　【明慧日本2025年12月29日】安徽省合肥市巢湖市の法輪功学習者（以下、学習者）・余志強さん（72）は、法輪大法（法輪功）を修煉していることを理由に不当な判決を言い渡され、現在も安徽省宿州刑務所に拘禁されている。余さんは法輪功の基本的理念である「真・善・忍」への信仰を放棄しないことを理由に、刑務所内では残酷な拷問を受け、病院に搬送され救急処置を受けたこともある。宿州刑務所から解放された人によれば、余さんは刑務所内でも信仰を堅持し、「転向」を拒み、「四書」に署名せず、看守に法輪功についての真相を伝え続けたため、手錠をかけられたまま吊り上げられたり、立たせ続けられたり、電撃、唐辛子スプレーの噴射、などさまざまな拷問を受けた。

　余さんは奴隷労働を強制され、監視員らは彼の作業場所に大法を中傷する標語を頻繁に貼った。貼られるたびに、余さんはそれを破り捨てた。監視役の受刑者らは看守に指示され、彼を頻繁に殴打し、罵倒し、顔に繰り返し唐辛子スプレーを吹きつけた。他の受刑者の目撃によれば、使われたスプレーは数十本に及んだという。唐辛子スプレーは中枢神経を強く刺激し、激しい痛みを引き起こすものであるある。余さんの体は拷問によって極度に衰弱し、歯は上下で複数本折られ、頭部の損傷は特に深刻で、命の危険にさらされた。2021年2月、余さんは皖北病院に運ばれ救急治療を受けた。手術によって危機を脱した後も、長期間にわたり刑務所内の病院に入院させられた。

　余さんは現在も、高齢・病弱受刑者監区に不当に拘禁されており、そこは衛星環境も生活状況もさらに劣悪だと伝えられている。迅速な救援が待たれる。

　わずかに得られた情報によれば、余さんの自宅は巢湖市居巢区長江東路にあるという。これまで余さんは何度も連行され、拘禁されてきた。例えば、2001年7月には巢湖市半湯電力療養院の洗脳班に連行され、迫害を受けた。また一別に、生徒たちに真相を伝えた際、中国共産党の虚言を信じ込んだ保護者に通報され、警官によって連行・拘禁された。さらに、余さんはこれまでに何度も不当な判決を下された。