　【明慧日本2025年12月29日】（台湾＝明慧記者・劉文新、夏昀）新年を迎えるにあたり、台湾中部地域の法輪功学習者（以下、学習者）は12月7日、台中市の大甲致用高校のキャンパスにて一日学法と交流を開催した。正午、学習者は一堂に会して李洪志師父に新年のご挨拶を捧げ、「師父、新年おめでとうございます！　法輪大法は素晴らしい、真・善。忍は素晴らしい！」と大きな声で唱え、師父への最高の敬意と感謝を表した。

　新年を迎え、万象が更新される中、多くの学習者が次のように語った。「法輪大法の師父が弟子を修煉の道へと導いてくださり、生活や仕事の中で『真・善・忍』の原則を実践し、善い人、さらに善い人になれるよう努めています。修煉の過程で、心身ともに大きな変化と恩恵を授かりました」。この1年間、学習者たちは社会の人々に絶えず迫害の実態を伝え、より多くの人々に大法の素晴らしさを伝えている。

12月7日、李洪志師父に新年のご挨拶を申し上げる台湾中部の学習者

　大法を得た喜び　生命の真諦を悟る

　「師父の救い済度のご恩に感謝いたします！」と、彰化に住む黄啓書さんは、口を開くと同時に涙を堪えることができず、「人生はあまりにも困難ですが、法はとても尊いものです。大法を修煉することで、生命の根本的な意義を理解し、生命の真諦を知ることができました」と語った。黄さんは言葉では言い尽くせない感謝の思いを抱き、ただ「衆生が皆この大法を得られるように」と願っている。

彰化在住の黄啓書さん、大法に喜びを噛み締め、人生の真諦を悟る

　修煉を始めて20数年になる啓書さんは、過去を振り返り「煉功点で煉功していると、いつも涙が止まりませんでした」と語る。それは感謝であり、感動でした。「ついに見つけた、何千万年も待ち望んでいた大法に出会えたのです」

　今年72歳になる啓書さんによれば、若い頃からずっと探し求め、さまざまな法門を渡り歩き、心の中の謎を解こうとしていたという。「生と死は分からず、人生はままならない。人はなぜ生まれたのか？

　何をするためにこの世に来たのか？」と考えていた。その答えは、『轉法輪』を読んだときに見つけた。今生において「人間として生きることは目的ではなく、ただ『修煉』という二文字、つまり返本帰真し、天国へ帰ることこそが、この世に生まれてきた目的なのです」と啓書さんは語る、幸運にも大法を得られたことに、啓書さんの心は深い感謝で満たされている。

　法を学び煉功することを通じて、啓書さんは「何が本当の修煉なのか」を理解し、同時に心身ともに恩恵を受けている。啓書さんは、法輪功を学んでから「体質が変わった」と話す。以前は3、4カ月に一度はひどい風邪を引き、点滴を打たなければ治らなかったような状態が消え去った。今では「全身に力がみなぎり、体はとても健康です」と啓書さんは話した。

　金属製造業に従事する啓書さんは、生活の中で困難に直面したとき、法理の要求に従って向き合うようにしている。啓書さんは一つの実例を挙げている。ある会社の会長から工事を紹介された際、施工の過程で施主から不当な扱いを受け、あらゆる難癖をつけられただけでなく、絶えず言葉の暴力や人前での屈辱を受けた。しかし、啓書さんは心の中で「自分は修煉者なのだから、相手と同じような態度をとってはいけない」と考えた。そして、あくまで施主の要求通りに工事を完成させたのである。

　その様子をすべて見ていた会長は、啓書さんにこう言った。「黄さん、あなたには感服しました。本当に感服です！」。啓書さんは「私はただ、法の教え通りに行ったまでです。心にやましさはありません」と答えた。

　「大法はとても尊く、得難いものです。心からすべての人にこの法を得てほしいと願っています」と話す啓書さんは、生活の中であらゆる機会を捉えて大法の素晴らしさを人々と分かち合い、すべての人に自分と同じような幸運が訪れることを願っている。

　大法を修煉して知恵が増し、人生がより順調に

　台中在住の譚勤薛（タン・キンセツ）さんは、大法を修煉して約10年になる。譚さんは感謝を込めてこう語った。「法輪功を修煉したことで心身ともに恩恵を受け、知恵が増し、人生に確固たる方向性が見つかりました。歩めば歩むほど、人生が順調になっています」

大法から授かった知恵に感謝する台中在住の譚勤薛さん

　今年、還暦を迎えた勤薛さんは、友人たちの間では「ますます綺麗になっている」と言っている。勤薛さんは、それは法輪功を修煉しているおかげだと説明する。友人からは「顔全体が明るくなって、以前とはまったく違います。どんどん綺麗になっています」と言われている。

　勤薛さんの回想によると、彼女はかつて2度の交通事故に遭い、脊椎が歪んでしまったことで、常に身体の節々に痛みを感じている。中医学や西洋医学などあらゆる治療を試したが、回復しなかった。しかし、法輪功を修煉し始めてから、それらの症状はすべて消え去ったのである。

　身体が健康を取り戻しただけでなく、勤薛さんは法輪功を学んだことで、自身の価値観や人生観までもが変化したことに気づいた。

　「以前の私は、あまりに自己中心的でした」と、勤薛さんは過去の自分を振り返る。会社で世界的なブランドを担当していた勤薛さんは、どうしても自己主張が強くなりがちでした。しかし、大法を修煉してからは、何事も師父の教えに照らし合わせ、「真・善・忍」を処世の原則とするようになった。「人を先にし、自分を後にする」を実践するよう努め、他人の立場に立って考え、できる限り人を助けるよう自分に求めている。

　勤薛さんはこう語っている。「知恵が増し、人と接する時も落ち着いて話せるようになりました。友人たちも私を信頼し、交流することを喜んでくれます」。友人たちは、勤薛さんの「善良さ」や「気品の良さ」を称賛している。

　勤薛さんの変化は姉の目にも明らかでした。以前、姉は彼女に対して非常に厳しく、姉妹間でトラブルが起きると勤薛さんは恨みを抱き続けることがあった。しかし修煉後は、自分の内に向けて修めることを学び、根に持つことがなくなっただけでなく、以前より姉を大切にするようになった。姉も彼女が変わったことを認め、「今では姉妹の絆がより深く、親密になりました」と話している。

　青年大法弟子、大法を修め人生の方向を見出す　家庭も幸福で円満に

　大紀元の印刷工場で働いて8年になる黄彦霖（コウ・ゲンリン）さんは、こう話している。20数年前、母親が長年体調を崩していた際、叔父の紹介で大法を修煉し始めた。すると母親の心身に劇的な変化と恩恵が現れ、それを見て家族全員が次々と修煉の道に入ったという。当時、黄さんはまだ専門学校の学生でしたが、今では2児の父となり、家庭は幸福と喜びに満ちあふれている。

「これほど素晴らしい大法を伝えて下さり、私たち家族全員に恩恵を授けてくださった師父に感謝いたします」と話す黄彦霖さん

　少年の頃から大法に触れている黄さんは、修煉によって心が純粋で穏やかになり、物事を見る角度も同年代の人とは異なるようになったと話す。修煉を通じて心性が高まり、道徳が向上されるにつれ、人生の価値観も大きく変化した。「修煉を重ねるうちに利益を淡々と見られるようになり、何事も全力で、ベストを尽くして取り組むようになりました。『人を先にし、自分を後にする』の精神で、報酬を目的とするのではなく、他人の利益になることを優先しています」

　卒業後、黄さんは半導体業界で働き、高待遇を受けていた。しかし、世の中にはまだ大法の素晴らしさを知らない人が多くいることが心に掛かり、自分も大法のメディア事業に心身を捧げたいと願うようになった。そして8年前、キャリアを転換した。

　大法のメディアに従事しているこの期間、黄さんは多くの収穫があったという。仕事上で同僚と意見の相違が生じ、多くの試練に直面することもあったが、皆が互いに不足を補い合い、心を開いて十分に交流することで、常に最善の解決に至っている。

　海を越えて嫁いだフィリピン人の妻は、黄さんに「あなたと結婚してとても安心している」と伝えている。夫婦仲はとても円満であり、ある時、買ったばかりの新車を妻がぶつけてしまった。妻は黄さんが怒るのではないかと不安に思っていたが、黄さんは「今回は随分とスムーズに駐車できたみたいだね」とユーモアを交えて話した。

　黄さんは家族全員が修煉していることを幸運に思い、家族の全面的な支えに感謝している。黄さんは「師父、これほど素晴らしい大法を伝えて下さり、私たち家族全員に恩恵をもたらしてくださり、ありがとうございます。最後まで修煉を貫きます」と感謝の意を述べた。

　人生の意義を悟り、心身が安定する

　病院の事務職を定年退職した張玉蘭さんは、次のように語った。「20年前、ある人が私に一冊の宝書『轉法輪』を贈ってくれました。読み終えたとき、私は涙が止まりませんでした。一生探し続けてきた答えを、ついに見つけたのです」

「轉法輪を読み涙が止まらなかった張玉蘭さん

　玉蘭さんは、20代の頃から不眠症に苦しんできたという。病院で心臓にステントを入れなければ命に関わると診断された時のことを振り返り、玉蘭さんはこう語った。「ちょうどその時、幸運にも大法に出会いました。煉功を始めてからというもの、体はどんどん健康になり、抱えていた病もいつの間にか消えてしまったのです」

　また、玉蘭さんはこうも述べている。「私と夫は共に戦後中国から移住した二世であり、昔からお互いに言葉が直球すぎて、言い合えば一歩も引かず、家庭の雰囲気は長年緊張状態にありました。しかし、修煉を始めてから『真・善・忍』の法理を理解し、相手の立場に立って考えられるようになりました。私の言葉遣いが穏やかになるにつれ、家族も次第に和やかになってきました、親戚や友人たちからも『本当に大きく変わったね』と言われるようになりました」

　定年退職後も玉蘭さんは地域活動に精力的に取り組んでいる。関係機関からの要請を受け、現在はコミュニティのケア活動に従事しており、これを通じてより多くの人々を助けたいと願っている。地域の高齢者に煉功を教えることもあり、多くの肯定的な反響や感謝の言葉が寄せられている。

　玉蘭さんは両手を合わせて誠実な面持ちで語った。「師父の慈悲深い救い済度のご恩に感謝いたします。私はこれからも、決して怠ることなく着実に修煉に励み、大法の素晴らしさを広く伝え、より多くの人が私と同じように大法から恩恵を受けられるよう尽力してまいります」