　【明慧日本2025年12月29日】ドイツ・ニュルンベルクの法輪功学習者（以下、学習者）は12月20日、市中心部のクリスマスマーケットでキャンドルナイトを開催した。法輪大法の素晴らしさを伝えるとともに、中国共産党（以下、中共）による法輪功への継続的な迫害の犯罪事実を明らかにした。通りがかりの人々からは、「この迫害を皆に知らせることは本当に素晴らしい」「法輪功学習者が行っていることはとても有意義なことだ」といった声が何度も寄せられた。

　ニュルンベルクはドイツの「人権の街」として知られ、著名な人権研究センターを擁している。また、ニュルンベルク国際人権賞の授与を通じて、世界各地の人権機関や活動家にも広く知られている。

　活動では、中共による学習者からの「生体臓器収奪」に反対する署名を募った。集まった署名はドイツ政府に提出される予定。また、法輪功の五式の功法の実演も行われ、訪れた人々が見てすぐ法輪功について理解できるよう努めた。

ニュルンベルクの活動現場で五式の功法を実演する学習者

多くの通行人が情報ブースに立ち寄り、法輪功迫害の実態について尋ねた

　クリスマス直前の最後の週末、世界的に有名な「ニュルンベルク・クリスマスマルクト」には、依然として多くの観光客がこの街を訪れている。活動現場に設置された署名コーナーには、絶え間なく人々が訪れた。多くの市民や観光客が、学習者の中国共産党（以下、中共）の法輪功迫害への抗議活動を支持するため、次々と請願書に署名した。

生体臓器収奪に反対して署名する市民や観光客

　ある女性「今年は必ずベルリンで神韻公演を観ます」

　情報ブースを訪れたある女性は、長い時間をかけて法輪功に関するあらゆる詳細を知ろうとしていた。女性は以前からこの迫害について耳にしたことがあり、「なぜこの平和的なグループが迫害されなければならないのか」という根本的な理由を知りたいと言った。

　迫害について聞いた台湾人観光客、自ら進んで迫害の実態を広める

　台湾から訪れた観光客2人が、情報ブースの横断幕を写真に収めた。そのうちの男性は、台湾でも学習者が中共の生体臓器収奪に反対する抗議活動を行っているのを見たことがあり、支持の署名をしたこともあると話した。男性は、台湾の大多数の若者は中共の本質をはっきりと理解しており、ますます多くの年配世代も中共に対して最も初期の幻想を抱かなくなっていると述べた。香港はすでに台湾人にとっての一つの警鐘となっているという。2人は、ニュルンベルクでのキャンドルナイトの写真をSNSの友人グループに送り、より多くの人に中共の犯罪行為を知らせると語った。

图6：台湾游客在向法轮功学员了解<span class='voca' kid='62'>真相</span>

法輪功迫害の実態を知っていると話す、台湾から訪れた観光客2人

　あるロシア人男性は、自分は旧ソ連出身なので中共の邪悪さをよく理解していると話した。「スターリンは多くの人を殺害したが、毛沢東はさらに多くを殺害した。今、共産主義国家は互いに結託している。共産主義政権は人命を軽視し、さらにそのイデオロギーを西洋社会へ広めようとしています。私たちはこの点をはっきりと認識すべきであり、このようなキャンドルナイト活動などを通じて、こうした事実を伝え続ける努力をしなければなりません」と述べた。

　学習者の反迫害活動を支持する人々

　ある夫婦が展示ブースを訪れ、長年にわたって学習者を支持してきたと話した。女性は、学習者の請願書の署名活動を始めてからすでに10年になると話し、2人は再び署名した。対応した学習者が『明慧二十周年報告』を手渡すと、女性は「ぜひ読ませていただきます」と言い、その目には涙が浮かんでいた。

　ドイツで暮らす若い中国人女性は、子供の頃に中国で法輪功のことを知ったという。マーケットにある学習者のブースを見て、女性は少し戸惑い、驚いた様子だった。というのも、中国で弾圧が始まって以来、法輪功はもう存在しないとずっと思い込んでいたからである。ある学習者が、「自由な国に住んでいるのだから、全面的な情報をもっと詳しく知ってみてはどうですか」と励ますと、女性は中国語の新聞を受け取った。

ドイツに留学中のインド人学生グループ

　ドイツに留学中のインド人学生グループが、法輪功を修煉することの素晴らしさと、中共による学習者への生体臓器収奪の犯罪行為を初めて耳にした。彼らは即座に、法輪功の反迫害を支持して請願書に署名した。インドでも多くの人々が法輪功を修煉していると聞くと、彼らはとても大きな関心を示した。