　【明慧日本2025年12月27日】第7回コロンビア「法輪大法修煉体験交流会」が開催される前日の2025年11月1日、法輪功学習者（以下、学習者）はトンハ市で活動を行い、市民に法輪大法（法輪功ともいう）を紹介した。

　学習者は、トンハ市のユニセントロ・ショッピングセンターの屋外広場で、法輪大法の功法を実演した。トンハ市は標高2,800メートルに位置するため気候は寒冷であるが、地元住民は情熱的で友好的に接してくれた。また、この街は多くの大学を擁するコロンビアの学術的中心地としても知られている。

　学習者は積極的に市民と交流し、通行人にチラシを配布して、法輪大法を修煉することの恩恵や、中国共産党（以下、中共）による中国国内での学習者への迫害の実態を伝えた。さらに、学習者は腰太鼓の演奏を披露し、通りかかったトンハ市民の注目を集めた。

コロンビア・トンハ市のユニセントロ・ショッピングセンター屋外広場で行われた法輪大法の功法を実演

腰太鼓のパフォーマンスを披露する学習者

　それと同時に、1999年以来、中共が中国の学習者に対して行っている迫害にも関心を呼びかけた。多くの学習者が迫害によって命を落とし、さらに多くの学習者が中共の生体臓器収奪の犠牲になっている。中共による迫害の実態を知り、文明国を自称する政府がこれほどまでに野蛮な手段を用いることに、多くの人々が衝撃を受けた。

　通行人に迫害の実態を伝えるとともに、中国の学習者への迫害を非難する署名活動も行った。多くの市民が「強制臓器摘出に反対する医師団（DAFOH）」のG7＋7諸国に提出する請願書に署名し、中共による生体臓器収奪の停止を呼びかけた。

中共による生体臓器収奪の停止を呼びかけ署名する市民

　学習者の信仰を守り抜く姿に、地方紙経営者が深く心を打たれる

　教育コンサルタントであり、地方紙『インフォメディア』を経営するホルヘ・バレロ氏は、法輪功を修煉する友人を通じてすでに法輪大法について知っており、「真・善・忍」の原則にとても強く惹かれているという。

　バレロ氏は次のように述べている。「今日、ここに（法輪功学習者が）集まっている姿を見て、とても特別で素晴らしい感覚を覚えました。これほどまでに精神的な信仰を重視する大きなグループを目にすることは、そう滅多にありません。市民にとっても新鮮なことであり、（法輪功学習者が）法輪大法を伝え広めることはとても価値があると感じています」

　また、バレロ氏は、中共が中国で引き起こしているこの迫害は、直接的な被害者だけでなく、人類全体に関わる問題であると考えている。バレロ氏は、「誰もが自分のやりたいことを行い、自由に考え、自分の望む場所で生活する自由を持つべきです」と語った。

法輪大法の信仰団体を目にし、深く心を打たれたと話すホルヘ・バレロ氏

　音楽家「私たちにはもっと多くの『真・善・忍』が必要」

　音楽の学位を持ち、演劇や声楽の指導に携わっているルビ・サラマンカさん（女性）は、学習者の功法実演を観た後、次のように語っている。「とても不思議な感覚です。自分も彼らの中に入って一緒に煉功したくなりました。平和で静穏、そして癒やしの力さえ感じるエネルギーを受け取っています」

　サラマンカさんは以前、公園で学習者を見かけたことがあり、当時は太極拳だと思っていたという。しかし今回、より直接的に触れたことで、法輪大法の功法がとても素晴らしいものであると感じたと話した。

　サラマンカさんはさらにこう続けた。「法輪大法が守っている『真・善・忍』という3つの原則についてですが、これらは根本的かつ普遍的な価値であると思います。『善』は社会全体が実践すべきものであり、『忍』も同様に極めて重要です。日常生活、例えば道路での運転などを思い返してみてください。譲り合うべきか進むべきか、分からなくなっていることがよくあります。人類社会を改善するためには、これらの原則を生活に活かしていく必要があります。今、（法輪大法の）この修煉法を目の当たりにして、自然とそのような反省が生まれました」

　中共による中国での法輪大法への迫害について、サラマンカさんは次のように述べている。「人が善い行いをしようとすると、往々にしてこのような状況に直面するものだと思います。私たちは高潔さを保ち、正義と公理を支持しなければなりません。こうした事実に直面したとき、憤りや恐怖を感じることは避けられません。1人の人間が別の人間を（これほど残酷に）迫害し、虐待し、その人生を全うする権利を奪うことができるという事実に、恐怖を覚えます。私はこの迫害に断固反対します」

「法輪大法の功法が放つ平和なエネルギーに深く感動した」と話すルビ・サラマンカさん

　医療従事者「生体臓器収奪は極めて非人道的」

　医療アシスタントのサンドラ・ロペスさん（女性）は、法輪大法とその「真・善・忍」の原則について知り、深く心を打たれた。ロペスさんは、この修煉法が「平和と静穏を伝え、同時にこの功法を学ぶことが幸福度を顕著に高めることを人々に教えています」と述べた。

　中共による中国国内での学習者への迫害について、ロペスさんは次のように語っている。「私は看護に携わる者として、（中共が）法輪大法学習者に対して行っている生体臓器収奪という行為は、極めて非人道的であると考えます」

　ロペスさんはまた、学習者がこの迫害を明らかにし、生体臓器収奪を非難し、その停止を求めて活動していることの重要性を強調した。特に、罪のない被害者がまだ生きているうちに臓器を摘出されているという報告に触れ、こうした真実を明らかにするための学習者の努力を高く評価した。