価値の重要性を改めて強調しています」

　同校長はまた、中国の学習者が信仰を堅持する努力を支持すると表明した。

　同校長は次のように述べている。「一個人として、私は法輪功学習者と共に立ち、真・善・忍の価値観を堅持する修煉者に対して中共が行っている非人道的な迫害を強く非難します。このような弾圧の中にあっても、あなた（学習者）が自らの学びと体験を勇敢に分かち合っていることは、自由と正義を求めて闘ってきた私たち自身の歩みと深く共鳴しています」

あるインド人の女性学習者が、2025年7月にヒマーチャル・プラデーシュ州の州都シムラーを訪れ、11の学校や施設で14回の功法講習を行い、約2000人が参加した