文／北京の大法弟子　　

　【明慧日本2025年12月29日】2024年5月、私たちの学法グループは正式に発足しました。この1年余りのグループでの学法を通じて、私たちは修煉において大きく成熟しました。以下では、学法グループのメンバーが集団学法に参加した後に得た収穫や変化についてお話しします。

　当初、家で学法グループを立ち上げたことはとても嬉しかったのですが、果たして続けられるのかという不安もありました。というのも、皆同じ村に住んでおり、家の畑も多く、仕事も忙しいなど、さまざまな事情があったからです。しかし、しばらく学法を続けるうちに、皆は集団学法こそが、師父が私たちに残してくださった修煉向上のための最良の形であり、人を鍛え上げる最良の環境であり方法であると気づくようになりました。一人一人が集団学法を大切にし、師父が残してくださった修煉の形を守るべきだと理解しました。こうして、風雨の日も、酷暑や厳寒の日も、皆が困難を克服して時間どおりに学法に参加し、師父が与えてくださった修煉環境を共に守ってきました。

　学法の際には、私たち一人一人が心を込めて読み、心を込めて聞きます。読み間違いや字を飛ばした箇所があれば、すぐに指摘します。私たちが読んでいるのは佛法であり、一文字一文字、句読点の一つ一つの背後には重なり合う佛・道・神が存在しています。これは師を敬い、法を敬うことでもあるため、皆とても注意を払い、できるだけ正確に読み、また本の文字を手で押さえたりはしません。心を込めて学法する過程で、物事に直面したとき正念を持てるようになり、心性の向上もとても早くなりました。家庭では、私と夫の間に矛盾が生じても、もはや怒りに任せて非難することはなくなり、自分自身を見つめ、何事も他人のことを考え、無私の生命として振る舞うようになりました。

　最初の頃は『轉法輪』を読むだけでしたが、現在では学法の後、皆で一緒に切磋琢磨し、互いの不足している点を見つけ合い、誰がどこをうまくできていないかを率直に指摘し合っています。そして、それを皆が喜んで受け入れています。私たちは師父の要求に従って行い、党文化の要素を混ぜません。なかなかうまくできない点があれば、皆で法の上から助け合って探し、心性を修める中での心得を分かち合うことで、心性はそれぞれ異なる程度で向上しました。例えば、ある同修は、別の同修の家が狭く、学法環境があまり良くないことに気づき、自ら進んで改善を手伝いました。その結果、整って温かみのある小さな環境が整い、夜の学法でも家族に影響を与えることがなくなり、学法の時間を増やすことができました。

　修煉上の問題に気づいたときは、すぐに提案を行い、全体として向上し、全体として昇華することを目指しています。数日前、ある同修が病業の中で心性を守りきれず、家族に病院へ連れて行かれ、学法に参加するのが気まずくなっていました。私たちは彼女のもとを訪ね、法に照らして彼女が向上できるよう助けました。私たちは、師に従ってこの世に下り、衆生を救うという大きな願いを立てています。師父がこのような集団学法の環境を与えてくださったのは、私たちが互いに助け合い、注意し合い、共に精進し、将来、一緒に師父と共に帰るためです。その同修はとても喜び、私たちは再び一緒に学法できるようになりました。

　今年は、師父の『長春輔導員法会での説法』、『各地での説法十四』、『各地での説法十五』も共に学びました。師父は次のように説かれています。「社会の各階層、各環境、各社会のそれぞれの現れはいずれも、人心を試しています」（『各地での説法十五』「二〇一八年ワシントンDCでの説法」）ですから、私たちが一歩進むごとに出会う問題はすべて試練であり、善と悪の中で自分をどう位置づけるかということです。これこそが修煉です。常に法を心に刻み、自分が修煉者であり、神であることを忘れなければ、正しく行うことができます。

　『飛天大学中国古典舞踊の講義での説法』を読んだとき、私は、師父が神韻芸術団を導いている最終目的は人を救うことにあり、中国の伝統文化へ回帰してこそ、衆生が大法に救度される希望があるのだと理解しました。同時に、現代における古典舞踊は、すでに現代人によって変異させられているだけでなく、動物の憑き物まで入り込んでいることも理解しました。

　それを知って、私はとても焦りました。というのも、学法グループの中に、あまり参加していない同修で、現代の古典舞踊を学んでいる人がいたからです。私は人に頼んで、そのことを彼女に伝えてもらいました。彼女は来て、師父の説法を読んだ後、これは師父が「もう学んではいけない」と教えてくださっているのだとすぐに悟り、それ以降、古典舞踊の授業に行くことはなくなりました。

　私は彼女のことを心から嬉しく思いました。これは、師父が与えてくださった集団修煉環境の重要性を、十分に示しています。

　このところ、古い同修の助けを得て、私たちは映画『再び神になる』、『4億人の覚醒』、『アメリカ大行進の盛況』などを鑑賞しました。同修たちの師を信じ法を信じる正念はさらに強まり、心性も向上しました。また、中国共産党の邪悪な本質や、邪悪な首領・江沢民について、より深い認識を持つようになりました。それらは人類を滅ぼす反宇宙の力であり、党文化はすべての中国人を毒しています。修煉者は常にそれを見分け、直ちに否定し、清除し、自らを正し、より多くの中国人を救わなければなりません。

　もう一つ喜ばしい変化があります。以前は誰も文章を書いたことがありませんでしたが、今では文章を書くこともまた、法を実証し、邪悪を清除し、衆生を救う方法であると皆が認識するようになりました。師父から授けられた神筆を手に取り、「5.13」を祝う原稿募集や、毎年恒例の大陸法会原稿募集、2024年の迫害反対25周年などの活動に積極的に参加し、修煉中の小さな物語を心を込めて書き、師父にご報告し、大法と師父の偉大さを実証しています。

　最近、私のインターネットがずっとつながらず、つながっても中の記事が開けない状態が続いていました。自分の心性に関係しているのだろうと思いましたが、原因は見つかりませんでした。そんなとき、師父の新しい経文が発表されました。ネットにつながらないのなら、まず法を暗記しようと思い、繰り返し背誦しました。

　11月8日、その日もネットはつながらず、困っていたそのとき、突然、目の前の画面に師父の法像が現れました。私は呆然とし、何も言えず、涙があふれ、両手を合わせて「ありがとうございます、師父。師父、こんにちは！」と師父に感謝しました。すると、ネットは何の妨害もなく、すんなりと開きました。

　私は、これが、私が精進して法を暗唱し、焦る心を持っていることを師父がご覧になり、励ましてくださったのだと悟りました。この出来事を学法グループの同修に分かち合うと、皆とても喜び、感動し、大いに励まされました。私たちは、これから法を暗記し、法を正す進程にしっかりとついていき、三つのことをきちんと行い、師父の慈悲深い救度に背かないようにしようと決めました。

　法にかなわない点がありましたら、どうか同修の皆さま、慈悲をもってご指摘ください。